看護師ブログ知識:脳卒中

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看護プチ情報看護知識:脳卒中

看護師ブログではプロフィールでもお伝えしている看護師として
勤務後一旦異業種で働き再び看護師復帰をした経験があります

今回ネフローゼ症候群に罹患し職場復帰を目指しています

不安や悩み、また参考になったことをお伝えしていき
看護の知識もちょっとずつまとめてアウトプットしていきます

初めて入院にまで至った病気ネフローゼ症候群について入院の経緯をお伝えし
少しでも同じ症状の方がの療養生活の参考になればと思います

今回は体重増加とネフローゼ症候群再発についてお伝えしていきます

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脳卒中の分類

虚血性脳卒中
・血栓性脳卒中
・塞栓性脳卒中
・ラクナ

出血性脳卒中
・クモ膜下出血
・脳内出血

頭部CT画像
頭部CT画像

脳梗塞分類

動脈硬化などの影響によって動脈が閉塞して虚血に陥った状態
脳梗塞分類

①ラクナ梗塞
穿通枝動脈の閉塞によって生じた小梗塞です
梗塞部位により、麻痺をはじめとする様々な症状が出現
比較的軽度なことが多いです

②アテローム血栓性脳梗塞
脳を灌流する頭蓋内外の主幹動脈に生じたアテローム粥腫によって生じるものです

症状の程度は様々ですが意識障害・脳局所症状片麻痺・失語症・構音障害
ゲルストマン症候群・失認・同名半盲・小脳失調などが生じます

③心原性脳塞栓症
心血管に生じた血栓が脳血管を塞栓することで生じます
高度意識障害・片麻痺・失語症などが生じ多くの場合症状は重篤

脳浮腫や出血性梗塞を合併した場合には脳ヘルニアの症状
瞳孔不同・対光反射消失なども生じます

脳梗塞治療

看護師・看護婦ブログイメージ:症状説明
看護師・看護婦ブログイメージ:症状説明

※病型と治療開始までの時間によって使用できる薬剤が決まります

内科的治療
発症3時間以内の場合
rt-PA静注療法が第一選択となります
rt-PA静注療法:アルテプラーゼ血栓溶解療法

禁忌事項
最近の大手術・出血性疾患・脳梗塞・ワルファリン内服中(PT-INR>1.7)
頭蓋内出血の既往、発症時の痙攣・血圧・血糖異常
CTで広範囲な早期虚血性変化

発症2~4週間以降の場合
抗血栓療法(アスピリン等) 抗凝固療法(ヘパリン)や
神経保護療法(エダラボン)がおこなわれます

外科的治療
経動脈的選択的局所血栓溶解療法(発症6時間以内)
減圧開頭術・脳室ドレナージ術

脳出血分類①

被殻、視床、小脳、脳幹の順に好発します
脳出血分類

①被殻出血
長期間持続した高血圧と関係しレンズ核線条体動脈と呼ばれる
被殻を通る血管が高血圧により動脈硬化を起こすことが主な原因

最も多く脳出血の約40%を占めます
病側への共同偏視が特徴で内側の内包が障害されると
片麻痺・顔面麻痺・感覚障害が出現し血腫が増大

外側や上方が障害されると左脳では失語
右脳では左半側空間無視が生じ多彩な高次機能障害を生じます

②視床出血
高血圧による微小動脈の動脈硬化が出血の原因と考えられます
前方損傷の場合 左脳では失語・右脳では半側空間無視
視床手や視床痛を生じることがあります

視床手:アテトーゼ様の色彩が濃い不随意運動を伴なう特有な手指位置異常

視床痛:病変の後に発生する知覚障害を伴う頑痛
非侵害刺激により頑痛が誘発される異痛症(allodynia)を伴い
有痛部の皮膚温の低下を認めモルフィン抵抗性
(オピオイドが効かない)であるという特徴を有します

脳出血分類②

診療イメージ:看護師ブログ
診療イメージ:看護師ブログ

③小脳出血
高血圧性の場合は小脳の歯状核という部分の血管から出血することが多く
大きな小脳出血が生じると小脳や脳幹が圧迫され後頭蓋窩が詰まってしまいます

後頭蓋窩に入りきれなくなった小脳や脳幹が押し出されて
上行性テントヘルニア大孔ヘルニアに至ります

出血量が多くなると中脳水道や第四脳室といった脳脊髄液の
流出路が閉塞し閉塞性水頭症を起こします

頭痛・嘔吐・めまいや失語症状・バランス障害が生じます

④脳幹出血
大脳に近い方から中脳・橋・延髄の3つの部分に分かれます
脳幹出血は主に橋に生じることが多く主な原因は高血圧です

その他にも海綿状血管腫などの血管奇形が原因となって生じることもあります

片麻痺・四肢麻痺・感覚障害・眼球運動障害などに加え重症例では除脳硬直を認めます

脳出血の手術適応

日本脳卒中学会による推奨度に関する分類

A:行うように勧められる・行うべきである
B:行うことが妥当である
C:考慮してもよいが有効性が確立していない
D:勧められない・有効ではない
E:行わないように勧められる・行うべきではない 

被殻出血:血腫量≧31ml・血腫による圧迫高度・神経学的所見が中等度:Grade C

視床出血:急性期に血腫除去を進める根拠なし:Grade C

脳室内穿破・脳室拡大には脳室ドレナージ:Grade C

小脳出血:最大径≧3cm 神経学的徴候が増悪・脳幹圧迫脳室閉塞水頭症:Grade C

脳幹出血::Grade D 脳室内穿破・脳室拡大には脳室ドレナージ:Grade C

※脳出血の部位に関係なく血腫量10ml未満の小出血または
神経学的所見が軽度な症例は手術の適応になりません

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ネフローゼ症候群で入院した経緯や療養生活で感じた不安などを分かりやすく説明して、同じ症状の方
看護師以外の方にも仕事や日常生活をHappyにする情報を提供できればと思っています。

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