
こんにちは♡
看護師ねふなです
復職に向けて
知識の整理をしました
栄養投与計算
について
お伝えします
栄養管理栄養投与計算
「栄養管理って重要」と思ってはいるけど、実際にどんな風に考えていったらいいか曖昧だったり、患者の栄養状態改善に根拠をもって考えたいと思っています。
今回は看護知識栄養投与計算について記載しています。

栄養管理のプロセス
①栄養評価
②栄養計画
③実施
④栄養アウトカム評価
栄養管理のプロセス詳しくはこちら
栄養投与成分
エネルギー必要量の設定
過大侵襲を受けた患者は、エネルギー需要の増加が多い
過不足なくエネルギー投与を行うには間接熱量計を用いて実測するのが望ましい
間接熱量計がない場合にはHarris-Benedictの式に基づいて基礎エネルギー消費量を求めその値にストレス係数と活動係数を乗じて1日エネルギー必要量を算出する
水分・蛋白・脂質・糖質必要量の設定
水分量や、蛋白質量、脂質、糖質必要量は病態によって大きく異なる
タンパク合成が効率よく行われるためには非蛋白熱量(non-protein calorie:NPC)と蛋白熱量(nitrogen:N)のバランスが適正でなくてはならない
通常非侵襲下ではNPC/N=150~200になるように設定するが侵襲が大きくなるにつれて蛋白質の必要量が増加する為NPC/Nは低下する
非蛋白熱量:糖質や脂質に由来するエネルギー
蛋白熱量:蛋白質に由来するエネルギー指標である窒素
血糖コントロール
侵襲時には血糖上昇ホルモン(グルココルチコイド、グルカゴン、カテコラミンなど)の分泌促進が生じる反面、インスリン分泌が抑制されて高血糖状態となる
高血糖に対しインスリンを用い血糖コントロールを行う
血糖値を管理することによって患者の予後は改善する
※血糖値は浸透圧利尿が生じる180mg/dl以上にしない
一日エネルギー必要量の算出法
必要エネルギー量=基礎エネルギー量×活動係数×ストレス係数
基礎エネルギー量はHarris-Benedictの式にて算出
男性
66.47+13.75×体重(kg)+5.00×身長(cm)-6.76×年齢
女性
655.1+9.56×体重(kg)+1.85×身長(cm)-4.68×年齢
活動係数
ベッド上臥床:1.2 起床生活:1.3
ストレス係数
手術 小手術:1.1 大手術:1.2
感染 軽度:1.2 中等度:1.5 重症:1.8
外傷 筋肉損傷:1.35 頭部:1.6
熱傷 40%:1.5 100%:1.95
病態別、症例別の栄養管理がわかりやすい「栄養療法ポケットブック」は↓↓
関連記事はこちら
栄養管理の基礎から具体的症例まで「認定NSTガイドブック」はお勧め↓↓
前回の記事はこちら

復職に向けて
知識の整理をしました
栄養投与計算
について
おつたえしました
前回の記事も
ごらんくださいね♡


最後までご覧いただきありがとうございます
看護師ブログ:ねふなHappyワークライフバランスは現役看護師がネフローゼ症候群発症し職場復帰を目指して奮闘する日々を綴っています
入院した経緯や療養生活で感じた不安など実体験を、同じ症状の方や看護や仕事に悩む方の参考になればと思っています
約10年間異業種で働いた後に看護師に復帰した経験もあります
看護師以外の方にも仕事や日常生活をHappyにする情報を提供できればと思っています