
こんにちは♡
ねふなです
今回は
ネーザルハイフロー
についてお伝えします
ネーザルハイフロー

主に呼吸不全患者に使用される
高流量の加温・加湿した酸素を鼻カニューレから投与する呼吸補助療法
ネーザルハイフローについてまとめています
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1.ネーザルハイフロー

ネーザルハイフロー(NHF)
高流量鼻カニュラ
加温・加湿された高流量酸素(30〜60L/min)を鼻カニュラで投与する方法
主な生理学的効果
1.安定した高FiO₂投与
高流量のため室内空気の混入が少ない
2.PEEP様効果( 約2〜5 cmH₂O)
呼気終末陽圧で肺胞虚脱を防ぐ
3.CO₂ washout(死腔洗浄)
鼻咽頭のCO₂を洗い流す
4.呼吸仕事量の軽減
呼吸数低下
努力呼吸改善
酸素化改善+呼吸負担軽減が同時に得られる
2.NHF開始の目安
NHF開始のSpO₂目安
厳密な数値は決まっていないが、臨床では以下が目安
NHF導入を考える状態
通常酸素療法でSpO₂ < 92〜94%
酸素 5〜6L以上必要
リザーバーマスクでもSpO₂維持困難
呼吸数 ≥ 25〜30/分
呼吸困難(努力呼吸)
具体例
| 状況 | 対応 |
| nasal O₂ 3LでSpO₂ 95% | 継続 |
| nasal O₂ 5LでSpO₂ 90% | NHF検討 |
| リザーバー10LでSpO₂ 90% | NHF導入 |

3.初期設定と目標SpO₂
NHF初期設定
流量:40〜50 L/min
FiO₂:40〜60%
目標SpO₂
一般患者:92〜96%
COPD:88〜92%
4.NHFとNPPV
NHFとNPPVの使い分け
| NHF | NPPV | |
| 主な目的 | 酸素化改善 | 換気補助 |
| 陽圧 | 弱い | 強い |
| CO₂排出 | やや改善 | 強く改善 |
| 装着感 | 良い | 不快 |
| 会話・食事 | 可能 | 困難 |
NHFが適する状態
低酸素性呼吸不全
肺炎
急性呼吸窮迫症候群
COVID肺炎
抜管後呼吸不全
特徴
酸素化が問題(PaO₂低い)
NPPVが適する状態
換気不全(CO₂貯留)
慢性閉塞性肺疾患増悪
心原性肺水腫
神経筋疾患
特徴
PaCO₂↑
5.悪化サイン
NHFで注意する悪化サイン
NHF開始後1〜2時間で評価
悪化サイン
SpO₂改善しない
呼吸数 >30
努力呼吸持続
意識悪化
PaO₂/FiO₂低い
悪化サインが認められたら
NPPV or 気管挿管
ROX index(NHFの有名な指標)
NHFの成功予測に使われる
ROX index
=SpO₂ / FiO₂ ÷ 呼吸数
| ROX index | 解釈 |
| >4.88 | 成功可能性が高い |
| <3.85 | 挿管リスクが高い |
6.NHFと挿管の判断タイミング
NHFと挿管の判断タイミング
NHF開始後1~2時間以内の評価が重要
挿管を強く検討するサイン
酸素化の悪化
SpO₂が 90%未満
FiO₂ 0.6以上でも改善しない
呼吸状態の悪化
呼吸数 30~35回/分以上
強い努力呼吸(肩呼吸・陥没呼吸)
循環・意識の変化
意識レベル低下
血圧低下
頻脈持続
血液ガス結果の悪化
PaO₂改善なし
CO₂上昇
このような場合はNHF継続より挿管の方が安全
NHFで改善するパターン
以下が見られれば継続可能
呼吸数 減少
SpO₂ 安定
呼吸困難軽減
会話可能
ROX indexで評価
7.NHF流量設定のコツ

NHF流量設定のコツ
NHFはFiO₂より流量が重要と言われている
初期設定(よく使われる設定)
流量:40~50 L/min
FiO₂:0.4~0.6
流量を上げる目的
流量を上げる
→気道陽圧増加
→CO₂ washout
⇒呼吸仕事量減少=呼吸が楽になる
流量調整
呼吸苦が強い場合
→ 流量を上げる
酸素化不足
→ FiO₂を上げる
実際の調整例
呼吸困難強い→流量50〜60L/min
SpO₂低い→ FiO₂ 0.6〜0.8
8.看護の観察ポイント

看護の観察ポイント
重要なのは呼吸の評価
観察ポイント
呼吸状態
呼吸数
努力呼吸
胸郭運動
呼吸困難
会話可能か
不穏の有無
全身状態
意識
血圧
発汗
努力呼吸の具体例
肩呼吸
胸鎖乳突筋使用
陥没呼吸
鼻翼呼吸
これらは挿管が近いサイン
9.NHF看護の注意点
NHF看護の注意点
NHFは加湿が重要
加湿不足
痰粘稠化
気道乾燥
カニュラ位置(鼻孔の約半分程度がベスト)
深すぎる
不快
効果低下
口呼吸
口が開くとPEEP効果が低下
看護での重要な観察まとめ
NHF患者で最も重要なのは呼吸数
理由
呼吸数は呼吸不全悪化の最も早い指標
危険ライン
呼吸数 30以上
SpO₂ 改善しない
不穏
→ 医師へ早期報告
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前回記事はこちら

今回は
ネーザルハイフロー
についてまとめました
前回の記事も
ごらんください♡

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看護師ブログ
ねふなHappyワークライフバランスは
現役看護師がネフローゼ症候群発症し
職場復帰を目指して
奮闘する日々を綴っています
入院した経緯や療養生活で感じた不安など実体験を
同じ症状の方や看護や仕事に悩む方の
参考になればと思っています
約10年間異業種で働いた後に
看護師に復帰した経験もあります
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