看護師の離職率増加理由
今日は看護師の離職理由について記載しています
ねふな看護師ブログは現役医療従事者がネフローゼ症候群に罹患
約1年後・職場復帰を目指して奮闘する日々を綴っています
今まで培ってきた看護の知識を整理しアウトプット
看護の知識もちょっとずつまとめていきます
2022年度看護師離職率
公益財団法人日本看護協会が2023年度3月31日発表
「2022年病院看護実態調査」
・看護職員の離職率が増加
正規雇用看護職員11.6%(対前年比1.0%増)
新卒採用者10.3%(対前年比2.0%増)
既卒採用者16.8%(対前年比1.9%増)
・新卒採用者の離職率は2005年以降、初めて10%を超えました
・正規雇用及び新卒採用者離職率は、どの病床規模においても、前年度よりも高い
・正規雇用看護職員の離職率が相対的に高い病院は個人14.6%、医療法人14.4%
社会福祉法人12.9%、医療生協12.8%、私立学校法人12.7%でした
・新卒採用者の離職率が相対的に高い病院は、個人13.8%、社会福祉法人13.4%
医療法人11.9%、公益社団・財団法人10.6%でした
・既卒採用者の離職率が相対的に高い病院は個人32.1%、医療法人19.1%
公益社団・財団法人17.1%でした
・正規雇用看護職員の離職率は、東京都・神奈川県(14.6%)が最も高く
次いで大阪（14.3%）、千葉県（13.5%）でした
大都市部で離職率が高いのは、従来通りの傾向でした
・新卒採用者の離職率は都道府県ごとに 3.7～17.1%、既卒採用者の離職率は
6.7～24.0%までのばらつきがありました
退職者数の増減状況と新型コロナの影響
・2022年度早期退職者が前年度より増加したと回答した病院は35%
前年度比8%増加
・増加したと回答した病院に、増加に新型コロナウイルス感染症が
影響していると回答した病院は約38％で前年度比3%増加しており
一定の影響が考えられます
看護師の97％退職経験がある
日経メディカルアンケート結果
・今まで退職したことがあるか→97％が「ある」と回答
年代別に見て差異はなくほぼ「退職経験がある」という結果でした
・退職経験者に「その後に転職したか」という質問→88％が「転職した」と回答
年代別に見ると50代以上が90％、次いで30代以下の88％、40代では85％でした
退職理由表向き
ポジティブな理由
・キャリアアップ・進学21％
・結婚・出産・育児20％
ネガティブな理由
・上司・経営方針への不満14%
・人間関係14％
・転居・帰省12％
・病気や怪我のため11％
本当の退職理由
職場には言えなかった“本当の”退職理由
・上司・経営方針への不満35％
・人間関係32％
・勤務時間が長い・超過勤務が多い24％
・給与が低い・仕事に見合う給与ではない22％
・業務のやりがいがない17％
・夜勤・当直の負担が大きい15％
人間関係や業務負担の大きさが上位に挙がりました
退職理由本音の声
上司・経営方針への不満
・治療を望まない患者へ、説伏せ治療の同意を取る等、倫理性の担保されない職場
・ロールモデルとする先輩や上司がいなくなり、目指すところが分からなくなった
人間関係
・女性ばかりの職場で、特有のいじめがあった。
・感染管理認定看護師の資格を持っていたが、人間関係などで資格を活用することが
できなかった。
勤務時間が長い・超過勤務が多い
・パートでもサービス残業させられた
1人勤務の時は時間内に業務が終わらず、昼の休憩は取れずに前残業1時間
後残業も同程度、超過勤務分は無給だった
・夜勤は実質20時間労働で負担が大きかった。
キャリアアップ
・整形外科からスポーツ整形へのキャリアアップ
・ケアマネの資格を取得し、キャリアアップ
・他院から管理職のお話があったので受けた
転職先に選んだ施設は？
転職先として選んだ施設
・病院が44％
・診療所・クリニック18％
・介護施設11％
転職先を選んだ決め手は？
1位：経験したい業務・やりたいことだった(29%)
2位：夜勤、残業がない・勤務形態が希望通り(21％)
3位：家から近い、通勤に便利(19％)
4位：給料・ボーナスがよい (12％)
5位：福利厚生・休みやすい(11％)
5位：紹介・誘われた(11％)
転職を機にキャリアアップやスキルアップにつなげたいという意欲や、将来性などを考え
新天地を選ぶ前向きな理由が多く上がっています
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看護師ブログはネフローゼ症候群発症し
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ネフローゼ症候群で入院した経緯や療養生活で感じた
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同じ症状の方や看護・仕事に悩む方の参考になるようにしています
看護の知識も少しずつまとめて紹介
約10年間異業種で働いた後に看護師に復帰した経験もあります
看護師以外の方にも仕事や日常生活をHappyに
する情報を提供できればと思っています
