
こんにちは♡
ねふなです
今回は
療養日記
入院③
について
お伝えします
1.体重減少
「体重戻った!筋肉へった」
発症50日目
入院まえから徐々に体重が増加
MAXは平常時の+10kgオーバー(BMI:18.5→22.5)
その増加分は水分だったのでしょう。
治療が進みどんどん水も引け
元の体重に。
下肢の浮腫みも消えて
「やっと動きやすくなる!」と
勇んで動くと
「あれ??えっ」ベッドから
立ち上がる時に支えないと無理
浮腫みがあった時は
呼吸もつらいし、体も重くて
支えながら立つのが当たり前だった
動けていないのは浮腫みのせいと
思っていた。
浮腫みがなくなって
セルフイメージは発症前の動き方なのに
同じように動けない事に愕然。
「あー患者様が転倒するときって
こんな感じ?」
「動けるはずなのに動けない」って事を
実体験。

2.セルフリハビリ
「体重減少してきた!」
発症51~70日目
ネフローゼ症候群は入院時期に
リハビリプログラムや安静制限が
あるわけではありません。
浮腫みが強い時も、動ける範囲は
出来るだけ日常生活動作して
リハビリと考えてやってきました。
ただ、この筋力低下に関しては
日常生活動作だけではなかなか
回復しないのでは?
このままの体力、筋力では正直
「絶対に看護師復帰無理」と
思ってしまいました。
患者様支えたら共倒れする
筋肉量しかない。
主治医へ相談し理学療法士に
簡単にできる筋力アップ
教えてもらいました。
かかと上げ
オーバーテーブルに荷重をかけずに
手をかけゆっくり
20回/1セットかかと上げる
1日:2~3セット
1セットの回数は疲労度合いで増減
ハーフスクワット
椅子もしくはベッドの前に立って
座るようにスクワットり20回/1セット
1日:2~3セット
1セットの回数は疲労度合いで増減
平地歩行(廊下歩行)
脈拍90~100回/分内の負荷で収まる
スピード、距離で実施
転倒予防に手すりのそばでの
歩行が必須。
※急な方向転換や、足の力だけでの
立ち上がりの時は思いのほか体が
ついてこない
セルフイメージかから離れ
安全に移動を心がける。

3.安静による筋力低下
安静による筋力低下
動かないことにより筋蛋白の合成低下
分解亢進により生じる
特に大腿四頭筋や殿筋群、腓腹筋など
重力に抵抗して働く筋肉に強く
起こりやすいとされている
安静臥位などが多く筋活動が無い場合
1日に3~6%
1ヶ月間で50%の筋力の低下
筋肉の萎縮も同時に起こる
2か月以内に筋肉の量は半分

上記の数値はベッド上で
ほぼ活動していない状態
4.サルコペニア
サルコペニア
主に加齢によって起こる
全身の筋肉量減少
それに伴う筋力低下、身体機能の
低下のことを指す
診断、治療を行うべき1つの病気として
国際的にも認識されており
老年医学やリハビリの分野において
注目を集めている
※廃用症候群やフレイルと違い
サルコペニアは筋肉だけを対象

5.サルコペニアの原因
サルコペニアの原因
加齢
年齢を重ねると、筋肉となる蛋白質が
体内で合成されにくくなり
同時に分解されやすくなる
40歳を過ぎると、全身の筋肉量は
年に1%ほど減少するといわれている
低活動
ベッドで安静に過ごすと
1日に0.5%ほどの筋肉量が
落ちるとされている
筋肉は、使わないことで萎縮し
これを“廃用性筋萎縮”という
低栄養
食事摂取量が必要量に達していない
蛋白質の摂取量が足りないと
低栄養におちいる
1日2,000kcalを必要とする人が1000kcalしか摂らず、栄養摂取量が
不足すると筋肉量は少しずつ減少する
※エネルギーが足りない場合には
筋肉よりも主に脂肪が減少する
疾患
筋ジストロフィー
多発性筋炎 急性炎症 癌
慢性の臓器不全
(腎不全、心不全、肝不全)による
悪液質
医原性
薬剤の副作用
入院関連
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前回の記事はこちら

今回は
療養日記
入院③
について
お伝えしました
前回の記事も
ごらんくださいね♡

最後までご覧いただき
ありがとうございます
ねふなHappyワークライフ
バランスは現役看護師が
ネフローゼ症候群発症
職場復帰を目指して
奮闘する日々を綴っています
入院した経緯や療養生活で
感じた不安など実体験を
同じ症状の方や看護や
仕事に悩む方の参考に
なればと思っています
約10年間異業種で働いた後
看護師に復帰した経験もあります
看護師以外の方にも仕事や
日常生活をHappyにする
情報を提供できればと思っています