こんにちは♡
看護師ねふなです
療養生活でも
気になるお金
入院費用や
高額医療費
について
お伝えします
病気になるとお金もかかります
急なネフローゼ症候群発症、緊急入院となり治療に専念できる環境になりました。
職場からゆっくり休めるようにと休職手続も滞りなく進みました。
そうなると、次に心配になってくるのはやはりお金のことではないでしょうか?
入院費は?治療費は?そんな疑問に思ったことをまとめています。
1.初診料と再診料
基本診療料
病院を受診した際に、簡単な検査および処置等の基本的な診療行為にかかる費用
1点=10円
初診料
1回目の診察時に支払う必要がある診療料
初めて訪れた病院を受診したとき
前回とは別の病気または怪我で病院を受診したとき等
診療報酬288点
再診料
1回目と同様の病気や怪我の治療のため、同じ病院を受診したときに支払う診療料
診療報酬73点
厚生労働省「診療報酬の算定方法の一部を改正する件 別表第一」(※2023年11月時点)
同じ病気、怪我で受診する場合、病院を変えるとその度に初診料がかかり、医療費が高くなります。
選定療養費
紹介状なしに大病院にかかると、初診料に加えてかかる特別料金
※2022年10月1日に改定され7000円以上に引き上げられました。
病院によって特別料金の設定は異なります。相場は7700円以上です。
保険適応ではなく全額自己負担となります。
1.入院費用
入院費用
治療費・入院基本料・食事代・消耗品・差額ベッド代で構成されています。
治療費、入院基本料は公的医療保険適応のため自己負担額は所得に応じて1~3割
食事代:1食460円
(平成30年度改定 厚生労働省入院時の食費)
消耗品:有料テレビ、着替え、スキンケアグッズ、飲料など
差額ベッド代:一般的には個室代
一日当たりの入院費用の平均試算(公益在団法人生命保険文化センター)
約21000円
1カ月入院なら21000円×30=630000円!!
入院費用はいつ支払う
一般的には定時請求分として、月ごとに1日から末日までの医療費がとりまとめられます。
病院によって異なりますが、定時請求は月1回や、15日と月末の月2回の場合もあります。
月をまたがって計算はされません。
入院時期や期間によって退院時に支払う場合があります。
支払い方法
現金
クレジットカード、銀行振込み、現金書留や郵便為替など
※現金以外の支払い方法は対応の有無が病院によって異なります。
原則として病院が設定する支払期日までに支払います。
必要に応じ分割払いや後払いなどの相談に乗ってもらえることもあるようです。
2.高額療養費制度
高額療養費制度
1日から月末までにかかった医療費の自己負担額の一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度
※食事代、消耗品、差額ベッド代は限度額に含まれません
限度額適用認定証
その月に支払う医療費が自己負担限度額を超えると予測される場合は、加入している公的医療保険に申請し交付してもらうことができます。
限度額適用認定証と保険証を提示すれば、1カ月の窓口における支払いを、自己負担限度額まで抑えることができます。
自己負担限度額
上限は年齢と所得区分で異なります
70歳未満
区分ア
(標準報酬月額83万円以上の方)
(報酬月額81万円以上の方)
自己負担限度額
252600円+(総医療費※1-842000円)×1%
区分イ
(標準報酬月額53万円以上~79万円の方)
(報酬月額51万5千円以上〜81万円未満の方)
自己負担限度額
167400円+(総医療費※1-558000円
区分ウ
(標準報酬月額28万円以上~50万円の方)
(報酬月額27万円以上〜51万5千円未満の方)
自己負担限度額
80100円+(総医療費※1-267000円)×1%
区分エ
(標準報酬月額26万円以下の方)
(報酬月額27万円満の方)
自己負担限度額
57600円
ポイント
限度額適用認定証は事前に提示がお勧め
関連記事はこちら
高額療養費制度について詳しくはこちら
高額な医療費を支払ったとき | こんな時に健保 | 全国健康保険協会 (kyoukaikenpo.or.jp)
限度額適用認定の申請について詳しくはこちら
医療費が高額になりそうなとき | こんな時に健保 | 全国健康保険協会 (kyoukaikenpo.or.jp)
前回記事はこちら
安心して
療養生活を
贈るための
知識の整理
今回は
入院費用
高額医療費
について
お伝えしました
前回の記事も
ごらんくださいね♡