5つのポイントで知るDPP-4阻害薬

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5つのポイントで知るDPP-4阻害薬
看護師ねふな
看護師ねふな

こんにちは♡
看護師ねふなです

  

復職に向けて
知識の整理をしました

 
今回は
糖尿病薬の
DPP-4阻害薬
について

お伝えします

5つのポイントで知るDPP-4阻害薬

ネフローゼ症候群に罹患し、現在もプレドニン薬を内服し治療中です。
そのため、ステロイド性糖尿病になり、現在トラゼンタ錠を内服中です。
自分の内服しているトラゼンタ錠、DPP-4阻害薬について改めて5つのポイントでまとめて記載しています。

「病気がみえる(vol.3) 糖尿病・代謝・内分泌」はこちら↓↓

ポイント1:DPP-4阻害薬

DPP-4阻害薬
体内でインスリン分泌を促す物質の作用を強め、血糖値を下げる薬
GLP-1(消化管ホルモン)を分解するDPP-4という酵素を阻害しGLP-1の作用を増強し、インスリン分泌を促進させる
単剤で投与した場合の低血糖はおこりにくいとされる
薬理作用
食事を摂取すると、GLP-1、GIPという消化管ホルモンが分泌され、膵臓に対しインスリン分泌を促します。
さらに、GLP-1は膵臓からのグルカゴン分泌を低下させ、肝臓における糖の産生を抑制します。
GLP-1はこのように血糖を下げますが、血糖に依存的に作用するので、血糖値が低い場合にはインスリンの分泌を促進せず必要以上に血糖を下げません。
GLP-1は体内でDPP-4という酵素により分解されます。
そのため、DPP-4を阻害すればGLP-1の作用の減弱を抑えることによってGLP-1の働きを高め、血糖が高い時にインスリン分泌を促進し血糖値を下げる作用をあらわします。

マイナビ看護師

ポイント2:DPP-4阻害薬特徴

単独では血糖降下作用がやや弱いので、他の糖尿病治療薬と併用することがあります。
インスリン注射薬をふくめ、α-グルコシダーゼ阻害薬、チアゾリジン薬、スルフォニル尿素薬、速効型インスリン分泌促進薬、ビグアナイド薬など、すべての糖尿病治療薬との併用が可能です。
血糖に依存しゆるやかに作用するので、効きすぎによる低血糖を起こしにくいです。
食欲を増進することがなく体重増加をきたしにくいとされます。
肥満型に加え、日本人に多い非肥満型の糖尿病にも有用と考えられています。

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ポイント3:DPP-4阻害薬副作用

低血糖症状
冷汗、気持ちが悪くなる、手足のふるえ、ふらつき、脱力感
上記のような症状がみられる場合は、吸収の速い糖分などを摂取する
消化器症状
便秘、胃部不快感、吐き気、下痢など
皮膚症状
稀に発疹、湿疹、痒みなどがあらわれる場合がある

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ポイント4:腎排泄型DPP-4薬剤の特徴

グラクティブ ジャヌビア
シタグリプチン製剤
腎機能が低下している場合は減量するなど調節する場合がある
他の糖尿病治療薬との配合製剤
SGLT2阻害薬(イプラグリフロジン)との配合剤(スージャヌ配合錠)
ネシーナ
アログリプチン製剤
他の糖尿病治療薬との配合製剤
チアゾリジン薬(ピオグリタゾン)との配合剤(リオベル配合錠)
ビグアナイド薬(メトホルミン)との配合剤(イニシンク配合錠)
スイニー
アナグリプチン製剤
肝機能障害がある場合でも投与によるリスクが少ない
他の糖尿病治療薬との配合製剤
ビグアナイド薬(メトホルミン)との配合剤(メトアナ配合錠)
ザファテック
トレラグリプチン製剤
服用方法
週に1回服用する
マリゼブ
オマリグリプチン製剤
服用方法に関して
週に1回服用する

ポイント5:その他DPP-4薬剤の特徴

エクア
ビルダグリプチン製剤
加水分解、代謝・排泄に関して肝機能の影響を受けやすい
原則として、重度の肝機能障害がある患者へは使用しない
他の糖尿病治療薬との配合製剤
ビグアナイド薬(メトホルミン)との配合剤(エクメット配合錠)
オングリザ
サキサグリプチン製剤
腎臓及び肝臓の両経路により排泄される
トラゼンタ
リナグリプチン製剤
胆汁排泄型
腎機能障害や肝機能障害がある場合でも用量の調節が不要とされる
他の糖尿病治療薬との配合製剤
SGLT2阻害薬(エンパグリフロジン)との配合剤(トラディアンス配合錠)
テネリア
テネリグリプチン製剤
主に肝代謝であるが、肝臓と腎臓の2つのルートで消失する特徴を持つ
他の糖尿病治療薬との配合製剤
SGLT2阻害薬(カナグリフロジン)との配合剤(カナリア配合錠)

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今回は
糖尿病薬の
DPP-4阻害薬
について

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看護師ブログ:ねふなHappyワークライフバランスは現役看護師がネフローゼ症候群発症し職場復帰を目指し奮闘する日々を綴っています。
初めて入院にまで至ったネフローゼ症候群について、入院の経緯、療養生活の不安などをお伝えして、少しでも同じ症状の方の療養生活や看護や仕事の悩みの参考になればと思っています。
看護の知識もちょっとずつまとめてアウトプットしています。
また、異業種を約10年働き再び看護師復帰をした経験もあります。
看護師以外の方へも仕事の悩みや日々をHappyに過ごす参考に少しでもなればと思っています。

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