栄養管理:糖質と食物繊維

*本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
栄養管理:糖質と食物繊維 看護
栄養管理:糖質と食物繊維
看護師ねふな
看護師ねふな

こんにちは♡
看護師ねふなです

復職に向けて
知識整理中

栄養管理
炭水化物・糖質

食物繊維について
お伝えします


栄養管理:糖質・食物繊維

ネフローゼ症候群療養日記~自宅療養⑮~
ネフローゼ症候群療養日記~自宅療養⑮~

ネフローゼ症候群治療
ステロイド内服中

その影響で血糖値も
上昇傾向

ステロイド性糖尿病予防で
トラゼンタ内服中です

糖尿病にも影響があり
エネルギー摂取に重要な
糖質についてまとめました

ステロイド性糖尿病について詳しくはこちら


1.炭水化物

生活環境指導イメージ:看護師ブログ
生活環境指導イメージ:看護師ブログ

炭水化物
エネルギーの素となる
栄養素であり脂質

タンパク質と並ぶ
三大栄養素です

糖質1gにつき約4kcal
エネルギーが作られます

組成式 Cm(H2O)n から
化合物で単糖あるいは

それを最小構成単位と
する重合体

役割
脳・神経組織・赤血球
腎尿細管・精巣・酸素不足

骨格筋等・ぶどう糖しか
エ ネルギー源として

利用できない組織に
ぶどう糖を供給すること

分類
易消化性炭水化物
糖質(単糖類 少糖類 多糖類)

体内に吸収されて
エネルギー源になる

難消化性炭水化物
食物繊維

消化吸収されず
エネルギーにならない


2.糖質(易消化性炭水化物)の分類

療養生活でもカフェは必要
療養生活でもカフェは必要

糖質(易消化性炭水化物)の分類
糖類を構成している
単糖の数で分類

単糖類(1個)
ブドウ糖・果糖
ガラクトース

二糖類(2個)
ショ糖:ブドウ糖と
果糖が結合 砂糖

麦芽糖:ブドウ糖が
2つ結合 水あめ

乳糖:ブドウ糖と
ガラクトースが結合
牛乳に多く含まれる

小糖類(3~9個)
オリゴ糖とも表記される

低消化性で整腸作用や
腸内細菌を増やす作用

フラクトオリゴ糖
砂糖を原料に酵素を
作用させて作られる

大豆オリゴ糖
大豆から天然成分を
抽出・分離させつくられる

ガラクトオリゴ糖
乳糖にβ-ガラクトシダーゼを
作用させつくられる

※ビフィズス菌などの
善玉菌の栄養源
善玉菌を増やす効果もある

トレハロース:
きのこ類や酵⺟などに存在する糖質

パラチノース:
はちみつにも含まれる

天然の糖質・吸収のスピードが緩やか
※代替甘味料としてよく使われます。

多糖類(10個以上)
デンプン:ブドウ糖構成
植物の光合成によって作られる

デキストリン:いも類などの
デンプンを酵素で分解し
低分子化したもの

糖アルコール
ソルビトール:海藻類や
果実類に比較的多量に含まれている

キシリトール:果実
野菜類に含まれる

※う蝕(虫歯)予防効果
口腔内の細菌による酸の

産生がほとんどなく
ミュータンス菌の一部の代謝を阻害する


3.食物繊維(難消化性炭水化物)の分類

ねふなニューイメージ:看護師ブログ
ねふなニューイメージ:看護師ブログ

食物繊維
人の消化酵素で消化されない
食物中の難消化性成分の
総体と定義されています

水溶性食物繊維:溶ける
胃腸内をゆっくり移動し
糖質の吸収をおだやかにして

食後血糖値の急な
上昇をおさえる

吸着性があり小腸で
コレステロールや

胆汁酸を吸収して
スムーズな排泄を促す

ポリデキストロース:
人工的に合成されたもの

難消化性デキストリン:
とうもろこし等の
デンプンから生まれたもの

ペクチン:果物・野菜類に含まれる

不溶性食物繊維:水に溶けない
便のカサを増し腸の働きを刺激

乳酸菌やビフィズス菌のエサ
セルロース:植物の主成分

キチン:エビ・カニなどの
甲殻類の外殻の主成分

リグニン:木材・竹など
木化した植物体の主成分


4.摂取不足と過剰摂取

摂取不足
脳の機能低下:昼夜問わず
ブドウ糖を使用し
一日約120g消費する

判断力の低下
注意力の低下・疲労感

筋肉の減少:体内に存在
タンパク質や体脂肪が分解される
基礎代謝の低下

過剰摂取
エネルギー過剰による肥満
生活習慣病

ブドウ糖:脂肪組織に
運ばれ体脂肪として蓄えられる

果糖:肝臓で中性脂肪に
合成され高中性脂肪血症

ショ糖:歯を溶かす
有機酸の産生により
虫歯の原因


5.炭水化物摂取量

看護師ブログ:ネフローゼ症候群診断説明イメージ
看護師ブログ:ネフローゼ症候群診断説明イメージ

炭水化物摂取量
※食事摂取基準(厚生労働省)

炭水化物エネルギー
比率の目標量

総摂取エネルギーに占める
炭水化物からの
摂取エネルギーの割合

50~65%相当が理想
例:30~49歳女性
デスクワーク中心の活動量

一日の必要エネルギー
量は2050kcal

50~65%に相当する
エネルギー量:
1025~1332kcal

炭水化物は1g=4kcalのため
1025~1332÷4kcal=
256~333gが一日の摂取量

1食あたり85g~111gの
炭水化物の摂取が理想的

※必要なエネルギー量は性別
年齢・身体活動量によって異なります

栄養成分・一日のエネルギー必要量の算出方法についてはこちら

低糖質パン・スイーツ【フスボン】

関連記事はこちら

看護その他

看護その他
看護その他

病態別、症例別の栄養管理がわかりやすい「栄養療法ポケットブック」は↓↓


前回記事はこちら

看護師ねふな
看護師ねふな

復職に向けて
知識整理中です

今回は栄養管理
炭水化物・糖質

食物繊維を
おつたえしました

前回記事も
ごらんくださいね♡

栄養管理:脂質・コレステロール

栄養管理:脂質・コレステロール
栄養管理:脂質・コレステロール

気になる職場の生の情報満載 看護師転職サイト『ナースJJ』

看護師ブログ:
Happyワークライフバランス

現役看護師が
ネフローゼ症候群発症し

職場復帰を目指し
奮闘する日々を綴っています

初めて入院にまで至った
ネフローゼ症候群について

入院の経緯・療養生活の
不安などをお伝えして

少しでも同じ症状の方の
療養生活や看護や仕事の

悩みの参考になればと
思っています

看護の知識もまとめて
アウトプットしています

異業種を約10年働き
再び看護師復帰をした
経験もあります

看護師以外の方へも
仕事の悩みや日々を

Happyに過ごす参考に
少しでもなればと思っています

タイトルとURLをコピーしました