循環器疾患とレントゲン検査

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循環器疾患とレントゲン検査 看護
循環器疾患とレントゲン検査
看護師ねふな
看護師ねふな

こんにちは♡
看護師ねふなです

  

復職に向けて
知識の整理をしました

 
今回は
検査の中でもなじみのある
レントゲン検査
について

お伝えします

循環器疾患とレントゲン検査

健康診断や歯科や整形外科だけでなくあらゆる科でも実施しているレントゲン検査。
検査の中でなじみの、レントゲン検査を循環器疾患を中心についてまとめています。

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レントゲン検査(X線検査)

一般撮影(X線検査・レントゲン撮影)
X線を使用する検査の中で最も一般的です。
肺や腹部の状態を調べたり、骨折や骨・関節の異常を確認したりするときに行われます。
低侵襲で体内の病気や怪我を発見することができ高い診断価値を得ることができます。
X線の物質を通り抜ける力を利用し人体に照射後、透過したX線を画像化します。
空気などのX線が通過しやすい部分は黒く、骨などのX線が通過しにくい部分は白く写し出されます。
X線(X-ray)
波長が1pm ~10nm程度の電磁波です。
1895年ドイツのヴィルヘルム・レントゲンにより特定の波長域を持つ電磁波が発見され、X線として命名されました。
発見者であるヴィルヘルム・レントゲンの名をとってレントゲン線と呼ばれてもいます。

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レントゲン検査を受ける時の注意

検査を受けるときの注意
撮影する部位に異物が無いようにします。
ボタン、アクセサリー、湿布、小銭などがあると、診たいところが隠れ正しい診断ができないことがあります。
撮影中は指示に従って呼吸を止めたり体を動かさないようにする必要があります。
身体の動きや呼吸は、写真のブレにつながり正しい診断ができなくなります。

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循環器とレントゲン撮影

循環器とレントゲン撮影
胸部X線検査は、日本では非常に一般的な検査で、学校や会社、地域の健診には必ず含まれています。受けたことがない方は、ほとんどいないと言っても過言ではありません。
検診では肺の疾患を調べることが主な目的となっています。
何らかの病気のために負担のかかった心臓は大きくなることがあり、その大きくなった心臓の影がレントゲンに写ります。
胸のレントゲンに写った心臓の影が大きいときには心臓の病気が疑われます。

また、心臓の形と大きさ、肺や胸部を流れる太い血管の輪郭が分かります。
心臓の形や大きさの異常、血管内へのカルシウムの沈着といった異常が確認できます。
心臓疾患による肺の状態についての情報も得られ、特に肺の中の血管に異常があるかどうか、肺の内部や周囲に体液がたまっているかどうかもよく分かります。

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心胸比

心胸比(cardio thoracic ratio:CTR)
胸部X線画像の胸郭で最も幅の広い部分の長さと、心陰影の最も幅のある部分の長さの比
心臓の拡大の程度を簡単に知ることができる便宜的な方法
胸郭の最も広い部分の長さ
心陰影(心臓幅)の最も幅の広い部分の長さ(C)
正中線から右心臓計測点までの長さA+正中線から左心臓計測点までの長さB
CTR=A+B/C
正常値
男性:50%以下 女性:55%以下
心臓の影が大きく写る時には、心疾患の可能性が高いです。
その場合は、心エコー図検査などのより詳細な検査を受けることが勧められます。

胸部レントゲンCTR
CTR

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撮影室でレントゲンを撮るようになったらCTRが減少した!?

レントゲンのPA像とAP像の違い
PA像
後ろ(posterior)から前(anterior)に向かって 照射する場合
背部から胸部にかけて X 線を照射する
AP像
前(anterior)から後ろ(posterior)に向かって照射する場合
胸部から背部にかけて X 線を照射する

撮影室で撮影した場合(PA像)
撮影室で撮影する場合は主に立位で撮影を行います。
立位での撮影では、胸を撮影台に付け背中側からX線を照射します。
心臓は体の腹側にあるため、撮影台に心臓を近づけ心臓の拡大率を抑えます。
ポータブルで撮影した場合(AP像)
ポータブル撮影は主に仰向けで撮影を行います。
背中の下にカセッテと呼ばれる板を敷き、お腹側からX線を照射します。
そのため、心臓や縦隔が拡大して映ります。
心胸比はPA像とAP像では10%以上の差が生じるとも言われています。
PA像CTR<AP像CTR
CTRを評価する時には撮影条件を考慮しておく必要があります。
※両者とも胸部のレントゲン写真として診断に大きな影響は与えません。

レントゲン撮影
レントゲン撮影

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レントゲン被曝

レントゲン被曝
放射線検査によるの被曝量

胸部単純撮影:0.1mSv 胃透視:15mSv CT検査:20mSv以下
照射部位以外に直接被曝する事はありません。
ガンになると言われている放射線量
一度に1000mSvを越える量(胸部の被曝量で例えると10000倍)
日常生活上に浴びる被曝量
大地から:1年間に0.46mSv
宇宙からの放射線:1年間に0.38mSv
その他空気から:1.5mSv
妊婦の胎児に対する影響
妊婦が腹部に直接一度に100mSvを越える量は影響されると言われています
妊娠中や妊娠の可能性のある場合は緊急時以外の検査は避けた方が良いです。
放射線被爆の蓄積
放射線そのものは体内には蓄積されません。
レントゲン撮影をした後、放射線残り害が生ずる、ということはありません。

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前回の記事はこちら

看護師ねふな
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復職に向けて
知識の整理をしました

なじみのある
レントゲンン検査

今回は
循環器疾患と
レントゲン検査

について

お伝えしました

前回の記事も

ごらんくださいね♡

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看護師ブログ:ねふなHappyワークライフバランスは現役看護師がネフローゼ症候群発症し職場復帰を目指し奮闘する日々を綴っています。
初めて入院にまで至ったネフローゼ症候群について、入院の経緯、療養生活の不安などをお伝えして、少しでも同じ症状の方の療養生活や看護や仕事の悩みの参考になればと思っています。
看護の知識もちょっとずつまとめてアウトプットしています。
また、異業種を約10年働き再び看護師復帰をした経験もあります。
看護師以外の方へも仕事の悩みや日々をHappyに過ごす参考に少しでもなればと思っています。

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