スパイナルドレナージ

*本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
スパイナルドレナージ 看護
スパイナルドレナージ
看護師ねふな
看護師ねふな

こんにちは♡
ねふなです

病院勤務復職に向け
知識整理をしました

スパイナル
ドレナージを
お伝えします


スパイナルドレナージ

看護師ねふな:2025年イメージ
看護師ねふな:2025年イメージ

ステントグラフト合併症の
うち脊髄虚血予防に重要な

スパイナルドレナージに
ついて記載してます

気になる職場の生の情報満載 看護師転職サイト『ナースJJ』

1.脊髄灌流圧の維持

看護師ブログ:観察イメージ
看護師ブログ:観察イメージ

脊髄灌流圧(SCPP)の維持
(≥ 60 mm Hg)

spinal cord perfusion pressure
1.血圧を維持する

2.スパイナルドレナージにより
 脳脊髄液圧(CSFP) を下げる
  (≤ 12cmH2O)

※脊髄灌流圧=平均動脈圧-脳脊髄液圧

3.低心拍出量を避ける
4.貧血の改善

5.酸素飽和度の維持
6.低二酸化炭素血症を避ける

「頭・胸・腹 X線・CT画像に挑戦! ナースのための超入門」はこちら↓↓


2.スパイナルドレーナージ挿入

バイタルサインイメージ・看護師ブログ
バイタルサインイメージ・看護師ブログ

胸腹部大動脈手術脊髄
虚血予防・治療

1.スパイナルドレナージの適応判断
 リスク因子・禁忌項目から適応を判断

2.ハイリスク手術であるか否か検討する
※スパイナルドレナージの禁忌
 
全身性または局所の感染
 脳圧亢進・ショック
 対麻痺の既往
 
患者の不同意
 抗凝固療法・抗血小板療法の
 休薬が守られていない
 
血小板 5 万/ml 以下
 PT-INR1.4 以上・APTT 異常値

3.挿入手順
挿入タイミング
①当日手術室で麻酔導入前に行う

②原則として硬膜外カテーテルは
留置しない

③接続部に三方活栓を使用し
ガーゼでくるむ

4.術中スパイナルドレナージ管理法
設定圧

右房の高さをゼロ点として
12cmH2O で開始する

高さの変更
排液量 30cc/2時間を越える

注意点
挿入困難症例への対応
麻酔医と外科医の協議により

スパイナルドレナージなしで
そのまま進めるか検討

穿刺時の血性髄液への対応
硬膜外血腫の危険が大きいと

判断された場合、手術を
24時間延期も考慮

「看護の現場ですぐに役立つ 循環器看護のキホン」はこちら↓↓


3.術後管理

共有イメージ:看護師ブログ
共有イメージ:看護師ブログ

術後管理
 貧血の改善
 酸素飽和度の維持
 低二酸化炭素血症を避ける

オピオイド拮抗薬(ナロキソン)
オピオイド静脈内投与の忌避や

ナロキソン静脈内投与は
ルーチーンには行わない

1.リスクが非常に高い症例
スパイナルドレナージの留置がない

症例に対する予防投与
対麻痺発症後の治療的な投与は
考慮に値する

2.投与スピード
 40μg/時間

※5 A(0.2mg/1cc/1A)を
生食45ccに溶解し2cc/h

ステロイド
ルーチーン投与はなし
対麻痺発症時に考慮してもよい

その他の予防的手段
運動誘発電位、体性感覚誘発電位は
症例に応じて検討する

早期に覚醒させ、麻痺の有無の確認
術後鎮痛



4.スパイナルドレナージ管理法

薬局イメージ画像
薬局イメージ画像

スパイナルドレナージ管理法
※術中スパイナルドレナージ管理法参照

スパイナルドレナージの抜去
予防的CSFDは原則として
術後72時間留置後に抜去

ドレナージ継続の判断
遅発性対麻痺発症の riskを考慮

抜去時の検査
血小板5万/ml 以上
PT-INR1.3 以下
aPTT 正常を確認する

※ヘパリン使用中は投与を中止し
 2~4時間後抜去
 ヘパリンの再開は抜去後1時間後

必要に応じて血小板製剤
新鮮凍結血漿を投与後に抜去する

休薬した抗凝固薬、抗血小板薬は
カテーテル抜去12時間経過後開始可能
 ただし、アスピリンは中止不要

観察
局所からの髄液のモレ、発赤など

安静度
抜去前後で制限はない

大量の髄液のモレ、頭痛が生じた場合は
ベッド上安静とし、ドクターを呼ぶ


5.遅発性対麻痺を認めた場合

血液検査
血液検査

遅発性対麻痺を認めた場合
スパイナルドレナージドレナージが

入っていない患者で
麻酔覚醒後・遅発性対麻痺を認めた場合

1.直ちに挿入禁忌がないことを確認し
凝固異常を補正後に留置する

脊髄虚血徴候の最適治療
①MAP>90mmHg
②SCPP(=MAP‐CSFP)>80mmHg

③C.I.>3.0L/min/m2
④Hb>10g/dl

⑤SpO2>98%
⑥PaCO2>35mmHg

⑦CSFD右房から6 cmに設定
30ml>2hr排液にて設定を変える


関連記事はこちら

血管疾患

循環器系血管疾患
循環器系血管疾患

「病気がみえる(vol.2) 循環器」はこちら↓↓


前回記事はこちら

看護師ねふな
看護師ねふな

看護師復職に向けて
知識整理中です

スパイナル
ドレナージを
お伝えしました

前回記事も
ごらんくださいね♡

臨床倫理4分割法の活用

臨床倫理4分割法の臨床活用法
臨床倫理4分割法の臨床活用法

最後までご覧いただき
ありがとうございます

看護師ブログ:ねふなHappy
ワークライフバランスは

現役看護師が
ネフローゼ症候群発症し

職場復帰を目指して
奮闘する日々を綴っています

入院した経緯や療養生活で
感じた不安など実体験を

同じ症状の方や看護や
仕事に悩む方の参考に
なればと思っています

約10年間異業種で働いた後
看護師に復帰した経験もあります

看護師以外の方にも仕事や
日常生活をHappyにする情報を
提供できればと思っています

タイトルとURLをコピーしました