
こんにちは♡
ねふなです
今回は
ステロイド
パルス療法
について
お伝えします

ステロイドパルス療法

ネフローゼ症候群における
治療法である
ステロイパルス療法について
まとめています
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1.ステロイド薬

ステロイド
副腎(両側腎臓の上端)から作られる
副腎皮質ホルモンの一種
主な効果
炎症を抑える
関節リウマチ・喘息・皮膚炎
免疫を抑える
膠原病・ネフローゼ症候群
自己免疫疾患
アレルギー反応を抑える
アナフィラキシー
2.ステロイドパルス療法

ステロイドパルス療法
高用量の副腎皮質ステロイドを
短期間(通常3日間)静脈投与する治療法
目的
炎症や自己免疫反応を強力
かつ迅速に抑える
主な適応疾患
全身性エリテマトーデス
(SLE)などの
膠原病
多発性硬化症(MS)
視神経脊髄炎などの中枢神経疾患
重症ネフローゼ症候群
ループス腎炎
間質性肺炎、重症喘息
血管炎症候群
投与方法例
メチルプレドニゾロン
500mg〜1000mg/日×3日間
点滴静注
その後、経口ステロイドへ
移行し徐々に減量していく
3.看護のポイント

看護のポイント
急性期観察項目
観察内容 | 理由・背景 |
血糖値の変動 | ステロイドによる 高血糖のリスクあり |
血圧、脈拍、体温 | 感染や心負荷への 影響をモニタリング |
精神・神経症状 | 一時的な躁状態 不眠、混乱が出る |
胃部不快感・腹痛 | 胃潰瘍、胃炎リスクが 高まるため |
電解質異常 | Na↑、K↓などの 変化に注意 |
感染兆候 発熱・咳・尿路症状 | ステロイドによる 免疫抑制で 感染しやすくなる |
看護ケア
胃粘膜保護薬の併用確認
例:PPI、H2ブロッカー
高血糖に備えて血糖測定
特に糖尿病患者
感染予防対策
手指衛生、必要時は隔離
夜間不眠や興奮時は
環境調整・医師への報告
点滴速度・漏れ、投与量
6Rチェックを徹底

4.ステロイド副作用

副作用
項目 | 詳細 |
精神症状 | 不眠、焦燥感 抑うつ、幻覚など |
代謝異常 | 高血糖 高Na・低K 体重増加 |
感染リスク | 易感染状態 潜在感染の再燃 |
消化器障害 | 胃潰瘍、嘔気・嘔吐 |
心血管系 | 高血圧、浮腫 不整脈など |
副作用が気になったり
症状が改善しても
自己判断での中止は
絶対にやめましょう!
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前回記事はこちら

今回はステロイド
パルス療法を
お伝えしました
前回の記事も
ごらんください♡

最後までご覧いただき
ありがとうございます
ねふなHappyワークライフ
バランスは現役看護師が
ネフローゼ症候群発症
職場復帰を目指して
奮闘する日々を綴っています
入院した経緯や療養生活で
感じた不安など実体験を
同じ症状の方や看護や
仕事に悩む方の参考に
なればと思っています
約10年間異業種で働いた後
看護師に復帰した経験もあります
看護師以外の方にも仕事や
日常生活をHappyにする
情報を提供できればと思っています
