こんにちは♡
看護師ねふなです
復職に向けて
知識の整理をしました
今回は
糖尿病
について
お伝えします
3つのポイントで知る糖尿病
生活習慣病の一種でもあり、悪化すると重大な合併症を引き起こす糖尿病について3つのポイントでまとめて記載しています。
「病気がみえる(vol.3) 糖尿病・代謝・内分泌」はこちら↓↓
1.糖尿病
糖尿病
インスリンの作用が十分でないためブドウ糖が有効に使われずに血糖値が普段より高くなっている状態と定義されます
分類
1型糖尿病(インスリン依存型)
膵臓のランゲルハンス島に炎症がおこりインスリンを作る膵β細胞が壊されます。
その結果、インスリンの量が不足し、ブドウ糖が細胞に取り込まれなくなり、血糖値が上がります。
インスリンを注射しないと生命の危機に瀕するインスリン欠乏状態となります。
原因
遺伝因子やウイルス感染などが誘因となり、自己免疫が関与し自分の膵β細胞を壊してしまうと考えられています。
※自己免疫疾患
体内に入ってきた細菌やウィルスを攻撃し自己をまもる免疫という働きが、自分自身の正常な細胞や組織に対してまで過剰に反応し攻撃を加えることで異常を来す疾患の総称
2型糖尿病(インスリン非依存型)
インスリンによる血糖低下作用が低下していること、膵β細胞からのインスリン分泌が不十分なこと、その両方の異常があり血糖値が上がります。
1型糖尿病よりも気づかないうちに発症しゆっくりと進行する場合が多いです。
治療にインスリンを必要としないケースも多々あります。
原因
遺伝因子とともに生活習慣(過食、運動不足)が関与し発症すると考えられています。
2.インスリンの働き
血糖値上昇の仕組み
体のエネルギー源に炭水化物、脂質、たんぱく質がありますが、多くの人はこの3大栄養素のなかで、炭水化物を最も多く摂取しています。
炭水化物は含む食品を摂取するとそのほとんどは消化によって腸の中でブドウ糖となり、小腸から吸収されて血液のなかに入ります。
その結果、血液中のブドウ糖の量が高くなります。
インスリンの働き
血糖値が上がると、膵臓に存在する膵β細胞が感知してインスリンを血中に出します。
インスリンは、血漿のブドウ糖を筋肉や脂肪に取り込ませるため、血糖値が上がりすぎない作用があります。
空腹時、インスリンは低い値で維持されるため、ブドウ糖が筋肉や脂肪に必要以上に取り込まれることはありません。
このため、血糖値は空腹時でも食後でも70~140mg/dlの適正範囲に保たれます。
3.糖尿病の症状と合併症
糖尿病の症状と合併症
インスリンの効きの低下と血糖値の増加は、体の血管を傷つけ、臓器障害を引き起こし、全身にいろいろな影響を与えます。
症状
初期では目立った症状がなく、糖尿病になっていることに気付かない場合もあります。
喉の渇き、多飲、多尿、倦怠感、体重減少等
合併症
糖尿病の恐さは、自覚症状のないままに重篤な合併症が進展することです。
三大合併症
網膜症・腎症・神経障害:微小な血管の障害
虚血性心疾患、脳血管疾患:血管動脈硬化の進行
「検査ポイントブック」はこちら↓↓
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看護師ブログ:ねふなHappyワークライフバランスは現役看護師がネフローゼ症候群発症し職場復帰を目指し奮闘する日々を綴っています。
ネフローゼ症候群について、入院の経緯、療養生活の不安などをお伝えしています。
同じ症状の方の療養生活への不安や悩みの参考になればと思っています。
また、一度看護師をやめて、異業種で約10年働き再び看護師復帰をした経験もあります。
そんな経験が、看護師の方への仕事の参考になればと思っています。
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