看護師復帰ブログではプロフィール記載・約10年看護師として
勤務後一旦異業種で働き再び看護師復帰をした経験があります。
今回ネフローゼ症候群に罹患し、職場復帰を目指しています。
その時々の不安や悩み、また参考になったことをお伝えしていきます。
看護の知識もちょっとずつまとめてアウトプットしていきます。
初めて入院にまで至った病気、ネフローゼ症候群について、入院の経緯をお伝えし
少しでも同じ症状の方がの療養生活の参考になればと思います。
点滴終了翌日~治療効果発現まで
「利尿が減ってきた」30日目~36日(※症状に気づいた日を1日目としてます)
昨日でアルブミン製剤の点滴も、点滴での利尿剤も終了し予測通り利尿は低下。
それでも少しは胸水も改善しているのか酸素投与量の4Lから3Lへ減っている
移動や負荷(整容、食事等)後の休憩時間も少し短くなってきてるけど必要。
なんとなく症状はましだけど、体幹と下肢の浮腫は相変わらずで体は全体に重い。
なかなか、ステロイドパルス療法の効果が出ないのか?
「来週もしかしたら再度ステロイドパルス療法かも」と医師から説明。
若干不安募る。
治療効果発現~体重もとに戻るまで
「体重減少してきた!」37日目~49日目(※症状に気づいた日を1日目としてます)
夜間に飲んでいる量は多いわけでは、ないけど夜に利尿のため夜中に目が覚める。
圧倒的に日中より夜間の排尿が多い。若干それで不眠気味だけど、何より、利尿が
でているの「良し」と思う。
夜間の眠れない対策を考えて効果的だったのが蒸気アイマスク、もともと夜勤の仮眠時も
使っていて、「これあったら眠れる」って思い込みもあるのか
リラックスして眠れちゃう。
あとはあきらめ、「眠れない、眠れない」って思うより
「横になっているだけでも大丈夫」って開き直っていると眠れちゃう。
利尿も増え、体重はそれに伴い0.5~1.0kg毎日減少。浮腫みも少しずつ改善。
ただ、浮腫みは座っているとてきめんに下肢にでるので、適宜ベッドでマッサージ。
ついに、ネフローゼ症候群発症前の体重まで戻った!
しかし、まだむくんでいる、ということは・・・
安静が長かったので筋肉まで減っているとしか思えない!
ネフローゼ症候群安静必要!?
ネフローゼ症候群において安静は必須ではありません。
実際、現役ねふなも、入院直後からも安静度の制限はありませんでした。
ただ、全身の著明な浮腫と、呼吸困難によって積極的に動くことができず
結果安静が余儀なくされる状況でした。
ただ、安静による腎血流の維持と腎保護への効果は認められています。
実際に、ちょっと動きすぎたかなって日は利尿反応少ない感じだったのです
ただ、ネフローゼ症候群においては過度の安静をしたからといって急激に
尿量がふえて、浮腫みが改善するわけではありません。
過度の安静による深部静脈血栓症のリスクや筋力低下のリスクを考えると適度な
運動が必要となります。
夜に利尿が多いのは?
正常時利尿は体内リズムによりコントロールされ睡眠時は覚醒時に比べ排尿しにくい
メカニズムになっています。
・抗利尿ホルモンの分泌が覚醒時の2倍程度増加し、尿量を60~70%へ減少させる
・副交感神経の緊張がゆるみ膀胱容量を覚醒時の1.5倍にする
しかし、実際経験すると夜間は確実に覚醒時の1.5倍は多い印象。
就寝、安静によって、腎臓へ血流が増加し尿の生成が増加しているとか考えられます。