栄養管理:経腸栄養投与

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看護プチ情報看護知識:栄養管理② 看護
看護プチ情報看護知識:栄養管理②
看護師ねふな
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こんにちは♡
看護師ねふなです

  

復職に向けて
知識の整理をしました

栄養管理
経腸栄養投与
について

お伝えします

栄養管理:経腸栄養

「栄養管理って重要」と思ってはいるけど、実際にどんな風に考えていったらいいか曖昧だったり、患者の栄養状態改善に根拠をもって考えたいと思っています。
今回は看護知識:栄養投与経腸栄養について記載しています。

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栄養管理のプロセス

①栄養評価
②栄養計画
③実施
④栄養アウトカム評価

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栄養管理方法:経腸栄養

栄養療法が必要な場合、可能な限り経腸栄養を用いることが原則です。
なぜなら、腸管を使用しない為に生じる腸管粘膜委縮によって腸管細菌の血中侵入(BT)が重度感染症の原因となるためです。
上記からクリティカル領域の患者においても経腸栄養から開始することが望ましいですが消化管機能異常が少なからず認められること、経腸栄養における合併症リスクも高まる事から消化機能を評価し綿密な管理のもとの施行が重要です。
経腸栄養では下痢・嘔吐といった消化器症状が現れやすいです。
症状出現時は原因を追究し安易に経腸栄養を中止することが無いよう対策を講じる必要があります。
禁忌
消化管が安全に使用できない場合
腸管の安静が必要な場合(消化管出血、感染による下痢、炎症性腸疾患の増悪期、閉塞性イレウス)
呼吸、循環が安定しいていない場合
投与経路
経鼻チューブ(胃チューブ、十二指腸・空腸チューブ)
胃瘻・空腸瘻の2種類に大別されます。
消化機能の評価を行い経腸栄養投与の経路を選択し患者に適した方法を選択します。
栄養剤
経腸栄養材の種類は多くそれぞれの成分の特徴を理解し病態に合わせ選択します。

経腸栄養経鼻チューブ

種類と特徴
胃チューブと十二指腸チューブの2種類がある
経鼻胃チューブ
容易に挿入できるが胃食道逆流を起こす可能性があります。
特にクリティカルケア領域の患者は胃から十二指腸への移行障害が生じやすいため胃食道逆流による誤嚥性肺炎のリスクが高まります。
経鼻十二指腸・空腸チューブ
専用チューブ内にガイドワイヤーを挿入しX線透視下やエコー下で実施する必要があり容易に挿入できません。
胃食道逆流は起こしにくいですが栄養剤の急速投与によるダンピング症状の出現や下痢を生じやすいため管理上の工夫が必要です。
器材の取り扱いと管理
栄養チューブの太さは一般的に6Frまたは8Frが推奨されます。
チューブは生体反応が少なく耐久性に優れ、閉塞しにくく挿入操作が容易で誤接続防止タイプでありX線造影ライン付きのものを選択することを推奨されます。
合併症
誤挿入、鼻腔壊死、副鼻腔炎、胃食道逆流による肺炎

経腸栄養:胃瘻・空腸瘻

種類と特徴
腸壁を介し、胃もしくは空腸内に直接チューブを挿入留置する方法
チューブの留置方法には胃内視鏡を用いる方法と開腹手術の2種類があります。
器材
使用されるチューブは体外部分がボタン型とチューブ型、胃内部分がバルーン型と
バンパー型の4つがあります。
合併症
出血、感染、周囲炎、壊死、瘻孔損傷、腹膜炎、バンパー埋没症候群
栄養成分・一日のエネルギー必要量の算出方法についてはこちら

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前回の記事はこちら

看護師ねふな
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復職に向けて
知識の整理をしました

今回は
栄養管理

経腸栄養投与

について

おつたえしました

前回の記事も

ごらんくださいね♡

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看護師ブログ:ねふなHappyワークライフバランスは現役看護師がネフローゼ症候群発症し職場復帰を目指し奮闘する日々を綴っています。
初めて入院にまで至ったネフローゼ症候群について、入院の経緯、療養生活の不安などをお伝えして、少しでも同じ症状の方の療養生活や看護や仕事の悩みの参考になればと思っています。
看護の知識もちょっとずつまとめてアウトプットしています。
また、異業種を約10年働き再び看護師復帰をした経験もあります。
看護師以外の方へも仕事の悩みや日々をHappyに過ごす参考に少しでもなればと思っています。

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