
こんにちは♡
看護師ねふなです
今回は中心静脈
カテ―テルを
お伝えします
中心静脈カテ―テル(Central Venous Catheter:CVC)

大量輸液や急速投与重要薬剤の投与などに適している中心静脈カテ―テル
構造や穿刺部位による注意点などまとめています
1.中心静脈ルート

中心静脈
右心房から約5㎝以内の胸腔内にある上、下大静脈のこと
体内で最も太く血液量が多い静脈
メリット
血管外への逸脱を起こしにくいため投与の確実性がたかい
血管炎を来しやすい高カロリー輸液や抗がん剤などの投与か可能
カテ―テルを介して中心静脈圧を測定することで体液量や心臓前負荷を評価できる
デメリット
体動が制限されるため患者の負担となる
長期留置によって感染源の可能性がある
2.CVC構造

CVC構造
内腔(ルーメン)が1つのシングルから複数のルーメンを有するマルチがある
マルチ
ダブル・トリプル・クワッド
配合変化や同時投与で不具合の生じる薬剤も同時に投与でる
ルーメンは太さ先端からの位置によって
使用薬剤を選択する
Distal(遠位)
最も先端に位置する
内腔サイズ16G
最も心臓に近く循環血液量を反映する
→CVP測定
内腔が太く大流量や急速投与が可能
→メイン輸液
(高カロリー輸液、維持輸液)
Medial(中位)
先端から15~35mm
メーカー、マルチの数によって変わる
内腔サイズ18G
クワッドルーメンでMedialが2つの場合
14Gもある
18Gの場合内腔が細いためフローが
安定する
→循環作動薬など低流量の薬剤
14Gの場合内腔が太いため大流量や
急速投与
→薬剤の急速投与
Proximal(近位)
先端から50~55mm
メーカー・マルチの数によって変わる
不測の抜去時の薬剤投与中断リスクが高い

3.CVC挿入位置

CVC穿刺部別の特徴
鎖骨下静脈
メリット
固定が容易で患者の体動への負担が少ない
感染リスクが低い
デメリット
穿刺時の気胸や動脈穿刺リスクが高い
右鎖骨下静脈の場合リンパ漏のリスクがある
動脈穿刺した場合の圧迫止血が困難
体位
背部に枕を入れ胸をそらせる
挿入の長さ
13~15cm
内頚静脈
メリット
気胸のリスクが低く安全
動脈穿刺した場合圧迫止血がしやすい
デメリット
頸部が可動するため固定が難しい
患者の不快感が強い
体位
挿入側と逆に頸部を向ける
挿入の長さ
13~15cm
大腿静脈
メリット
穿刺や止血が容易
穿刺による合併症が起きにくい
デメリット
汚染による感染リスクが高い
カテ―テルアプローチが長いため屈曲や
血栓リスクが高い
下肢の運動が制限される
体位
仰臥位
挿入の長さ
40~50cm
4.挿入合併症

気胸・血胸
胸膜への誤穿刺
呼吸困難・胸痛
低酸素血症・胸郭挙上の左右差
対策
挿入後に胸部X線
撮影にて確認
発生時には胸腔ドレナージ
出血・血腫・動脈穿刺
動脈への誤穿刺、凝固能低下
頸部血腫で気道圧迫や狭窄
対策
圧迫止血
空気塞栓
ルート内のエア→肺塞栓症
対策
エアを十分に除去する
不整脈
カテ―テルの心臓への刺激
期外収縮・心房細動・心房粗動
対策
モニタリング
刺激の除去
心タンポナーデ
心嚢の誤穿刺
ショック症状
動脈圧の脈圧減少
対策
心嚢ドレナージ
心タンポナーデについて詳しくはこちら
中心動脈以外の留置
内頚静脈などへの侵入
高カロリー輸液などの投与時の血管炎
対策
挿入後に胸部
X線撮影にて確認
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前回の記事はこちら

病院勤務復職に向け
知識整理をしました
今回は中心静脈
カテ―テルについて
お伝えしました
前回の記事も
ごらんくださいね♡

最後までご覧いただきありがとうございます
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ねふなHappyワークライフバランスは
現役看護師がネフローゼ症候群発症し
職場復帰を目指して
奮闘する日々を綴っています
入院した経緯や療養生活で感じた不安など実体験を
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約10年間異業種で働いた後に
看護師に復帰した経験もあります
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