6つのポイントで知る敗血症と診断基準

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6つのポイントで知る敗血症と診断基準
看護師ねふな
看護師ねふな

こんにちは♡
看護師ねふなです

  

復職に向けて
知識の整理をしました

 
今回は
敗血症と
診断基準について

お伝えします

6つのポイントで知る敗血症と診断基準

現役看護師がネフローゼ症候群発症し、職場復帰を目指し奮闘する日々を綴っています。
その一つとして、今まで培ってきた看護の知識を整理しアウトプットしています。
敗血症と診断基準について記載しています。

ポイント1:敗血症

敗血症(sepsis)
感染症への反応が制御不能に陥ることで生命を脅かす臓器機能障害が生じる臨床症候群。
細菌ないし細菌が産生したトキシン(毒素)が血中に侵入し、全身的な反応、臓器障害などを引き起こしている状態
この臓器障害は心臓、肺、腎臓など生命に関わる主要な臓器の機能が低下していることを指します。
敗血症性ショック
組織灌流が危機的に減少し、肺、腎臓、肝臓をはじめとする急性多臓器不全が起こる場合もあります。

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ポイント2:敗血症原因菌と症状

原因
肺の感染症、尿路感染症、皮膚および腸管の感染と関係しています。
免疫能が正常な患者における敗血症の一般的な原因菌は、いくつかの連鎖球菌、ブドウ球菌や大腸菌、グラム陽性または陰性菌などによります。
症状
悪寒とふるえ
発熱
身体の疼痛や不快感
冷たく湿潤した皮膚
意識低下(混乱や見当識障害)
息切れ、頻呼吸
頻脈
上記のような様々な症状が発症とともに出現します。
敗血は感染症の結果として起こるので、嘔吐下痢や咽頭痛など普段よくみる感染症状を伴う事もあります。

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ポイント3:敗血症診断基準

敗血症
1.感染症(疑いを含む)
2.Sequential (Sepsis-Related) Organ Failure Assessment (SOFA)スコアの2点以上の上昇。
敗血症性ショック
1.敗血症の診断
2.適切な輸液をしても平均血圧を65 mmHg以上に維持するために血管作動薬の使用が必要
3.血中乳酸値が 2mmol/Lを超えた状態
※上記3項目を満たすと、現時点では死亡率は40%を超えるとされます。

ポイント4:SOFAスコア

SOFAスコア
呼吸・循環系や中枢神経系、肝臓、腎臓および凝固系といった臓器障害を簡便に点数化してその合計点で重症度を判定することを目的に作成されたものです。
当初はSepsis-related Organ Failure Assessment(SOFA)、つまり敗血症による臓器障害の評価方法として使用されていましたが、後にSequential Organ Failure Assessment(SOFA)と変更されました。

看護師ブログ:SOFAスコア
看護師ブログ:SOFAスコア

ポイント5:qSOFAスコア

qSOFAスコア
SOFAスコアは、集中治療室以外の環境では一般的ではありません。
また、臓器不全を呈していない患者のスクリーニングとして適していない可能性も高いため、簡便な指標としてquick SOFA (qSOFA)を用いることが提案されています。
何らかの感染症が疑われたうえでqSOFAの3項目中2項目を満たすと、敗血症の可能性が高いと判断されます。
1.血圧
収縮期血圧100mmHg以下:1点
2.呼吸
頻呼吸22回/分以上:1点
3.意識
意識障害(GCS15以下):1点

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ポイント6:全身性炎症反応症候群

全身性炎症反応症候群(Systemic Inflammatory Response Syndrome:SIRS)
外傷や熱傷、手術および感染など侵襲を受けた局所でサイトカインが産生され、それが血中に吸収されて全身を循環し、全身的な炎症反応を引き起こしている状態。
SIRSになると、サイトカインの増加により組織の酸素代謝がうまくいかず、最終的に多臓器不全になり、死にいたることもあります。
SIRSの診断基準
以下の2項目を満たす
体温:38℃以上または36℃以下
脈拍数:90回以上
呼吸数:20回以上またはPaCO2 32Torr以下
白血球数:12000/mm3以上または4000mm3未満、または未熟型白血球10%以上

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看護師ねふな
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復職に向けて
知識の整理をしました

 
今回は
敗血症と
診断基準について

お伝えしました

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現役看護師がネフローゼ症候群発症、職場復帰を目指し奮闘する日々を綴っています。
又、異業種を約10年働き再び看護師復帰をした経験もあります。
自分の経験や、初めて入院にまで至ったネフローゼ症候群について、入院の経緯、療養生活の不安などをお伝えし少しでも同じ症状の方の療養生活や看護や仕事の悩みの参考になればと思います。
看護の知識もちょっとずつまとめてアウトプットしています。

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