ネフローゼ症候群療養日記:入院迄

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ネフローゼ症候群書状出現から受診、入院まで 療養日記
ネフローゼ症候群書状出現から受診、入院まで

看護師復帰ブログではプロフィールでもお伝えしているように約10年看護師として
勤務後一旦異業種で働き再び看護師復帰をした経験があります。
今回ネフローゼ症候群に罹患し、職場復帰を目指しています。
初めて入院にまで至った病気、ネフローゼ症候群について、入院の経緯をお伝え
少しでも同じ症状の方の療養生活の参考になればと思います。
その時々の不安や悩み、また参考になったことをお伝えしていきます。
看護の知識もちょっとずつまとめてアウトプットしていきます。

入院の経緯をお伝えし少しでも同じ症状の方が早く受診につなげられるように
お伝えしていきます


症状出現:顔がむくんでいる

「あれ?顔、浮腫んでる?」1日目~5日目(※症状に気づいた日を1日目としてます)
今思えば、これが一番最初の症状の出現ではなかったかと思っています。
ただこの時は、「昨日水分とりすぎたのかな?朝だから浮腫んでるのかな?」と
まったく、気にしていませんでした。
そんな日が5日程続いていましたが、他に気になる事もなかったのでいつもどおり
出勤しては日々の看護にいそしむ毎日でした。

「浮腫続いてる、なんか疲れやすい?」6日目
相変わらず、顔の浮腫みはでているし、休みの日、自宅にいても疲れが抜けなくて
つい横になってしまう。

「足まで浮腫みがでてきた、体重1kgふえてる」7日目~8日目
顔の浮腫みは続いてるし、朝起きたてなのに足にも浮腫みがでている
暴飲暴食したわけでもないのに一日で体重が1kgづつふえていってる。
一日仕事をしていると、基本立ち仕事のせいもあるけど足の浮腫みは
強くなってつらかった。

「首腫れてる、毎日体重1kgふえてる」9日目~12日目
首まで腫れてきた。毎日体重が増えてる。とはいえ仕事にはいかないと
「浮腫みはあるけど動けるし」と出勤継続。若干自分の動きの緩慢さが
その時からあったなと今になって感じる・・・それでも夜勤を乗り越える

体重の急激な増加におののく

ただ、この首のはれ、浮腫みさすがに普通じゃないよなと受診を決意!

受診

「首腫れてる、足の浮腫みも強くて痛い、病院へ」13日目
現役看護師とは言え、正直代謝系は専門外、自分の年齢、性別や諸々と首回りの
浮腫みで甲状腺がらみかと考えてしまった(周囲にもいたしね)
「自分の病院は甲状腺とか専門じゃないし、自分の病院で受診って(遠慮?)」と思い
専門病院を探し何とか、無理に予約を入れてもらっての受診。

結果:甲状腺エコーでは腫れは認めるが特異的な所見なし
    採血結果は1週間後検尿から尿蛋白(+)

クリニックではその日に採血結果が出ないのです
(※すべてのクリニックが出ないわけではないと思います)
甲状腺は取り急ぎ問題ない事だけわかり1週間後の予約をして帰宅、トボトボ

ここでポイント
●自己判断は禁物
●専門性にこだわるより結果が出る病院
現役看護師ねふなの場合勤務後自分の病院で受診がはやかった

症状徐々に悪化

「症状変わらないけど、仕事はあるから行かないと」14日~16日目
自覚症状が乏しいのか、倦怠感があっても、出勤もできるし、勤務も続けられている
夜勤だって何とか頑張り、結局休みは一日寝て過ごす。

「息苦しさで目が覚める、吐き気と腹痛がでる」17日
夜に寝てるのにいきなり息が苦しくって目が覚める、それでもなんとか横になって就寝
朝に起きると呼吸困難もなくなっているので、日勤へ出発。
食欲はないし、吐き気もあるから豆腐やゼリーを食事にする。
いつもどおり仕事はできてるけど急に吐き気や腹痛が出てトイレに行くこと数時間おき
一旦落ち着くと働けてしまう。

明日の夜勤が出勤できるか?今日のペースならいける。

夜勤からER受診

看護師夜勤勤務イメージ

「この夜勤終わったら予定の受診がんばろうでも症状心配」18日日
日勤の様にしょっちゅうトイレに行かないとってなると夜勤は人数が少ない分
他のメンバーにも迷惑かけてしまうので、正直に今の状況を話して協力してもらった。
部署と管理の師長さんにも事前に状態を伝えていたので
「いつでも体調悪化したら言ってね」とそんなお言葉に安心して勤務。
働いている間は動けるものです。
朝方になりだんだん倦怠感が強くなり「GIVE UP」
ER医師に診察うけ、採血、胸腹部レントゲン、心臓エコーに腹部エコー実施

結果:ネフローゼ症候群の疑いただちに、腎臓内科のある病院を受診
  「今すぐ紹介状かくから今すぐ行く!」と暖かいエール
   採血でのアルブミン値がこの時点で1.0g/dl(診断所見3.0g/dl以下)

紹介受診から緊急入院

病名いわれると、急に病人になった気がして、受診待ちの間もソファーで横になるぐらいつらい。
診察後、特に検査をすることもなく「ネフローゼ症候群のためこのまま4週間ほど入院」
ERで検査した所見を持参したので受診後検査は心電図のみ。
紹介状の内容や自分の病院でやった検査所見で入院確定レベルだったようです。

入院までのふりかえり

このブログを書くに至り、ネフローゼ症候群についても今更ながら調べていくうちに
「そのまま」と納得することばかり。
・急激な症状(浮腫み、体重増加)→微小変化型ネフローゼ症候群
・夜間の呼吸困難→胸水貯留
・消化器症状→腹水貯留
症状が出始めてた最初の一週間ぐらいではなかなか「受診しないと」と思う事すらなかった。
仕事があると、動けるし動いてしまうけど、「無理してない?」自分に問いかけてもよかったかも。

このブログが同じような症状の方へ少しでも参考になればと思います。

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看護師ブログ記事イメージ
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ネフローゼ症候群について①

ネフローゼ症候群について②

前回の記事はこちら

ステロイド薬について

看護師ブログ:ねふなHappyワークライフバランスは現役看護師がネフローゼ症候群発症し職場復帰を目指して奮闘する日々を綴っています。
ネフローゼ症候群で入院した経緯や療養生活で感じた不安などを分かりやすく説明して、同じ症状の方や看護や仕事に悩む方の参考になるようにしています。
看護の知識も少しずつまとめて紹介しています。
また、約10年間異業種で働いた後に看護師に復帰した経験もあります。
看護師以外の方にも仕事や日常生活をHappyにする情報を提供できればと思っています

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