
こんにちは♡
看護師ねふなです
復職に向けて
知識の整理をしました
今回は
OODAループ
について
お伝えします
OODAループ
OODAループ
リアルタイムの変化に合わせ、現場レベルで判断・実行し、目的を達成していくプロセス
Observe(観察)
Orient(状況判断)
Decide(意思決定)
Act(実行)
PDCAサイクルに類似した意思決定・行動フレームワーク
変化の速い状況に強みを発揮する手法
1.OODA来歴
来歴
アメリカ空軍ジョン・ボイド氏
朝鮮戦争時代に常に変化する戦況に合わせ、臨機応変に対応するために提唱したといわれている
先が見えない戦況で、迅速に判断し、適切に行動することで、逆転させ、勝利に導く40秒ボイドと評価された実体験が元になっている
人間の意思決定に関する研究から、多様な分野に適用できるように考案された戦略
2.特徴
特徴
計画や上司からの指示に従って動くのではなく、ビジョンの実現や目標の達成に向けた優位性の獲得を目的に、個々の意思決定者がその場でデータの収集や分析、意思決定を行い、実行に移す
現場レベルで実施することは、目の前の原因や結果に対して、素早く対応できる
競合他社と比べて競争優位性を高める効果もある
ビジネス分野では、イノベーションの創出など、柔軟性や適応力、機動力が求められる場面でのフレームワークとして活用されている
実行や4つのステップの内容によりPDCAサイクルと混同されやすいプロセス
しかしこの2つは全く異なる概念である
3.OODAステップOO
Observe(観察)
意思決定者が自分の目や肌で感じ取った情報やリアルタイムの情報が重要な判断基準となる
そのため、明確な目的意識を持ち、多様なデータを収集するように努める
注意深く観察し、現状の把握や問題の発見、原因の特定を行う
自らの考えや計画、思い込みに固執することなく観察対象を意思決定者自身が
観察して外部状況のデータを収集することが重要
Orient(状況判断)
観察で収集したデータをもとに状況判断を行う
集めたデータを分析・統合し意思決定を行う際には、文化的背景や意思決定者のこれまでの経験なども踏まえて状況を把握する必要がある
OODAループの中でも特に重要なステップとなる
4.OODAステップDA
Decide(意思決定)
状況判断で整理した内容をもとに意思決定を行う
必要に応じて、具体的な実施手順の決定や計画の周知徹底も行う
1.状況判断で得た市場情勢や自社の競争優位性を考慮した仮説を立案
2.ビジョンや達成するべき目標と現状を照らし合わせ、選択肢をリストアップ
3.リストアップの中から最も適切だと思われる施策や手段を選択
Act(実行)
意思決定した内容を実行し、状況判断で構築した仮説が正しかったかどうかを見極め次の観察に向けて実行する
対象の反応や実行の影響による環境変化などデータ収集して、ループさせていく
特徴
必要に応じて意思決定と実行を同時に行う
各ステップから観察へと戻るなど環境や現状に応じてステップを変更できる
商品開発や事業創生においても、現状や環境変化に応じて、各ステップから観察に戻ることで、組織目標の達成のための軌道修正が可能
5.PDCAサイクル
「Plan(計画)」⇒「Do(実行)」⇒「Check(評価)」⇒「Action(改善)」
業務内容や計画を見直し、失敗を繰り返さないため改善していく業務改善手法
目標と期間を明確化し、実行可能な計画を策定し、計測可能なKPIの設定し改善ポイントを見出し、改善策の実行を繰り返す
作業時間を削減し、効率的な仕組みを構築できるため、多くの業務に適用できる
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6.OODAループとPDAサイクルの違い
目的や判断基準、適用できる分野、特徴、実施期間と、さまざまな違いがある
OODAループ
不確実性の高い事象を重視
現状の変化によってループの途中でも再考・再検討する
状況が刻一刻と変化する中で競争優位性を確立したい場合に適している
PDCAサイクル
計画そのものを重視
必ずサイクルを完結させてから、2週目のサイクルにはいる
限られた環境の中でパフォーマンスの最大化を図りたい時に適している
環境条件に合わせて使い分ける事が理想で、完全に置き換える必要はない

7.OODAループポイント
明確なビジョンや具体的な目標の共有
明確なビジョンや具体的な目標を提示し、認識を合わせることで、現場レベルのデータ収集や分析、意思決定がスムーズに行える
組織の運営方針への理解を深め、判断や行動に関するルールを設ける事が重要
各自の暗黙知を共有化する事で、共有化しない環境とは比較にならない速度と精度で実現が可能
ビジョンや目的を関わる組織のメンバー全員に提示し、認識を合わせることが重要
スピード感を最優先し、徐々に精度を高めていく
特別なスキルでも近年生み出された最新の理論ではない
誰もが日常的に実施しているもの
しかも、多くの人々はこのプロセスを無意識下で処理している
実施する上で避けなければならないのは、周囲にペースを乱されてしまうこと
そのような状況に陥らないために、素早く回すことを優先する
行動に対する反応や時間の経過により新たに得られた情報から仮説や判断の誤りを見つける
そのうえで、最適化を図るように心掛ける
組織内で強みや特性を最大限に活かすために、明確なビジョンや具体的な目標を提示し、認識を合わせる必要がある
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ねふなHappyワークライフ
バランスは現役看護師が
ネフローゼ症候群発症
職場復帰を目指して
奮闘する日々を綴っています
入院した経緯や療養生活で
感じた不安など実体験を
同じ症状の方や看護や
仕事に悩む方の参考に
なればと思っています
約10年間異業種で働いた後
看護師に復帰した経験もあります
看護師以外の方にも仕事や
日常生活をHappyにする
情報を提供できればと思っています


