こんにちは♡
看護師ねふなです
復職に向けて
知識の整理をしました
栄養管理
脂質
コレステロール
について
お伝えします
栄養管理:脂質・コレステロール
ネフローゼ症候群の影響により血中の総コレステロール、中性脂肪が上昇し、ロスバスタチンを内服中です。
病状が落ち着き内服の効果もでてきたので、値は徐々に下がってきます。
脂質の特徴や、摂取についてもまとめてみました。
ネフローゼ症候群について詳しくはこちら
1.脂質
脂質
炭水化物やタンパク質とともにエネルギー源として働く栄養素
1gにつき約9kcalのエネルギーを算出します。
炭水化物やタンパク質は1gにつき約4kcalのエネルギー算出と考えると脂質は効率の良いエネルギー源といえます。
体内では水分の次に多く含まれます。
役割
体内でエネルギー源として使われる
ホルモンや細胞膜お構成成分となる
脂溶性ビタミンの吸収を補助する
皮下脂肪として蓄えられて体を急激な温度差から守り体温を保持する
内臓を保護をする
種類
単純脂質(中性脂肪など)
複合脂質(リン脂質、リポたんぱく質など)
誘導脂質(コレステロール、脂肪酸、ステロイドなど)
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2.コレステロール
コレステロール
副腎皮質ホルモンをはじめとしたホルモンや細胞膜を作る働き
7~8割は体内で糖や脂肪から合成され、2~3割は体外から取り入れられる
悪玉コレステロール(LDLコレステロール)
役割
肝臓で作られたコレステロールを書く組織へ運ぶ
※増えすぎたLDLコレステロールは、血管壁に溜まって脳や心臓に悪影響を与えます。
正常範囲
140mg/dl未満
善玉コレステロール(HDLコレステロール)
役割
細胞内や動脈内に溜まっている、不要なコレステロールを取り込んで肝臓に戻す働き
正常範囲
40mg/dl以上
※LDLコレステロールとHDLコレステロールは良いバランスを保ち、血液中のコレステロールが増えすぎないよう調整しています。
3.脂肪酸
脂肪酸
脂質の主要な構成要素のひとつで、ほかの物質と結合して脂質を作る
飽和脂肪酸
常温では固体
乳製品、肉などの動物性脂肪や、ココナッツオイルなどに多く含まれる脂肪酸です。
エネルギー源になりやすい半面、一般的に過剰摂取しやすく、悪玉であるLDLコレステロールを上昇させて健康リスクを高めます。
不飽和脂肪酸
常温では液体
一価不飽和脂肪酸
n-9系脂肪酸
オレイン酸など
動物性脂肪やオリーブ油などの植物油に多く含まれます。
食べ物から摂取するほか、体内で合成することもできます。
多価不飽和脂肪酸
n-3系脂肪酸
α-リノレン酸、DHA(ドコサヘキサエン酸)、IPA(イコサペンタエン酸)など
n-6系脂肪酸
リノール酸、アラキドン酸、γ-リノレン酸など
※α-リノレン酸、リノール酸、アラキドン酸は体内で合成できないか、合成できても必要量を満たせないため、食物から摂取する必要がある必須脂肪酸です。
4.摂取不足と過剰摂取
摂取不足
ホルモンバランスの乱れる
エネルギー不足
体力低下
皮膚炎
脳出血の可能性
過剰摂取
エネルギー過剰による肥満
動脈硬化
脂質異常症
糖尿病
冠動脈疾患のリスク
大腸がん、乳がん、前立腺がん
5.脂質摂取量
脂質摂取量
※食事摂取基準(厚生労働省)
脂肪エネルギー比率の目標量
総摂取エネルギーに占める、脂質からの摂取エネルギーの割合
20%以上30%未満(年齢問わず男女)
飽和脂肪酸の摂取目標量は
7%相当以下(18歳以上の男女)
※必要なエネルギー量は性別・年齢・身体活動量によって異なります。
栄養成分・一日のエネルギー必要量の算出方法についてはこちら
脂質摂取目標量
例:30~49歳女性デスクワーク中心の活動量
一日の必要エネルギー量は2050kcal
25%は512.5kcal
脂質は1g=9kcalのため512.5kcal÷9kcal= 56.9gが脂質の摂取目標量
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前回の記事はこちら
復職に向けて
知識の整理をしました
今回は
栄養管理
脂質
コレステロール
について
おつたえしました
前回の記事も
ごらんくださいね♡
栄養管理:タンパク質
看護師ブログ:ねふなHappyワークライフバランスは現役看護師がネフローゼ症候群発症し職場復帰を目指し奮闘する日々を綴っています。
初めて入院にまで至ったネフローゼ症候群について、入院の経緯、療養生活の不安などをお伝えして、少しでも同じ症状の方の療養生活や看護や仕事の悩みの参考になればと思っています。
看護の知識もちょっとずつまとめてアウトプットしています。
また、異業種を約10年働き再び看護師復帰をした経験もあります。
看護師以外の方へも仕事の悩みや日々をHappyに過ごす参考に少しでもなればと思っています。