呼吸器系の構造と呼吸の仕組み

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呼吸器系の構造と呼吸の仕組み
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復職に向けて
知識の整理

呼吸器系の構造
仕組み
について

お伝えします

呼吸器系の構造との仕組み

生命維持に欠かせない呼吸。
観察、評価する上でも重要な呼吸器系の構造、仕組みについてまとめています。

1.メカニズム

メカニズム
呼吸
代謝に必要な酸素を各器官の細胞に供給し、代謝によって生じた二酸化炭素を排出すること
外呼吸
肺胞内の空気と血液との間でのガス交換のこと
内呼吸
血液と組織細胞との間での酸素と二酸化炭素の交換のこと
安静時の正常呼吸
成人の場合
1分間に12~20回/分
450mLくらいの空気の吸息(1回換気量)と、呼息を無意識のうちに周期的にくり返す
心臓の収縮運動に似るが、肺の組織自身には肺胞を拡げたり縮めたりする筋肉はない
横隔膜の収縮や外肋間筋の収縮
胸腔が拡げられたときに肺は膨らみ、これらの筋肉が弛緩したときに縮みむ
横隔膜や外肋間筋は自動能をもたない骨格筋
運動ニューロンからインパルス(活動電位)をおくる
自動能をもたない横隔膜や外肋間筋を支配する
呼吸の周期性形成に関与する中枢は延髄にある
インパルスが周期的に出て吸息と呼息が周期的にくり返される
吸息ニューロン
吸息筋を支配する運動ニューロンに興奮性のインパルスを送る
呼息ニューロン
呼息筋を支配する運動ニューロンにインパルスを送る

意識的に呼吸の周期を変えることができるのは?

基本的には、呼吸の自動性や周期性は、吸息ニューロンの働きによる
吸息ニューロンの働きはさらに上位の中枢や末梢の受容器からの信号に多くの影響を受けるため、意識的に呼吸の周期を変えることが可能となる

2.呼吸器系の構造

呼吸器系は外気を肺に送る役割の気道とガス交換を担う肺とで構成されている

気道
外気⇒鼻腔→咽頭→喉頭→主気管→区域気管支→細気管支→終末細気管支→
呼吸細気管支→肺胞道→肺胞嚢に送られる

背骨や肋骨などで囲まれた胸郭の内に左右2つに分かれ存在する
右肺が3葉(上葉、中葉、下葉)に、左肺が2葉(葉、下葉)に分かれ構成される
身体の中央よりやや左側に心臓があるため、左肺の方が右肺よりやや小さい

呼吸器構造

ガス交換
酸素と二酸化炭素のガス交換は、肺胞で行われる
肺胞の周囲には、たくさんの毛細血管が網の目のように張り巡らされている
毛細血管と肺胞の隙間は0.2〜0.25μmと薄く肺胞にある空気の成分と血液の成分が入れ替わる
肺胞に流れてくる血液(静脈血)には酸素が少なく、二酸化炭素が多く含まれている
拡散の原理を利用して、肺胞と毛細血管の間でガス交換が行われる

肺胞嚢ガス交換
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3.呼吸運動の仕組み

呼吸運動
肺が収まっている胸郭を広げることによって肺を膨らませ行なわれる
肺そのものには肺を動かす骨格筋はない
呼吸は横隔膜、肋間筋、頸部や腹部の筋肉によって行われる
横隔膜はドーム状の薄い筋肉でできた膜で、胸腔と腹部とを隔てる膜
吸気時に最も重要な役割を果たす
横隔膜には筋肉はありませんが横隔膜と肋骨の間をつなぐ筋肉によって呼吸運動が可能になる

吸気
横隔膜が下に下がることにより、胸郭内の容量が増え、それにより内圧が下がる
⇒体外から空気が肺へ入ってくる
呼気
横隔膜が元の位置に戻ることで内圧も上がる
⇒肺の中の空気が押し出される

呼吸運動の仕組み
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看護師ブログ:ねふなHappyワークライフバランスは現役看護師がネフローゼ症候群発症し職場復帰を目指して奮闘する日々を綴っています
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約10年間異業種で働いた後に看護師に復帰した経験もあります
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