こんにちは♡
看護師ねふなです
自分の病気と
しっかり
向き合ってみようと
ネフローゼ症候群
について
調べてまとめています
ネフローゼ症候群について①
自分が罹患した、ネフローゼ症候群。
しっかり療養生活を送る上でも、病気をことをもっと理解したいと思っています。
自分の知識のアウトプットはより理解を深められると思っています。
1.ネフローゼ症候群
ネフローゼ症候群
腎糸球体系蹄障害に蛋白透過性亢進に基づく大量の尿蛋白(主としてアルブミン)と、これに伴う低蛋白血症、低アルブミン血症の両所見が基準を満たした場合に診断されます。
明らかな原因疾患がないものを一次性、原因疾患を持つものを二次性に分類します。
正常な腎臓は蛋白質は尿中からごく微量(1日150mg未満)しか排泄されません。
糸球体疾患をきたすことで大量の蛋白質が尿中から漏出してしまうことがあります。
この様な大量の蛋白尿(1日3.5g以上)を呈し、低蛋白血症や浮腫をきたす病態のことをいいます。
症状
大量の尿蛋白
低アルブミン血症・低蛋白血症に起因する、浮腫
腎機能低下
脂質異常症
凝固線溶系異常
免疫異常症など
さまざまな病態を伴う。
(一般社団法人 日本腎臓学会)
2.ネフローゼ症候群の種類
ネフローゼ症候群の種類
原発性(一次性):腎臓自体の病変によるのもの
続発性(二次性):腎臓以外の他の疾患に伴って起こるのもの
全体の75%が原発性ネフローゼ症候群です。
3.ネフローゼ症候群の診断
成人ネフローゼ症候群の診断基準
(一般社団法人 日本腎臓学会 ネフローゼ症候群診療指針より)
1.尿蛋白:3.5g/日以上が持続する
(随時尿において尿蛋白/尿クレアチニン比が3.5g/gCr以上の場合もこれに準ずる)
2.低アルブミン血症:血清アルブミン値3.0g/dl以下
血清総蛋白量6.0g/dl以下も参考になる
3.浮腫
4.脂質異常症(高LDLコレステロール血症)
注:1)上記の尿蛋白量、低アルブミン血症(低蛋白血症)の両所見を認めることが
本症候群の診断の必須条件である。
2)浮腫は本症候群の必須条件ではないが、重要な初見である。
3)脂質異常症は本症候群の必須条件ではない。
4)卵円形脂肪体は本症候群の診断の参考になる。
様々な腎疾患が原因となり、ネフローゼ症候群をきたすため、二次性ネフローゼ症候群のように
原因となる疾患が明らかな場合を除き、腎生検を行い組織を調べ診断をつける必要があります。
腎生検実体験についてはこちら
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前回の記事はこちら
今回は
ネフローゼ症候群
お伝えしました
前回の記事も
ごらんくださいね♡
看護師ブログ:ねふなHappyワークライフバランスは現役看護師がネフローゼ症候群発症し職場復帰を目指して奮闘する日々を綴っています。
ネフローゼ症候群で入院した経緯や療養生活で感じた不安などを分かりやすく説明して、同じ症状の方や看護や仕事に悩む方の参考になるようにしています。
看護の知識も少しずつまとめて紹介しています。
また、約10年間異業種で働いた後に看護師に復帰した経験もあります。
看護師以外の方にも仕事や日常生活をHappyにする情報を提供できればと思っています