こんにちは♡
看護師ねふなです
復職に向けて
知識の整理を
しています
今回は
せん妄について
お伝えします
せん妄と予防
せん妄は、急な環境変化や病状によって引き起こされる精神症状
せん妄に伴い、疾患の回復が遅れることもあり得ます
そんな、せん妄と予防についてまとめています
1.せん妄
せん妄
何らかの身体疾患または全身状態の変化に伴い精神症状が出現している状態のこと
薬物の中毒、炎症、急性のストレス反応などが神経伝達物質を阻害し、さまざまな精神症状を呈するといわれていますが、まだ病態生理は明確にされていません。
認知症や、うつ病と違い、身体疾患が治癒すれば精神症状も改善する経過をたどります。
認知症やうつ病と見分けがつかないこともあり、せん妄であるかどうかを判断し適切に対応する必要があります。
以下が当てはまればせん妄の可能性と考えられます。
1.注意・意識の障害や認知機能低下があるが認知症ではうまく説明できない
2.短期間で出現し、夜に症状が強くなるなど日内変動がある
3.身体疾患や生理学的結果によるなど、外因的要因によって引き起こされる
2.せん妄の因子
準備因子
認知症、高齢など患者様がもともと持っている、せん妄になりやすい状態でのこと
70歳以上
認知症
視覚・聴覚障害
脳血管障害の既往
うつ病
アルコール多飲
せん妄の既往など
直接因子
薬剤、手術、身体疾患など単体でもせん妄を引き起こし得る因子のこと
高カルシウム血症
低活動型せん妄は肝性脳症や尿毒症性脳症などの代謝性脳症で起こりやすい
促進因子
便秘、安静、感覚遮断などせん妄を悪化、遷延させる要因
これらは、介入によって除去できるものもある
せん妄は多くの因子がかかわって発症し原因の特定が難しいです
特に高齢者は多要因であり、個人差が激しくなります
3.せん妄予防
環境整備
患者の日常生活に近い状態にすることで、安心できる空間、環境を整えます。
普段使用している小物や家族の写真を飾る
ケア提供者を統一する
見当識を保てるようにカレンダーや時計の配置
入院前の趣味のものや日常使用しているものを準備する
ご家族へ物品の依頼が必要な場合があります。
面会
せん妄予防には適切な休息、睡眠と刺激(適度な運動、会話、音楽など)も有効です。
面会による会話
時間感覚(○時に面会が来る)の把握
散歩などは日中の活動性の向上
※他方で家族との関係性やせん妄状態に対するご家族の受け入れが難しことが考えられる場合は、かえってせん妄の助長になる場合もあるため検討が必要です。
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前回の記事はこちら
復職に向けて
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今回は
せん妄
について
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看護師ブログ:ねふなHappyワークライフバランスは現役看護師がネフローゼ症候群発症し職場復帰を目指して奮闘する日々を綴っています
入院した経緯や療養生活で感じた不安など実体験を、同じ症状の方や看護や仕事に悩む方の参考になればと思っています
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約10年間異業種で働いた後に看護師に復帰した経験もあります
看護師以外の方にも仕事や日常生活をHappyにする情報を提供できればと思っています