
こんにちは♡
看護師ねふなです
病院気勤務復職向け
知識整理をしました
今回は中心静脈ルート
CVポートについて
お伝えします
中心静脈ルートCVポート

中心静脈ルートといえば
内頚静脈や鎖骨下静脈穿刺が
多いですが合併症や
感染症のリスクから
他の穿刺ルートも
選択されています
CVポートについて
まとめました

1.CVポート

皮下埋め込み型ポート
(CVポート)
中心静脈
カテーテルの一種
皮膚の下に埋め込んで
薬剤を投与する
ために使用します。
100円硬貨程度の
大きさの本体と薬剤を
注入するカテーテルで
構成されています
植え込み部位
鎖骨の下の血管から
カテーテルをいれ
右または左の胸の
皮膚の下に埋め込みます
状態によって腕に
埋め込むこともあります
特徴
体の中に埋め込むため
外からほとんど目立ちません
22ゲージ針
(専用のHuber針に限る)
の場合セプタムは
2000回の穿刺に耐えます
上記特徴から年単位での
留置が必要な在宅
静脈栄養法や
がん化学療法施行
症例に用いられます
※長期にわたり留置
することが可能ですが
そのためには投与する
輸液ラインの無菌的
管理に注意が必要です
中心静脈ルートについて詳しくはこちら
2.CVポートの構造
CVポート
カテ―テル
血管内に挿入する部分
ポート部分
体外から針で穿刺して輸液を投与する部分

ポートはセプタムとリザーバータンクで構成されます
セプタム
圧縮されたシリコーンゴム部分
専用の針で穿刺
リザーバータンク
直径2~3cmの小型円盤状のタンク
Huber針
先端が特殊な構造になった
CVポートに接続する専用の針
通常構造の針を用いると
いかに細い針を使用しても
Huber針よりも
コアリングが大きい
3.CVポートメリットデメリット

メリット
大きなセプタム部分に
簡単に刺すことができ
1回で確実に
針を刺すことができる
外見上・埋め込んだ部分は
それほど目立たない
(患者の体格にもよる)
薬剤投与中も
体動制限が少ない
使用しないときは
対外露出部分が
無いためQOLが
保たれやすい
カテ―テル先端は
中心静脈のため刺激の
強い薬剤を投与しても
静脈炎が起こる
可能性が少ない
感染率も低く
長期間使用できる
デメリット
挿入・抜去に局所
麻酔下で皮膚切開が必要
挿入に伴うもの
埋め込み手術に
関するものなどの
合併症のリスクはある
異物を体内に
入れることに不安を感じる
埋め込み手術に伴う合併症
動脈穿刺
気胸・血胸
埋め込み後に起こる合併症
体内でカテーテルや
ポート本体が破損する
ポート周囲に
皮膚トラブルが起きる
感染
カテーテルやポートの閉塞
関連記事はこちら

前回の記事はこちら

看護師復職向け
知識整理中です
今回は
中心静脈ルート
CVポートについて
お伝えしました
前回の記事も
ごらんくださいね♡

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