
こんにちは♡
ねふなです
今回は
ネフローゼ症候群と
免疫抑制剤シクロスポリン
についてお伝えします
ネフローゼ症候群とシクロスポリン

難治性ネフローゼ症候群における治療の一つである
免疫抑制剤シクロスポリンについてまとめています
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1.シクロスポリン

シクロスポリン
T細胞の働きを抑制することで強力な免疫抑制作用を発揮し
臓器移植後の拒絶反応や自己免疫疾患の治療に用いられる免疫抑制剤
2.ネフローゼ症候群とシクロスポリン

ネフローゼ症候群とシクロスポリン
微小変化型やステロイド抵抗性・依存性ネフローゼ症候群の治療において
T細胞を抑制し糸球体障害を改善、尿蛋白を減らす目的で使用される
ステロイドで効果不十分な場合や再発を繰り返す際に用いられる
通常1日2回、約2年間を目安に血中濃度を管理しながら内服
3.作用機序

シクロスポリンの作用機序
シクロスポリンカルシニューリン阻害薬
作用機序
細胞内タンパクシクロフィリンと結合
↓
カルシニューリン(calcineurin)阻害
↓
転写因子 NF-AT が活性化できない
↓
IL-2産生低下
↓
T細胞増殖抑制つまりT細胞活性化抑制
→免疫反応が抑えられる
→糸球体の炎症が改善
結果
→ 蛋白尿が減少
さらにシクロスポリンには
足細胞(podocyte)の骨格構造を安定化する作用もあるとされている
※足細胞(podocyte)
糸球体上皮細胞のこと
糸球体基底膜を 外側から覆う細胞
その細胞体から一次突起さらに足突起 と呼ばれる突起を伸展している
※液性免疫への影響は比較的弱い
4.副作用

副作用
腎障害(最も重要)
シクロスポリンの代表的副作用
機序
腎血管収縮
↓
腎血流低下
↓
腎機能低下
高血圧
腎血管収縮+Na貯留
→血圧上昇
神経毒性
振戦
頭痛
痙攣
意識障害
感染症
免疫抑制のため感染リスク上昇
細菌、真菌、ウイルス
悪性腫瘍
長期使用で発症リスクを高める可能性
免疫抑制剤は移植後の拒絶反応などを防ぐため免疫を抑える
この作用が発癌の抑制機能も低下させる
リンパ腫、皮膚癌など
その他
多毛
歯肉増殖
高カリウム血症
高尿酸血症
5.看護・臨床上の注意点
看護・臨床上の注意点
1.血中濃度モニタリング(TDM)
シクロスポリンは治療域が狭いため血中濃度測定が重要
過量→腎障害
不足→拒絶反応
2.腎機能モニタリング
確認項目
クレアチニン
尿量
eGFR
3.血圧管理
高血圧が起こりやすい
4.感染予防
免疫抑制状態のため
手洗い
発熱チェック
白血球などを確認
5.薬物相互作用
シクロスポリンはCYP3A4で代謝
そのため血中濃度が変化しやすい
濃度上昇
マクロライド系抗菌薬
アゾール系抗真菌薬
グレープフルーツ
濃度低下
リファンピシン
フェニトイン
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前回記事はこちら

今回は
ネフローゼ症候群と
シクロスポリン
についてまとめました
前回の記事も
ごらんください♡

最後までご覧いただきありがとうございます
看護師ブログ
ねふなHappyワークライフバランスは
現役看護師がネフローゼ症候群発症し
職場復帰を目指して
奮闘する日々を綴っています
入院した経緯や療養生活で感じた不安など実体験を
同じ症状の方や看護や仕事に悩む方の
参考になればと思っています
約10年間異業種で働いた後に
看護師に復帰した経験もあります
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