こんにちは♡
看護師ねふなです
復職に向けて
知識の整理をしました
栄養管理
炭水化物
糖質
食物繊維
について
お伝えします
栄養管理:糖質と食物繊維
ネフローゼ症候群治療のため、ステロイド内服中。
その影響で血糖値も上昇傾向、ステロイド性糖尿病予防のためトラゼンタ内服中です。
糖尿病にも影響があり、エネルギー摂取に重要な糖質についてまとめました。
ステロイド性糖尿病について詳しくはこちら
ネフローゼ症候群について詳しくはこちら
1.炭水化物
炭水化物
エネルギーの素となる栄養素であり、脂質・タンパク質と並ぶ三大栄養素です。
糖質1gにつき約4kcalのエネルギーが作られます。
組成式 Cm(H2O)n からなる化合物で単糖あるいはそれを最小構成単位とする重合体
役割
脳、神経組織、赤血球、腎尿細管、精巣、酸素不足の骨格筋等、ぶどう糖しかエ ネルギー源として利用できない組織にぶどう糖を供給すること
分類
易消化性炭水化物:糖質(単糖類 少糖類 多糖類)
体内に吸収されてエネルギー源になる
難消化性炭水化物:食物繊維
消化吸収されずエネルギーにならない
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2.糖質(易消化性炭水化物)の分類
糖質(易消化性炭水化物)の分類
糖類を構成している単糖の数で分類
単糖類(1個)
ブドウ糖 果糖 ガラクトース
二糖類(2個)
ショ糖:ブドウ糖と果糖が結合 砂糖
麦芽糖:ブドウ糖が2つ結合 水あめ
乳糖:ブドウ糖とガラクトースが結合 牛乳に多く含まれる
小糖類(3~9個)
オリゴ糖とも表記される
低消化性で、整腸作用や腸内細菌を増やす作用
フラクトオリゴ糖:砂糖を原料に酵素を作用させて作られる
大豆オリゴ糖:大豆から天然成分を抽出・分離させつくられる
ガラクトオリゴ糖:乳糖にβ-ガラクトシダーゼを作用させつくられる
※ビフィズス菌などの善玉菌の栄養源、善玉菌を増やす効果もある
トレハロース:きのこ類や酵⺟などに存在する糖質
パラチノース:はちみつにも含まれる天然の糖質 吸収のスピードが緩やか
※代替甘味料としてよく使われます。
多糖類(10個以上)
デンプン:ブドウ糖で構成される 植物の光合成によって作られる
デキストリン:いも類などのデンプンを酵素で分解し、低分子化したもの
糖アルコール
ソルビトール:海藻類や果実類に比較的多量に含まれている
キシリトール:果実、野菜類に含まれる
※う蝕(虫歯)予防効果
口腔内の細菌による酸の産生がほとんどなく、ミュータンス菌の一部の代謝を阻害する
3.食物繊維(難消化性炭水化物)の分類
食物繊維
人の消化酵素で消化されない食物中の難消化性成分の総体と定義されています。
水溶性食物繊維:水に溶ける
胃腸内をゆっくり移動し、糖質の吸収をおだやかにして食後血糖値の急な上昇をおさえる
吸着性があり、小腸でコレステロールや胆汁酸を吸収して、スムーズな排泄を促す
ポリデキストロース:人工的に合成されたもの
難消化性デキストリン:とうもろこし等のデンプンから生まれたもの
ペクチン:果物、野菜類に含まれる
不溶性食物繊維:水に溶けない
便のカサを増し、腸の働きを刺激
乳酸菌やビフィズス菌のエサになる
セルロース:植物の主成分
キチン:エビ・カニなどの甲殻類の外殻の主成分
リグニン:木材、竹など木化した植物体の主成分
4.摂取不足と過剰摂取
摂取不足
脳の機能低下:昼夜問わず、ブドウ糖を使用し、一日約120g消費する
判断力の低下 注意力の低下 疲労感
筋肉の減少:体内に存在するタンパク質や体脂肪が分解される
基礎代謝の低下
過剰摂取
エネルギー過剰による肥満
生活習慣病
ブドウ糖:脂肪組織に運ばれ体脂肪として蓄えられる
果糖:肝臓で中性脂肪に合成され高中性脂肪血症
ショ糖:歯を溶かす有機酸の産生により虫歯の原因
5.炭水化物摂取量
炭水化物摂取量
※食事摂取基準(厚生労働省)
炭水化物エネルギー比率の目標量
総摂取エネルギーに占める、炭水化物からの摂取エネルギーの割合
50~65%相当が理想
例:30~49歳女性デスクワーク中心の活動量
一日の必要エネルギー量は2050kcal
50~65%に相当するエネルギー量:1025~1332kcal
炭水化物は1g=4kcalのため1025~1332÷4kcal=256~333gが一日の摂取量
1食あたり85g~111gの炭水化物の摂取が理想的いえます。
※必要なエネルギー量は性別・年齢・身体活動量によって異なります。
栄養成分・一日のエネルギー必要量の算出方法についてはこちら
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前回の記事はこちら
復職に向けて
知識の整理をしました
今回は
栄養管理
炭水化物
糖質
食物繊維
について
おつたえしました
前回の記事も
ごらんくださいね♡
栄養管理:脂質・コレステロール
看護師ブログ:ねふなHappyワークライフバランスは現役看護師がネフローゼ症候群発症し職場復帰を目指し奮闘する日々を綴っています。
初めて入院にまで至ったネフローゼ症候群について、入院の経緯、療養生活の不安などをお伝えして、少しでも同じ症状の方の療養生活や看護や仕事の悩みの参考になればと思っています。
看護の知識もちょっとずつまとめてアウトプットしています。
また、異業種を約10年働き再び看護師復帰をした経験もあります。
看護師以外の方へも仕事の悩みや日々をHappyに過ごす参考に少しでもなればと思っています。