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髪と頭皮ケア
今回は髪と頭皮ケアについてお伝えします
看護師ブログは現役医療従事者がネフローゼ症候群に罹患
約1年後・職場復帰を目指して奮闘する日々を綴っています
今まで培ってきた看護の知識を整理しアウトプット
看護の知識も少しずつまとめています
![看護師ブログ:頭皮ケア](https://nurse-kangoshi.com/wp-content/uploads/2024/03/image5.jpg)
今気になる症状
自宅療養生活を続け初外来も経過は順調とお墨付きをもらい
少しづつプレドニンも減量されています
それでも長期内服になってきたためか、食事も摂取できるように
なってきたためか退院直後よりムーンフェイスが気になるようになってきました
極端に減った体重なのである程度は筋肉も脂肪も増やしたい食べすぎると中枢部のみ
脂肪がつきやすくなる副作用もあるので筋トレを合わせてゆっくりするしかないです
運動負荷量増やすと休憩が必要なのも変わらずですが、自宅療養なので自分のペースで
進められるのは安心です
ステロイド副作用についてはこちら
そして変わらず・髪の抜け毛は続いています
栄養状態が落ちこんだ影響でしょうが
夏の終わりはそもそも抜け毛が増える季節で少しでもケアをしたいと思いました
夏は抜け毛が増える
一般的に1日の抜け毛の目安本数として通常は50本〜100本程度といわれ夏は
200本程度まで増えることもあると言われています
多く感じるかもしれませんが・人間の頭皮の毛髪の総本数は約10万本です
通常や夏の抜け毛は全体で見ると約0.1%〜0.2%過度に心配する必要はないそうです
![スキンケア:看護師ブログ](https://nurse-kangoshi.com/wp-content/uploads/2024/03/image14.jpg)
抜け毛が増える原因①
紫外線
頭皮は顔に比べて多量の紫外線を浴びています
紫外線を繰り返し浴びることで頭皮がダメージを受け
細い毛が生えてきたり抜け毛が増えるヘアトラブルを起こします
海水・塩素水
健康な髪の毛はpH4.5〜5.5の弱酸性に保たれています
髪の毛を構成する「ケラチン」と呼ばれるタンパク質は
このpHが10を超えると解け始めます。海水はpH8〜9なので
徐々にケラチンを溶かし髪にダメージを与えてしまいます
塩素濃度の高い水に長時間毛髪がさらされるとキューティクルのタンパク質が変質し
毛髪表面のなめらかさが失われキューティクルが剥がれやすい状態になります
抜け毛が増える原因
エアコンの使用による室内の乾燥
長時間エアコンを使用していると、室内と同じく頭皮も乾燥します
頭皮が乾燥すると血行が悪くなり髪に必要な栄養素が運ばれにくくなります
乾燥による痒みで髪を掻いてしまうことも抜け毛の原因につながります
皮脂の増加による頭皮トラブル
頭皮には皮脂腺が多く集まっており過剰に分泌された皮脂は頭皮の毛穴を
詰まらせ血行を悪化させます
また、皮脂と汗が混ざることで起こる炎症も抜け毛を増加させる原因になります
夏バテ
夏バテには、「食欲不振」や「寝つきが悪い」といった髪に影響する症状があり
食欲不振による栄養不足から、抜け毛が現れやすくなります
寝つきが悪いと、成長ホルモンの分泌を妨げ、髪の発育不足となり抜けやすいです
夏の間の抜け毛対策
紫外線から髪を守る
頭皮は顔に比べて多量の紫外線を浴びています。顔に日焼け止めを塗るように
髪にも紫外線から守る対策が必要です
帽子の着用や日傘の使用・日陰への移動などなるべく直射日光に当たらない工夫
また、頭皮用のスプレータイプの日焼け止めの使用もおすすめです
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室内の湿度を50%前後に保つ
乾燥を防ぐには除湿・ドライ機能を活用したり、エアコンと加湿器の併用も効果的です
適切な頻度・方法でシャンプーする
38~40℃のお湯で髪を洗い流します。予洗いを十分に行うことで髪の汚れは
7~8割程度も落とせます
シャンプーは指の腹で髪の毛ではなく頭皮を洗浄マッサージするイメージで洗います
泡立ちが悪い場合は水を足し・すすぎは手のひらにためた水の中で洗います
入浴後はタオルドライをしてからドライヤーを使い、しっかり乾かします
リンスやコンデショナーは必須ではありません
食事栄養
健康な髪の成長には以下の栄養素がかかせません
髪の原料である「タンパク質」栄養をエネルギーへと変換してくれる「ビタミン」
汗で流出しやすい「ミネラル」こうした栄養を食事から摂取します
ミネラルの中でも”亜鉛”は不足しがちなことからサプリメントでの補給も1つの方法
また冷たいものばかり摂取していると胃腸に負担をかけ食欲不振の悪循環にもなります
温かいものを積極的にとることをお勧めします
![食品亜鉛含有量](https://nurse-kangoshi.com/wp-content/uploads/2023/09/eiyou08.jpg)
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看護プチ情報看護知識:人工呼吸器管理中フィジカルアセスメント
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