4つのポイントで知るステントグラフト内挿術

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4つのポイントで知るステントグラフト内挿術
看護師ねふな
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復職に向けて
知識の整理をしました

ステントグラフト
内挿術について

お伝えします

4つのポイントで知るステントグラフト内挿術

大動脈瘤、大動脈解離の治療ステントグラフト内挿術について4つのポイントで記載しています。

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ポイント1:ステントグラフト内挿術

ステントグラフト内挿術
カテーテル操作で、ステントグラフトを留置し、血管を補強とともに動脈瘤ねの血流を遮断し、瘤の破裂を予防する方法
血液はステントグラフトの中を通りますが、ステントグラフトの外側の大動脈瘤には血液が流れず、大動脈瘤が縮小することもあります。
大動脈瘤が縮小しなくても、拡大が防止され、破裂する危険性はほとんどなくなります。
ステントグラフト
人工血管に針金状の金属を編んだステントを縫い合わせたものです。
グラフト(人工血管)
人工血管は内腔を血液が通ります。
形は管状で単純ですが、使いやすさ、血栓で閉塞しないこと、生体に適していること、長く機能すること、安全に使えること等の重要な因子を考慮され作成されています。

人工血管

ステント
内腔を保持するための小さい器具の総称
自己のバネ力で自然に拡張する物と、バルーンで拡張し、その形状を保つ物があります。
素材はステンレススチールやニチノール合金など、体内に生涯留置されます。

ステント

メリット
肋骨を切らず、また、人工心肺を使用しないで治療ができる
手術後の痛みが少なく、手術時間も入院期間も短縮できる
出血量が少なく輸血を必要とすることが稀
デメリット
外科手術と同様に脳梗塞や脊髄麻痺などの合併症リスクがある
人工血管置換術と比較し大動脈瘤の再発の確率が高い、耐久性で劣る
退院後も、ステントグラフトの変形・破損・移動・感染などに注意が必要

ポイント2:ステントグラフト内挿術適応

腹部動脈瘤治療適応
1.動脈瘤の最大短径が男性55mm以上、女性50mm以上
2.嚢状瘤
3.半年で5mm以上の瘤径拡大
腹部大動脈ステントグラフト内挿術(EndoVascular Aneurysm Repair:EVAR)か人工血管置換術か
長期予後を見込みにくい症例ではEVARを、10年以上の予後が期待される症例において開腹人工血管置換術が優先されます。
開腹人工血管置換術の高リスク症例・不能症例に対する治療は EVARの適応となります。
胸部動脈瘤治療適応
1.最大短径55 mm以上
2.6ヵ月で5 mm以上拡大する急速増大
3.Marfan症候群のような結合織疾患などでは45 mm以上
4.嚢状瘤
胸部大動脈ステントグラフト内挿術(Thoracic EndoVascular Aortic Repair:TEVAR)か人工血管置換術か
開胸術ハイリスク症例に対しては開窓型ステントグラフトによるTEVARやハイブリッドTEVARを考慮されます。
弓部大動脈瘤に対するステントグラフト治療は主に遠位弓部瘤を得意とされています。
頸部分枝からの距離が十分に確保出来れば使用可能、Zone1~2の部位に存在してもそれが小弯側で頸部分枝から離れていれば使用可能です。
胸部下行大動脈瘤では解剖学的にも比較的屈曲も少なく、重要な分枝血管もないのでTEVARの利点が多いと考えられています。

ステントグラフト内挿術

ポイント3:ステントグラフト内挿術エンドリーク

エンドリーク
ステントグラフト内挿術はもともと血液が流れていた大動脈瘤の中に、血液が流れるステントグラフトを挿入し、その周りには血液が流れないようにする手術ですが、血液が流れないはずのステントグラフトの周りに血液が流れること
エンドリークの種類
タイプⅠ
動脈壁とステントグラフトの圧着部からの血液の漏れ
破裂リスクが高いエンドリークで、治療が必要
タイプⅡ
大動脈瘤から出ている血管からの血液の逆流
破裂のリスクが少ないが、最近、瘤拡大や破裂の事例が報告されている
タイプⅢ
ステントグラフトの重なり部や損傷部からの血流のもれ
破裂リスクが高いエンドリークで、治療が必要
タイプⅣ
ステントグラフトのグラフト部分からの血液の染み出し
留置直後に見られるエンドリークで、術後拡大の原因となることはほとんどない。
※造影CTやエコー検査で、エンドリークの有無やそのタイプを診断します。

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ポイント4:ステントグラフト内挿術合併症

ステントグラフトによる側枝の閉塞
大動脈から分岐している大切な血管をステントグラフトでふさいでしまった場合、その血管によって養われている臓器に傷害が起こることがあります。
対麻痺(両足麻痺)
胸部下行大動脈から分枝している脊髄を栄養する血管(アダムキュービッツ動脈)をステントグラフト内挿術により塞いでしまうことで、脊髄が虚血となり生じることがあります。
胸部大動脈瘤の治療の3−5%に生じることが報告されています。
凝固異常
動脈瘤の患者の約4%に認められ、ステントグラフト挿入後に発症する場合もあります。
消化管出血や脳出血など重篤な出血の原因になることがあります。
エンドリークが原因の場合もあり、エンドリークを治療する血管内治療や追加ステントグラフトが凝固能異常に効果的な場合があります。
動脈瘤による凝固能異常は認知度が低く、病院に通院していても見過ごされる場合があります。
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看護師ブログ:ねふなHappyワークライフバランスは現役看護師がネフローゼ症候群発症し職場復帰を目指し奮闘する日々を綴っています。
初めて入院にまで至ったネフローゼ症候群について、入院の経緯、療養生活の不安などをお伝えして、少しでも同じ症状の方の療養生活や看護や仕事の悩みの参考になればと思っています。
看護の知識もちょっとずつまとめてアウトプットしています。
また、異業種を約10年働き再び看護師復帰をした経験もあります。
看護師以外の方へも仕事の悩みや日々をHappyに過ごす参考に少しでもなればと思っています。

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