3つのポイントで知る腎機能検査BUN(尿素窒素)

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3つのポイントで知る腎機能検査BUN(尿素窒素)
看護師ねふな
看護師ねふな

こんにちは♡
看護師ねふなです

  

復職に向けて
知識の整理をしました

 
今回は
腎機能検査の
BUN(尿素窒素)
について

お伝えします

腎機能検査BUN(尿素窒素)

採血検査データーの中で腎機能の指標として、必ずチェックするBUN(尿素窒素)
改めて、BUNについて、なぜ指標になるのか?値の変化は何を意味するのかを
3つのポイントでまとめて記載しています。

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ポイント1:尿素窒素

尿素窒素(Blood Urea Nitrogen:BUN)
尿に由来する窒素量を示す単位
尿素
クレアチニン、尿酸などとともに、含窒素物質(主にタンパク質)の終末代謝産物です。
尿素は、アミノ酸の脱アミノによって生じたアンモニアとCO2から、主として肝臓において尿素サイクルによって合成され、腎臓から排出されます。
尿素窒素
血中の尿素に含まれる窒素分を表すもので、生理学的には尿素と同義です。
検査では、尿素に窒素が含まれていることから、窒素を測定して値を導き出します。
血中尿素窒素は、腎糸球体から濾過され、一部尿細管で再吸収されたのち、尿中に排泄されるため血中および尿中の測定は腎機能の指標となります。
尿素窒素基準値:8~21mg/dL
25mg/dl以上の場合
腎臓の機能の異常
80mg/dl以上の場合
尿毒症が疑われる
消化管出血
心不全
ステロイド薬の副作用
8mg/dl以下の場合
栄養不良
妊娠
アルコール性肝硬変
尿崩症

看護ブログ:機能低下腎臓イメージ
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ポイント2:尿素窒素の排泄

尿素の排泄
最も関係するのが、腎臓の糸球体の血液の濾過を行う部分の濾過の大きさです。
この能力が正常の半分くらいに障害されると、血液中の尿素窒素の値が上昇します。
ある程度、腎臓が傷害されないとBUNはあがってきません。
尿素窒素の上昇
肝臓による生産過剰、腎臓による排泄障害があると増加します。
肝臓で合成され、腎臓から排出されますが、腎臓の機能が低下すると濾過しきれない尿素窒素は尿中へ排泄できなくなり血液中に残り、尿素窒素の値が高くなります。
血液中の尿素を測定することで、腎臓のはたらきが正常かを知ることができます。
糸球体の濾過量以外に、尿素窒素の上昇に関係する因子
体組織の蛋白の破壊が著しいとき
蛋白質の摂取量が多いとき
消化管内に出血があった時
血中の蛋白が腸で分解され吸収されたとき
水分摂取量が少なく、尿の量が少ないとき

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ポイント3:尿素窒素上昇・減少の要因

BUN上昇の要因
腎前性要因
腎臓でろ過される前の段階が要因
尿素の元となるタンパク質の摂りすぎ
肉などを大量に摂取するとBUN値はわずかながら高くなります。
脱水
水分の再吸収がすすみ、尿素が吸収されるためにBUN値が上昇します。
心不全
腎臓に流れる血液量が減少し、腎臓のはたらきが低下しBUN値が上がります。
腎性要因
腎臓そのもののはたらきが悪くなっていることが要因
急性腎炎、慢性腎炎、腎不全、腎盂腎炎、腎がん、腎硬化症など
腎前性と比較的し高い値を示します。
腎後性要因
尿路や膀胱に問題があることが要因
腎結石、尿管結石、膀胱がんなど
BUN低値の要因
肝障害
低タンパク食、拒食症
尿崩症
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復職に向けて
知識の整理をしました

 
今回は
腎機能検査の
BUN(尿素窒素)
について

お伝えしました

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看護師ブログ:ねふなHappyワークライフバランスは現役看護師がネフローゼ症候群発症し職場復帰を目指し奮闘する日々を綴っています。
初めて入院にまで至ったネフローゼ症候群について、入院の経緯、療養生活の不安などをお伝えし少しでも同じ症状の方の療養生活や看護や仕事の悩みの参考になればと思っています。
看護の知識もちょっとずつまとめてアウトプットしています。
また、異業種を約10年働き再び看護師復帰をした経験もあります。
看護師以外の方へも仕事の悩みや日々をHappyに過ごす参考に少しでもなればと思っています。

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