
看護師ねふなです
復職に向けて
知識整理中で
今回は薬剤配合
変化と血管漏出
お伝えします
薬剤配合変化と血管漏出

疾患治療上重要な薬剤投与
正しく投与管理ができないと
作用が不十分なだけでなく
患者にとって良くない
影響をもたらすこともあり
薬剤の配合変化・禁忌
血管漏出をまとめています

1.配合禁忌

配合禁忌
二種類以上の薬品を
混合することで
物理的・科学的変化に
より薬剤が混濁
変色・結晶化する
1.薬剤の組み合わせにより
配合変化を起こす時間は
直後から72時間以上の
ものまであります
2.配合変化により
薬効低下・有害物生成
ライン閉塞などの
弊害が生じる
3.配合禁忌がある場合
別ラインでの投与が原則
血管に到達するまでの
時間によっては投与が
可能な場合もある
4.配合変化がある薬剤を
投与する場合はライン内
薬剤変化:混濁・変色
結晶化などに注意する
5.投与後もライン内に
薬剤が残る場合が
あるため輸液シリンジ
ポンプの圧・閉塞
アラームに注意する
配合変化
物理的要因・溶解性
科学的要因
pH変動・濃度・光分解
凝析・塩析

2.配合変化の多い薬剤

配合変化の多い薬剤
ラシックス
ハンプ・マンニトール
エルネオパ2号・フィジオ35
パンプ
ラシックス・ラクテック
マンニトール
ラシックス
ラボナール
ミタゾラム・レペタン
エルネオパ2号
ビーフリード・フィジオ35
ソリタT3・ラクテック
レペタン
ラボナール
アレビアチン
エルネオパ2号
ビーフリード
フィジオ35・ソリタT3
エラスポール
フィジオ35
ハイカリック2号
オメプラール
ハイカリック2号・ソリタT3
ソルメドロール
エルネオパ2号
ビーフリード
ハイカリック2号
ソルダクトン
エルネオパ2号
フィジオ35
ハイカリック2号
ハイカリックRF
ソリタT3
タケプロン
エルネオパ2号
ビーフリード
フィジオ35
ドルミカム
エルネオパ2号
ビーフリード
フルカリック
ソリタT3・ラクテック
ニカルジピン
エルネオパ2号
ビーフリード
ラクテック
バクトラミン
エルネオパ2号
ビーフリード
フィジオ35
ビクロックス
エルネオパ2号
ビーフリード
フィジオ35
ビソルボン
エルネオパ2号
ビーフリード
ペルサンチン
エルネオパ2号
ビーフリード
フィジオ35
ラクテック
ペルジピン
エルネオパ2号
ビーフリード
ソリタT3
メイロン
ラクテック
3.血管外漏出

血管外漏出
原因
血管刺激性のある
薬剤投与・血管弾力性低下
体動による注射針移動ズレ
症状
初期は無症状
もしくは違和感
疼痛・発赤・熱感
腫脹・硬結・壊死
予防的観察
刺入部の状態
投薬状況(滴下速度)
逆血の有無
対処
1.投薬の中止
2.抜鍼前にシリンジを
接続し陰圧をかけ
薬剤を回収する
3.患部アッパック
せず局所罨法を行う
温罨法
薬剤:カテコラミン系
非カテコラミン系昇圧剤
効果:血管収縮作用に
よる虚血が症状を増悪
させるため薬剤の
分散と吸収を促す
冷罨法
薬剤:上記薬剤以外
効果:薬剤の拡散防止
抗炎症作用
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前回の記事はこちら

復職に向けて
知識整理中です
今回
薬剤配合変化と
血管漏出について
お伝えしました
前回記事も
ごらんくださいね♡

看護師ブログ:ねふな
Happyワークライフバランス
現役看護師が
ネフローゼ症候群発症
職場復帰を目指して
奮闘する日々を綴っています
ネフローゼ症候群で
入院した経緯や療養生活で
感じた不安などを分かり
やすく説明して
同じ症状の方や看護や
仕事に悩む方の参考に
なれば幸いです
看護知識も少しずつ
まとめて紹介しています
約10年間異業種で
働いた後に看護師に
復帰した経験もあります
看護師以外の方にも
仕事や日常生活を
Happyにする情報を
提供できればと思っています
