
こんにちは♡
看護師ねふなです
イレウスを
お伝えします

イレウス

腸管内の内容物が
通過できない状態である
イレウス(腸閉塞)について
まとめています
1.分類

分類
原因分類される
機械的イレウス
腫瘍、癒着、ヘルニア
異物などで物理的に腸が閉塞
麻痺性イレウス
手術後や炎症により
腸の蠕動運動が障害される
分類 | 内容 | 主な原因 |
機械的 イレウス | 腸管の物理的な閉塞 | 癒着、腫瘍 ヘルニア 腸重積 異物 など |
麻痺性 イレウス | 腸管の運動機能の麻痺 | 術後 敗血症 腹膜炎 電解質異常 薬剤性 |
絞扼性イレウス
腸の血流が遮断されるため
短時間で腸管壊死に進展し
命に関わる緊急疾患
特に重症度・緊急性が高い
早期診断・緊急手術が不可欠
原因
腸の捻転
内ヘルニア
癒着による腸管の絞扼
腸間膜が締め付けられ
血流が遮断される
2.症状と診断・治療

症状
腹痛
腹部膨満
嘔吐
排ガス・排便停止
機械的閉塞で特に顕著
聴診異常
亢進→減弱→消失
診断
腹部X線、CT
ガス像・拡張腸管
血液検査
炎症反応・電解質
身体所見
聴診・打診・視診・触診
治療
保存的治療
軽症や早期
絶飲食絶飲食
腸管安静
点滴
補液、電解質補正
胃管挿入:減圧
手術治療
壊死・穿孔リスク
改善しない場合
癒着剥離、腸切除など
3.看護

看護
観察
腹部の変化(痛み・膨満・鼓音)
バイタル(ショックや感染兆候)
嘔吐の性状・量
排便・排ガスの有無
胃管からのドレナージ量と内容物
ケア
苦痛緩和(体位調整、口腔ケア)
水分・電解質管理(脱水予防)
感染予防(褥瘡、尿路感染など)
精神的ケア(不安・絶食ストレス)
指導
手術後の再発予防
(食事指導・排便習慣)
癒着予防の早期離床と運動
嘔吐時の誤嚥防止(体位管理)
注意点
高齢者は症状が非典型的なことがある
麻痺性イレウスは術後に多いため
術後観察が重要
持続する腹痛・発熱・ショック徴候は
腸管壊死・穿孔のサイン

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病院勤務復職に向け
知識整理をしました
今回はイレウス
をお伝えしました
前回の記事も
ごらんくださいね♡

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ありがとうございます
看護師ブログ:ねふなHappy
ワークライフバランスは
現役看護師が
ネフローゼ症候群発症
職場復帰を目指して
奮闘する日々を綴っています
入院した経緯や療養生活で
感じた不安など実体験を
同じ症状の方や看護や
仕事に悩む方の参考に
なればと思っています
約10年間異業種で働いた後
看護師に復帰した経験もあります
看護師以外の方にも仕事や
日常生活をHappyにする情報
提供できればと思っています
