
こんにちは♡
ねふなです
DPC診療報酬
包括評価制度を
書き込んで
みたいと思います

DPC:診療報酬包括評価制度

今では多くの急性期
病院で使われている
診療報酬包括評価制度
DPCについて
まとめています
1.診療報酬包括評価制度

制度 | 内容 |
出来高払い | 治療・検査・処置ごとに料金が発生 |
診療報酬包括評価制度 | 入院の目的・治療内容に応じて 1日あたりの定額で医療費が計算される |
診療報酬包括評価制度:DPC
Diagnosis Procedure
Combination
診断群分類を利用した
診療報酬算定制度の一つ
入院医療の診療内容を
病名+治療内容で分類し
それに基づき医療費を計算する制度
従来の制度(出来高払い)との違い

2.DPCと看護師の役割

看護師の役割
入院期間の管理が重要
DPCでは標準入院日数が決まっており
長期入院には減額の影響がある
看護の介入
早期退院支援やADL向上など
記録の正確さ
処置・ケア・観察内容など
記録が正しくされていないと
点数に反映されない可能性がある
褥瘡やNSTなど「加算」の対象は
記録と実施の整合性重要
病名・処置の選定はチーム医療
診断名や主治療の選定は医師が行う
看護師の情報提供
(状態変化、患者背景)も重要
質の高いケアが求められる
DPC下でも「質」が評価される
重症度、医療・看護必要度が
報酬に直結

3.DPCのⅠ期・Ⅱ期・Ⅲ期

DPCのⅠ期・Ⅱ期・Ⅲ期
診断群分類(DPC)における
入院期間を3段階に分けたもの
包括点数
(1日あたりの点数)が異なる
入院期間の区分
区分 | 内容 | 単価(一日単位) | 看護のポイント |
Ⅰ期 | 全国平均在院日数の25%に相当する日数 | 高め | 集中的な治療・看護 |
Ⅱ期 | 全国平均在院日数 | 少し低め | 安定期、退院準備 |
Ⅲ期 | 入院期間IIよりも 長い期間 出来高算定となる 場合もある | かなり低め | 長期入院、減算対象 |
具体例
誤嚥性肺炎
手術なし
手術処置等2なし
区分 | 期間 | 単価(点/日) |
Ⅰ期 | 1日目~9日目 | 3004点/日 |
Ⅱ期 | 10日目~19日目 | 2131点/日 |
Ⅲ期 | 20日目~60日目 | 1812点/日 |
看護師に関係するポイント
1期~2期での看護記録
介入の正確さが適切な
診療報酬につながる
退院支援は2期の間に本格化させる
標準日数を超えないように
在宅支援・リハビリ調整
家族支援が重要
3期に入ると病院の収益が減る
無目的な延長入院は避ける
早期のアセスメントと
計画的退院支援が必要
看護必要度や加算の算定にも影響

関連記事はこちら

前回記事はこちら

病院勤務復職に向けて
知識整理をしました
今回は
DPC診療報酬
包括評価制度を
お伝えしました
前回の記事も
ごらんくださいね♡


最後までご覧いただき
ありがとうございます
看護師ブログ:ねふなHappy
ワークライフバランスは
現役看護師が
ネフローゼ症候群発症
職場復帰を目指して
奮闘する日々を綴っています
入院した経緯や療養生活で
感じた不安など実体験を
同じ症状の方や看護や仕事に
悩む方の参考になればと思っています
約10年間異業種で働いた後
看護師に復帰した経験もあります
看護師以外の方にも仕事や
日常生活をHappyにする情報
提供できればと思っています
