むくみ・浮腫

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むくみ・浮腫 看護
むくみ・浮腫
看護師ねふな
看護師ねふな

こんにちは♡
看護師ねふなです

  

復職に向けての
知識の整理です

 
今回は
むくみ・浮腫
について

お伝えします

むくみ・浮腫

長時間立ち仕事やリモートワークが原因で、日常生活でもよく耳にするむくみ。
医療の現場でも様々な病態で起こるむくみ:浮腫についてまとめています。

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1.むくみ

むくみ
皮下に余分な水分が溜まっている状態
浮腫と同義語

メカニズム
血液は心臓から全身の細胞へ動脈を通り酸素や栄養分を届けるために送り出され、細胞から排出された二酸化炭素や老廃物を回収して、静脈を経由し心臓に戻る
動脈から身体の各組織中ににじみ出た水分は、役目を終えた後、通常は静脈やリンパ管に戻る
何らかの原因で静脈やリンパ管に回収されにくくなると、たまった水分に皮膚が押されて膨らんだような状態になり、むくみが起こりる
下肢の浮腫み
循環の中で、足を流れ心臓に戻る血液は、重力に逆らい心臓に戻る必要がある
血液を戻すためのポンプの役割を果たすのがふくらはぎの筋肉
人間の下半身には全体の7割もの血液が集まり、ふくらはぎの筋肉が動くことで血液を心臓に戻す
つまり血液を心臓に戻すには、ふくらはぎの筋肉を伸び縮みさせる必要がある
これがなんらかの理由でうまくいかなくなるとふくらはぎで血液が停滞して下肢がむくむ

下肢の浮腫みの悪影響
しみ、たるみ
真皮の下にあるコラーゲンなどの弾力繊維を、浮腫みの影響で伸ばしてしまい場合となる

2.一過性の浮腫みの原因

一過性の浮腫みの原因
1.生活習慣
就業環境の変化 昼夜逆転の仕事環境
夜更かしなどによる睡眠不足
2.ストレス
3.長時間同じ姿勢でいる
立ち仕事やデスクワークなど、ずっと同じ姿勢の状態でいると、ふくらはぎの動きが少なくなり、筋肉の収縮作用によるポンプ機能がうまく働かなくなる
3.運動不足による筋力の低下
運動不足によってふくらはぎの筋肉が衰えると、ポンプ機能が低下する
4.過度なダイエットで痩せすぎ
過度なダイエットによって足の筋肉が弱まり、ポンプ機能が低下する
5.不規則な食生活
ファーストフード、インスタント食品中心の食生活による栄養の偏り
肥満傾向
塩分の摂りすぎ
塩分には水分を抱え込む性質があり、余分な水分をうまく排出できなくなる
ビタミン、ミネラル、たんぱく質の不足
カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルや、ビタミンB1、たんぱく質の不足
アルコールの摂りすぎ
アルコールは血管内脱水の作用がある
飲みすぎると体の水分が失われ、血液濃度が高くなり、血管内に水分を取り込む
5.体温調節不足
体温を調節する発汗などの自律神経の働きが鈍くなると、水分代謝が低下する
冷え
血行不良による冷えは足の毛細血管まで血液が循環しなくなり、血液やリンパの流れが停滞する
6.女性特有のむくみ
女性は男性よりも筋肉量が少ない
ホルモンの影響
妊娠・生理
黄体ホルモンの分泌量が多くなり、余分な水分が体に溜まりやすくなる

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3.一過性の浮腫みの対策

一過性の浮腫みの対策
1.マッサージ・ストレッチ
ふくらはぎに溜まった余分な水分や血液を心臓に戻す
もむのではなく、なでるようにしてリンパ液の流れを改善する
ふくらはぎにある腓腹筋やヒラメ筋をほぐすことで、血行を促進する
2.運動
ウォーキングや階段の上り下りなどで、筋肉を鍛え、ポンプ機能を働かせる
足首をグルグル回してほぐしたり、仰向けで両足を上にあげて小刻みに動かす
眠る時に足の下に薄い座布団などを入れて、足を少し高くして眠るのも効果的
3.食事
適度な水分・塩分
むくみの主成分である水分、ナトリウムをためないためにも、水分、塩分の過剰摂取を避ける
塩分の多い食事は水分の摂取にもつながるの
濃いものを食べる習慣があるのなら、なるべく薄味にする
塩分の排出を促進するカリウムを積極的に摂取する
血流をよくする働きがあるビタミンEも適度に摂取する
栄養について詳しくはこちら
4.体を冷やさない工夫
エアコンの冷風は、部屋の下部にとどまり、足の冷えに繋がる
5.弾性ストッキングの使用
圧力のあるストッキングで足を圧迫してむくみを軽減する
6.十分な休息をとる
横になると足に溜まった余分な水分が移動し、循環する血液量が増える
腎臓への血液量も増え、余分な水分を尿として排出する

4.慢性的な浮腫みの原因

慢性的な浮腫みの原因
数日間むくみが持続する場合は疾患の可能性がある
1.心臓の障害
心臓のポンプの機能が正常に果たせなくなり、血行が悪くなる
いわゆる心不全の状態
心不全について詳しくはこちら
2.肝臓や腎臓の障害
血中にあるアルブミンは、血管に水分を取り込んだり排出したりしながら浸透圧を調整する役割を担っている
肝臓や腎臓に何らかの障害があると、アルブミン量が低下し、血管での水分調整が効かなくなる
腎臓の機能について詳しくはこちら
3.リンパ浮腫
全身に張り巡らされたリンパ管を流れるリンパ液が、なんらかの原因で流れが滞り四肢に溜まる
原因
癌の転移を防ぐためリンパ節の切除や、放射線治療を行った際、リンパ節を損傷よりおこる
手術後すぐに発症する人もいれば、5年後、10年後に症状が突然現れることもある
特発性リンパ浮腫
原因が特定できない
自然に治ることがない
急に悪化して急性リンパ管炎をおこすと熱を持ち痛みを感じる
4.下肢静脈瘤
足の静脈には心臓に向かった血液が逆流して足に戻ることを防ぐ静脈弁がついている
その静脈弁が壊れ、逆流した血液が足に溜まってしまう
5.深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)
長時間のバスや飛行機での移動、病気で寝たきり状態など、同じ姿勢を取り続けた後に足の静脈に血栓ができる
足の静脈に血栓ができると静脈血が心臓に戻りにくくなる
エコノミー症候群について詳しくはこちら

5.浮腫みと受診のタイミング

受診のタイミング
一日中持続している
何日も続いている
足の血管がボコボコ浮き出ている
足の痛みがともなっている
急に体重が増えた
顔やまぶたがむくむ
尿の出が悪い
坂道や階段で息が切れる、疲れやすい
これらの症状があれば一度受診を行う
主な検査
血液検査
心臓超音波(心エコー)
下肢静脈エコー
下肢造影CT
下肢MRI

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看護師ブログ:ねふなHappyワークライフバランスは現役看護師がネフローゼ症候群発症し職場復帰を目指して奮闘する日々を綴っています

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約10年間異業種で働いた後に看護師に復帰した経験もあります
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