薬剤投与ラインと薬剤安定性

*本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
薬剤投与ラインと薬剤安定性 看護
薬剤投与ラインと薬剤安定性
看護師ねふな
看護師ねふな

こんにちは♡
看護師ねふなです

  

復職に向けて
知識の整理をしました

 
薬剤の
投与ラインと
薬剤安定性
について

お伝えします

薬剤投与ラインと薬剤安定性

疾患治療上重要な薬剤投与。正しく投与管理ができないと、作用が不十分なだけでなく、患者にとって良くない影響をもたらすこともあります。
薬剤管理の投与ラインと薬剤安定性についての注意点をまとめています。

マイナビ看護師

1.投与ライン

投与ライン
薬効の類似するものは同意ラインに接続する
薬剤作用発現が早く、効果が大きい薬剤は単独ラインで投与する
ライン整理
側管注禁止のライン投与を防ぐことができる
側管注禁止
薬理作用の大きいラインからボーラス投与禁止
配合変化による薬剤の結晶化、沈殿、薬効低下
ライン交換
交換時、新しいラインからの薬剤が血管内へ到達するまでに、新旧の薬剤を同時に投与し、流量の変動を避ける工夫が必要
循環動態が安定している場合の方法
1.新しい薬剤を空きポンプへセットし、プライミングする
2.指定流量で稼働させ流量を安定させる
3.旧薬剤ラインを外し、新しいラインを接続する
デメリット
手間取った場合循環変動を起こす場合がある
循環変動を来しやす場合の方法
1.新しい薬剤を空きポンプへセットし、プライミングする
2.三方活栓に接続し低流量から開始する
3旧薬剤の流量を、新しい薬剤の流量分減量する
4.新しい薬剤の流量が規定流量になるまで2.3を繰り返す
デメリット
新旧の三方活栓間が長い場合は薬剤濃度が変わり、循環変動を来す可能性がある

精密輸液ポンプの流量安定にかかる時間

例)テルモ製:1ml/h流量の場合30分 5ml/h流量の場合10分

2.抗菌薬溶解後の薬剤安定性

抗菌薬溶解後の薬剤安定性
抗菌薬は投与時に溶解液(生理的食塩水、5%ブドウ糖液等)で溶解します。
溶解後は保存状況(温度、湿度、光)によって影響が生じます。
1.抗生剤の含量や力価が低下する
2.細菌が繁殖しやすくなる
※薬剤によって安定性は変わります、基本は投与直前に溶解します。

気になる職場の生の情報満載 看護師転職サイト『ナースJJ』

3.主な薬剤の安定性時間

主な薬剤の安定性
溶解液指定がないものは、生理的食塩水、5%ブドウ糖液とも同じ安定性です。
ペニシリンG
室温で6時間、冷所で24時間以内に使用
ペントシリン
冷所で24時間以内に使用
ユナシン
5%ブドウ糖液の場合3時間以内に使用
セフメタゾン
室温で24時間以内に使用
パンスポリン
8時間以内に使用
スルペラゾン
室温で6時間以内、冷所で48時間以内に使用
フルマリン
室温で6時間以内、冷所で24時間以内に使用
モダシン
室温で6時間以内、冷所で72時間以内に使用
ファーストシン
12時間以内に使用
メロペン
生理的食塩水の場合室温で6時間以内、冷所で24時間以内に使用
5%ブドウ糖液の場合3時間以内に使用
エリスロマイシン
5%ブドウ糖液の場合3時間以内に使用
バンコマイシン
24時間以内に使用
タゴシット
5%ブドウ糖液の場合6時間以内に使用

関連記事はこちら

看護プチ情報

看護師専門の転職サイト【ナースジョブ】

前回の記事はこちら

看護師ねふな
看護師ねふな

復職に向けて
知識の整理をしました

 
今回は
薬剤の
投与ラインと
薬剤安定性
について

お伝えしました

前回の記事も

ごらんくださいね♡

抗菌薬の作用機序と副作用
抗菌薬の作用機序と副作用

抗菌薬の作用機序と副作用

看護師資格あるし復職しようかな?ブランクありの求人も掲載中【看護師求人EX】

看護師ブログ:ねふなHappyワークライフバランスは現役看護師がネフローゼ症候群発症し職場復帰を目指して奮闘する日々を綴っています。
ネフローゼ症候群で入院した経緯や療養生活で感じた不安などを分かりやすく説明して、同じ症状の方や看護や仕事に悩む方の参考になるようにしています。
看護の知識も少しずつまとめて紹介しています。
また、約10年間異業種で働いた後に看護師に復帰した経験もあります。
看護師以外の方にも仕事や日常生活をHappyにする情報を提供できればと思っています。

タイトルとURLをコピーしました