
こんにちは♡
看護師ねふなです
復職に向けて
知識整理をしました
今回は
抗菌薬予防投与と
耐性菌について
お伝えします
抗菌薬の予防投与と耐性菌

抗菌薬は感染症を発症した時に使用する
だけではありません
侵襲を伴う手術など予防投与にももちいられます
正しく投与しないと効果が十分得られない
だけでなく耐性菌の出現のリスクにつながります
抗菌薬の周術期術後の予防投与と耐性菌
についてまとめています
1.抗菌薬投与の目的

初期治療
感染源や原因菌を推定して行う
最適治療
感染源や原因菌を同定して行う
予防的投与
手術等侵襲を伴う処置の前に行う
2.予防的投与

予防的投与例
1.周術期・術後の併発感染症の予防
2.先天性心疾患、心臓弁膜症による感染性心内膜炎の予防
3.リウマチ熱の再発予防
4.結核の発症予防
5.白血病寛解導入などの好中球減少
6.免疫不全症
3.周術期・術後予防投与

周術期・術後予防投与
初期治療時の臓器別に発生しやすい感染症を考慮して薬剤を選択し使用する
予防的投与は耐性菌を獲得しないよう短時間の手術であれば術直後に1回投与する
長くても2日以内の投与にすることが推奨されている
周術期・術後
第1世代のセフェム系(基本として使用)
創部感染の主な原因である黄色ブドウ球菌に対処する
比較的広範囲にわたる抗菌スペクトラム
低毒性・副作用が少ない特徴を持つ
第2世代のセフェム系
下部腸管・生殖管の手術など大腸・直腸汚染に対処する
嫌気性菌バクテロイデス属に抗菌活性がある
第3世代のセフェム系
人工物挿入がある場合に使用する
緑膿菌カバー力がある
βラクタマーゼ阻害薬配合の広域ペニシリン
経鼻挿管や経副鼻腔、鼻腔操作がある場合に使用する
細菌が持つβラクタム環を分解する酵素
手術創を清潔・準清潔・汚染・不潔/感染の4種類に分類し投与する
清潔
基本的には投与は不要
感染が発生した場合生命に危機を及ぼすような手術、心血管系・デバイス植え込み人工関節形成・脳神経外科では投与が必須となる
汚染・不潔/感染
感染の危険性が高いため予防投与ではなく治療を目的とした投与が行われる
4.耐性菌

耐性菌の発生機序
1.薬剤の不活性化
抗菌性物質を分解する酵素を産生し抗菌性物質の活性をなくす
2.薬剤作用点の変異(DNA、RNAの変異)
抗菌性物質が標的とする構造を変えることで抗菌性物質の影響を受けなくなる
3.排出ポンプ
細菌内に入ってきた抗菌薬を細胞外に排出する
※多剤耐性を獲得することがある
4.外膜変化
自身を覆っている膜を変化させて薬の流入を防ぐ
5.βラクタマーゼ
β ―ラクタム系抗生物質加水分解酵素
ラクタム環を構成するアミド結合を加水分解、抗菌活性を失わせる
細菌の β ―ラクタム系薬耐性の主要因
耐性菌が発生する原因
抗菌薬を連続使用すると体内の微生物環境が変化する
耐性菌と非耐性菌が混在している状況で抗菌薬を投与すると非耐性菌が死滅し耐性菌だけが生き残る
耐性菌が増殖し菌交代現象という状況に陥る
耐性菌を出現させないポイント
1.抗菌薬の低濃度投与をしない
薬の濃度が低いので細菌が完全に死滅せず抗菌薬に慣れ耐性を獲得してしまう
2.治療終了直前での抗菌薬投与の中断をしない
耐性菌のみが残った状態で感染症を再燃するリスクが高まる
3.同一の抗菌薬を長期投与しない
5.主な耐性菌と選択薬

MRSAメチシリン耐性黄色ブドウ球菌
Methicillin-resistant
Staphylococcus aureus
第一選択
バンコマイシン
テイコプラニン
アルベカシン
リネゾリド
ダプトマイシン
※アルベカシンはグラム陰性桿菌にも抗菌活性があり筋肉注射もできる
※腎機能低下症例
テイコプラニン
PRSPペニシリン耐性肺炎球菌
penicillin-resistant
Streptococcus
pneumoniae
バンコマイシン
VREバンコマイシン耐性腸球菌感染症
vancomycin-resistant
enterococci
リネゾリド
※重傷肺炎・敗血症皮膚感染症に適するが骨髄抑制が発生しやすい
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