大動脈解離保存療法中・慢性期の看護

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看護師ねふな
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大動脈解離保存療法中・慢性期の看護

大動脈解離SF-Bの保存療法中の看護、慢性期の看護についてまとめています。

「病気がみえる(vol.2) 循環器」はこちら↓↓

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1.大動脈解離の検査・診断

大動脈解離の検査・診断
1.病歴
激しい胸背部痛、その他症状
2.身体所見・採血
ABI検査
聴診:大動脈弁閉鎖不全の雑音
心不全徴候
血液検査:WBC Hb CRP D-Dimer
3.心電図、レントゲン、心エコー
ACSの除外
心嚢液貯留の有無 大動脈弁逆流の有無 フラップの有無
4.CTスキャン
⇒急性大動脈解離の診断

ABI検査(Ankle BrachialIndex)
四肢の血圧を同時に測定し、上肢と下肢の血圧の比を算出
下肢の動脈硬化や、狭窄、血流を評価
ABI=足関節の収縮期血圧÷上腕の収縮期血圧(左右のうちの高い方)
基準値(安静時)
0.9以下動脈閉塞の疑いあり
0.8以下動脈閉塞の可能性が高い
※大血管疾患では重要 入院時評価

2.SF-B保存療法中の観察とケア

SF-B保存療法中の観察とケア
血圧管理
最も重要
指示範囲内に血圧を調整
活動による血圧変動、降圧によるふらつきや尿量減少に注意
排便コントロール

酸素化能
炎症性の胸水や肺障害
酸素化能悪化
SPO₂値の数位と呼吸状態
過度な尿量減少注意

安静の保持
安静の必要性の説明
せん妄のリスク
腰痛などの苦痛
環境調整とストレス緩和
ストレスの緩和

疼痛緩和
解離進行による疼痛の可能性を視野に入れる
背部痛や腰痛に対しては慎重に対応
血圧やABIを測定し解離進行を評価し降圧が必要か、鎮痛剤が必要かを評価

虚血サインの観察
腸管虚血(腹痛、代謝性アシドーシス、下血など)
下肢虚血(下肢の冷感、チアノーゼ、脈の触知不可)
腎虚血(尿量減少、Cr値の上昇)

大動脈管理分類SF-A・SF-B

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3.大動脈解離の慢性期の管理と生活

大動脈解離の慢性期の管理と生活
慢性期になっても注意深い観察、管理が必要
急性期を乗り越えても約1/3が後々、手術が必要となるケースが多い
動脈硬化性危険因子の管理
再発防止
高血圧症
脂質異常症
高尿酸血症
肥満
喫煙
疾患の治療や生活習慣の自己管理が重要

「看護の現場ですぐに役立つ 循環器看護のキホン」はこちら↓↓

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看護師ブログ:ねふなHappyワークライフバランスは現役看護師がネフローゼ症候群発症し職場復帰を目指して奮闘する日々を綴っています
入院した経緯や療養生活で感じた不安など実体験を、同じ症状の方や看護や仕事に悩む方の参考になればと思っています
約10年間異業種で働いた後に看護師に復帰した経験もあります
看護師以外の方にも仕事や日常生活をHappyにする情報を提供できればと思っています

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