4つのポイントで知るLOS低心拍出量症候群

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4つのポイントで知るLOS低心拍出量症候群

現役看護師がネフローゼ症候群発症し、職場復帰を目指し奮闘する日々を綴っています。
その一つとして、今まで培ってきた看護の知識を整理しアウトプットしています。
LOS低心拍出量症候群について記載しています。

看護師ねふな
看護師ねふな

こんにちは♡
看護師ねふなです

  

復職に向けて
知識の整理をしました

 
今回は
低心拍出量症候群
LOSについて

お伝えします

4つのポイントで知るLOS低心拍出量症候群

低心拍出量症候群(low cardiac output syndrome:LOS)
生命存続に最低限必要な安静時の血液供給は保たれているが、労作時に増加する需要にあう血液供給ができないため、臓器機能低下に基づく一連の症状を呈した状態。

ポイント1:LOS機序・原因

機序
心拍出量を規定する4つの因子(心拍数、前負荷、後負荷、心収縮力)が障害され、心拍出量低下によって身体の酸素消費量と供給量のバランスが崩れてしまった結果、出現する
心拍出量=心拍数×一回拍出量(前負荷・後負荷・心収縮力)
原因
心機能を低下させる疾患
弁膜症、心筋梗塞、心筋症、開心術後、心肺蘇生後など
手術侵襲、手術による心筋傷害、周術期心筋梗塞、術後出血、不整脈、血圧の変動など
開心術後等では、術直後から数日にわたる心収縮力の低下

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ポイント2:LOS症状

症状
心臓からの血液供給低下により生じる全身臓器の低酸素、低栄養状態
全身症状(末梢循環障害の症状)
全身倦怠感、めまい、頭痛、四肢冷感、チアノーゼ、低血圧、乏尿など
消化器症状
嘔気、嘔吐、腹部膨満感などの症状がはじめ食後に生じる
心拍出量低下が進行増悪すると食事に関係なく症状を呈するようになる
その他
腎機能低下、肝機能障害など
骨格筋では、易疲労性から始まり筋萎縮にまで及ぶ

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ポイント3:LOS診断基準・治療

診断基準
心係数が2.2L/min/㎡以下
治療
原因疾患の治療
4つの因子の障害に合わせた治療
心拍数の調整:薬剤の調整
前負荷の調整:輸液量の調整、輸血や血液製剤の投与
後負荷の調整:血管拡張薬の調節
心収縮力の調整:カテコラミンの調節
補助循環
大動脈内バルーンパンピング法
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ポイント4:LOS観察

観察
モニタリング
スワンガンツカテーテル(PAP低下、PAWP低下、CI低下)
中心静脈圧(CVP低下)
血圧低下、脈拍数上昇、尿量低下
フィジカル
表情、顔色、倦怠感の有無、末梢冷感、皮膚湿潤、呼吸数の増加
採血データー
代謝性アシドーシス、乳酸値上昇
ケア時の注意
酸素消費量が増えるようケア(体位変換、清潔ケア、吸引など)は必要性をアセスメントし、過度な負荷がかからないようにします。

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看護師ねふな
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復職に向けて
知識の整理をしました

 
今回は
低心拍出量症候群
LOSについて

お伝えしました

前回の記事も

ごらんくださいね♡

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最後までご覧いただきありがとうございます
看護師ブログ:ねふなHappyワークライフバランスは現役看護師がネフローゼ症候群発症し職場復帰を目指して奮闘する日々を綴っています

入院した経緯や療養生活で感じた不安など実体験を、同じ症状の方や看護や仕事に悩む方の参考になればと思っています

約10年間異業種で働いた後に看護師に復帰した経験もあります
看護師以外の方にも仕事や日常生活をHappyにする情報を提供できればと思っています

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