こんにちは♡
看護師ねふなです
復職に向けて
看護の知識を
まとめています
意識レベルの観察
ICSとGCSについて
お伝えします
意識レベルJCS・GCS
脳神経外科のアセスメントにレベルの評価は重要です。
意識レベル評価のJCS・GCSについて記載しています。
レベルの評価
意識は2つの要素から成り立っています。
1.意識レベル(覚醒状態)
「どれほどスッキリ目を覚ましているか」という意識の清明度を表します。
これは「意識の量」ともいえます。
2.認知機能
外部の重要な情報を基に判断・行動するための情報処理活動です。
注意力、認識、理解、思考、記憶、意欲の「心の理性的活動」であり
こちらは「意識の質」といえます。
意識清明と意識障害
意識清明
「量と質」の両方が正常に保たれている場合
意識障害
「量と質」のどちらか一方もしくは両方に異常がある場合
意識混濁
刺激をしても覚醒しない状態など、意識の覚醒度が低下している状態
認知機能障害
記憶、思考、理解、計算、学習、言語、判断など知的な能力に障害がみられる状態
脳神経系の解剖生理から看護ケアまでイラスト入りで分かりやすい↓↓
意識障害の観察①簡略的
①呼びかけ
名前を呼ぶ 声をかける
②刺激
肩をたたく、と同時に声もかけ続ける
③痛み刺激
軽くつねる
※激しく揺さぶったりしない→頭部は安静に保つ必要がある
意識障害の観察②JCSとGCS
JCS(Japan Coma Scale)
日本で採用されています。短時間で簡便にレベル評価を行え緊急時に用いるのに適しています。
また、間脳・中脳・延髄への侵襲の程度判定の目安になります。
GCS(Glasgow Coma Scale)
アメリカ採用されており世界的に通用する意識レベル評価法です。
「開眼」「発語」「運動機能」の3項目評価のためJCSよりもやや複雑です。
また、1項目でも判定が困難な場合は意味をなしません。
亜急性~慢性期の意識障害患者の身体残存機能や、予後の評価に有用です。
意識障害の観察③JCS
JCSは、まず覚醒度合いによって3段階(1桁、2桁、3桁)に分けられます。
さらにその中でも3段階に細分化されることから、「3-3-9度方式」とも呼ばれます。
意識障害の観察④GCS
GCSは、E(開眼機能)、V(言語機能)、M(運動機能)の3要素で評価します。
E(開眼機能)は1~4点、V(言語機能)は1~5点、M(運動機能)は1~6点で評価します。
そのため、E、V、Mの合計点は3~15点になります。
脳神経系の解剖生理から看護ケアまでイラスト入りで分かりやすい↓↓
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今回は復職に向けて
看護の知識を
まとめました
意識レベルの観察
ICSとGCSについて
お伝えしました
前回の記事も
ごらんくださいね♡