BPSモデルを理解する3つのポイント

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BPSモデルを理解する3つのポイント 看護
BPSモデルを理解する3つのポイント
看護師ねふな
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こんにちは♡
看護師ねふなです

  

復職に向けて
知識の整理をしました

 
今回は
BPSモデル
について

お伝えします

BPSモデルを理解する3つのポイント

患者が置かれている困難な状況を把握するために、多角的にとらえることが重要です。
生物(bio)、心理(psycho)、(social)という 3 つの側面からとらえる考え方のBPSモデルについて記載しています。

1:BPSモデルの背景

BPSモデル
1970年代にEngelという精神科医が提唱したモデルです。
患者を、遺伝子や体の構造などの生物学的な面、気分や行動といった心理学的な面、社会や文化などの社会的な面という3つの側面から包括的にとらえるというモデルです。
3つの側面からアセスメントを行うことで、問題を様々な視点からとらえ、治療や支援を実行するための枠組みです。
精神疾患だけではなく、身体疾患を抱える患者へのケアにも活用されています。
提唱以前
Biomedical Model(生物医学モデル)
「病気の原因があり何らかの疾患・障害がおこる」という直線的な因果関係
このモデルは病気の原因は1つであり、治療の選択肢も1つ、慢性の病気など原因が一つに特定できない病気については十分に説明できないといった問題点がありました。

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2:心身相関とBPS(Bio-Psycho-Social) モデル

身体と心のつながり
身体と心のつながりは、私たちの健康や幸福に深い影響を与えます。
この身体と心のつながりを考える上で重要な概念が心身相関BPS(Bio-Psycho-Social) モデルです。

心身相関
身体の状態が心に影響を与え、心の状態も身体に影響を与えるという考え方です。
ストレスがかかったときに、身体の一部が痛んだり、下痢をしたり症状がでる
逆に、がんの診断や治療が自傷のリスクを高めるほど大きな心理的な影響を与える

BPS(Bio-Psycho-Social:生物・心理・社会)モデル
健康や病気・疾患の理解において、生物学的(Bio:B)、心理的(Psycho:P)、社会的(Social:S)要因の相互作用している。
病気を単なる生物学的な問題として捉えるのではなく心理的、社会的背景も重要な要因としてとらえるというものです。
社会的要因の相互作用を理解することも、心身の治療や対人援助の支援で欠かせません。
1つの要因のみが優位という関係ではなく、各要因を分離させず、包括的なとらえます。
医療者は患者の疾患だけでなく、その背景にある生活環境や心理的要因なども含めた全体像を把握し、より適切な医療を提供することをめざします。

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3:BPSモデルにおけるリスク

BPSモデルにおけるリスク
精神科医ナシア・ガミー氏が、BPSモデルのリスクについて洞察を提供しています。

生物学的な観点がほかの要因よりも優先されてしまう
偏ったアプローチでは、心理的や社会的な要因が見落とされ、患者の状態を包括的に理解することができなくなります。
心理を勉強した人は心理的要因ばかりに目が向き、ほかの要因を排除してしまう傾向があります。
介入したいところに介入するのではなく、患者に意味のある部分への介入が重要です。
ただ単に3つの側面を列挙するだけでなく、相互作用や影響の複雑さを理解し、治療介入を適切に行うことが重要です。
複雑な関係性を適切に分析せず、単純化したアプローチを行うことは、患者にとって不利益となります。
バランスの取れたアセスメントとアプローチにはトレーニングが欠かせない
最大限に活用するためには、バランスの取れたアセスメントとアプローチが必要です。
本質的には多職種によって構成されるチームが必要になります。
生物学的な観点だけでなく、心理的、社会的な要因を考慮し、全体像を把握し、変化しうる介入点の目星をつけることです。
そのために継続的な教育やトレーニングが必要であり、専門家や支援者は異なる視点を統合するスキルを磨くことが不可欠となります。

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看護師ブログ:ねふなHappyワークライフバランスは現役看護師がネフローゼ症候群発症し職場復帰を目指し奮闘する日々を綴っています。
入院にまで至ったネフローゼ症候群について、入院の経緯、療養生活の不安などをお伝えして、少しでも同じ症状の方の療養生活や看護や仕事の悩みの参考になればと思っています。
看護の知識もちょっとずつまとめてアウトプットしています。
また、異業種を約10年働き再び看護師復帰をした経験もあります。
看護師以外の方へも仕事の悩みや日々をHappyに過ごす参考になればと思っています。

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