こんにちは♡
看護師ねふなです
復職に向けて
知識の整理
CT検査
MRI検査
について
お伝えします
CT検査とMRI検査
CT検査、MRI検査は、検診などで病気の疑いがある時に精密検査として実施されることも多いです。
また、緊急時にも早急に画像診断ができることからも実施されています。
それぞれの特徴についてまとめてみました。
1.CT検査・MRI検査
CT検査(Computed Tomography:コンピュータ断層診断装置)
X線を使って人体の輪切り画像をコンピュータによって再構成する装置です。
近年の技術進歩により、全身の撮影ができ撮影時間も短い上、0.5ミリメートルの間隔で断層画像を作成できるため、ごく小さい病変も描出可能です。
体内の様々な病巣を発見することができ、特に心臓、大動脈、気管支・肺などの胸部、肝臓、腎臓などの腹部の病変に関しては、優れた描出能が知られています。
造影剤を使用することにより、腫瘍などの病変部位がわかりやすくなり、腫瘍付近の血管走行や栄養血管を把握することも可能です。
画像データから任意断面像や血管像を作成し、詳細な診断情報を提供しています。
MRI検査(Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像診断装置)
強い磁石と電波を利用して体内の状態を断面像として描写する検査です。
骨のアーチファクトを生じやすい頭部(脳動脈・脳実質)の検査や脊椎、四肢などの関節軟部組織の描出を得意としています。
それぞれ得意・不得意があるためどちらの検査が優れているということはありません。
いずれの検査が最適なのかは、部位や症状・病状・既往などによって変わってきます。
2.CTとMRIの長所と短所
CT検査
放射線(X線)を利用した検査
検査時間:1部位10分程度
長所
騒音・閉塞感が少ない
骨、肺の内部構造などが明確に抽出される
体内に金属が入っていても撮影できる
※ペースメーカー、ICDは機種により撮影できない場合がある
短所
放射線による被ばくがある
MRIと比較して軟部組織の変化がわかりにくい
骨に囲まれるいる部位は画像の乱れがでやすい
MRI検査
磁場と電波を利用した検査
検査時間:1部位20分~1時間程度
長所
放射線による被爆がない
軟部組織構造の抽出に優れている
骨による画像の乱れが少ない
造影剤を使用せずに血管の走行を抽出できる
短所
装備が狭い
騒音が発生する
動きに弱い
骨などの石灰化層の情報が得にくい
時期に反応する金属などが体内にある場合、実施できないことがある
3.CT・MRIの主な撮影箇所
CT検査
頭部CT
脳の断面像を撮影
頭蓋骨の形状や古い脳梗塞の診断、脳出血の診断に有用です。
胸部CT
肺・縦隔の断面像を撮影
胸部X線検査には写らない早期の小さな肺がんや炎症の発見に有用です。
また、胸部大動脈の状態や心臓血管の石灰化の観察ができます。
上腹部CT
上腹部の断面像を撮影
主に肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・脾臓の病変の発見に有用です。
上腹部~下腹部CT
上腹部に加え、骨盤内臓器の断面像を撮影
大腸や膀胱、男性は前立腺、女性では子宮や卵巣の病変の発見に有用です。
内蔵脂肪CT
腹部内臓脂肪と皮下脂肪の面積を測定します。
お腹周りが気になる方、脂質、血糖値、血圧に不安がある方におすすめです。
MRI検査
頭部MRI/MRA
脳の断面および脳血管を撮像
脳梗塞(無症候性)、脳腫瘍、脳動脈瘤の発見に有用です。
下腹部MRI
男性は前立腺と膀胱、女性は子宮・卵巣・膀胱を撮像
前立腺肥大や前立腺がん、子宮筋腫・卵巣嚢腫の発見に有用です。
4.CT画像特徴
高吸収域(白い)
骨 石灰化 出血 金属
低吸収域(黒い)
空気 脳脊髄液(水) 脂肪 梗塞部位
脳梗塞画像所見のポイント
発症直後は異常所見なし
発症数時間で淡い低救急域(黒)
初期虚血サイン
皮質と髄質の境界消失
脳溝の消失
レンズ核の不明瞭化
脳内出血画像所見のポイント
発症直後から高吸収域(白)として認められる
経過とともに周囲に浮腫の低吸収域(黒)を伴う
小さな出血でも厳重な経過観察が必要
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復職に向けて
知識の整理をしました
今回は
CT検査と
MRI検査
について
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看護師ブログ:ねふなHappyワークライフバランスは現役看護師がネフローゼ症候群発症し職場復帰を目指して奮闘する日々を綴っています
入院した経緯や療養生活で感じた不安など実体験を、同じ症状の方や看護や仕事に悩む方の参考になればと思っています
約10年間異業種で働いた後に看護師に復帰した経験もあります
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