看護知識情報:血液浄化療法②

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看護プチ情報看護知識:血液浄化療法②

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血液浄化療法

今日は看護知識血液浄化療法について記載しています

血液を体内から取り出し・透析・濾過・吸着など、様々な方法を用いて血液中の
有害物質や不要な物質を取り除き再び血液を体内に戻す治療法

点滴イメージ:看護師ブログ
点滴イメージ:看護師ブログ

血液濾過透析

Hemodilysisfiltration:HDF
・透析の拡散の原理に「濾過」の原理を組み合わせた血液浄化療法です

・濾過:膜を通し大量の水分を濾すことで不要な物質を水分とともに除去します

・行ってることは血液透析と同様だがより大きな物質を除去できます

もっと詳しく知りたい方には
「写真でわかる透析看護アドバンス」は↓↓

血液濾過透析回路の構成

・血液透析で用いる個人用透析装置に濾過機能を付加した装置が用いられます

・血液透回路構成に加えて輸液ポンプが用いられます

・輸液ポンプは濾過を行うために直接血液回路内に清潔な透析液を大量に注入する必要が
あるため使用されます

持続的血液浄化

Continuous Blood Purification therapy:CBP
・24時間持続的に行われている血液浄化療法をCBPと呼びます

・CBPの目的は通常5時間程度で実施される血液浄化を24時間かけて緩徐に行うことで
患者の循環動態への影響を抑えることです

・CBPにはCHD、CHDF、CHF、CPEの4種類あります

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CHDF

原理
・血液浄化の原理は血液濾過透析と同様です
・血圧など循環動態が不安定な患者に対して循環動態に影響が出ないようゆっくりと
緩徐に血液浄化を行う方法です

装置
・個人用透析装置を使用し透析液原液を希釈し透析液を作成すると長時間の連続使用
により透析装置内で透析液の結晶が発生し透析装置が故障する可能性があります

そのためヘモフィルターに流す透析液は透析液原液ではなく希釈する必要のない清潔な
透析液を使用します

・CHDFで使用する装置は血液透析で使用する装置と比較し小型で単純な構造となり
血液ポンプ・補液ポンプ・濾過ポンプ・透析液ポンプと抗凝固薬用のシリンジポンプに
各種安全機構が付属した装置になります

・CHDFの他、CHD、CHF、PE、血液吸着など様々な血液浄化療法に使用できるため
血液浄化装置と呼ばれます

人工透析イメージ:看護師ブログ

回路の構成

・ピロー・動脈チャンバ・静脈チャンバ・気泡検出気については血液透析と同様

①脱血・送血
通常は静脈に留置したバスキュラーカテーテルを使用します

慢性腎不全患者でシャント増設していても、長時間にわたって連続使用すると
針が抜けるなどの危険性が増すため原則としてシャント穿刺は使用しません

②血液ポンプ
成人に対するCHD・CHDFの場合・80~120ml/分程度で設定されます

③抗凝固薬
・ナファモスタットが第一選択となります
・回路やヘモフィルターがすぐに凝血してしまう場合はヘパリンや低分子ヘパリンの
使用が検討されます

④ヘモフィルター
・血液透析のダイアライザーと同様の働きをします
濾過の原理を用いる場合があるためヘモフィルターと呼ばれます

⑤血液浄化装置
・5つのポンプが装備され、ポンプ流量の制御と回路内圧力の監視を行います

血液ポンプ
補液ポンプ:透析液を血液回路内に送り込む

濾過ポンプ:ヘモフィルターから透析液を送り出すともにヘモフィルターを通して
血液から水分を除水として送り出す

透析液ポンプ:透析液をヘモフィルターに流し込む
シリンジポンプ:抗凝固薬を持続注入する

血液吸着

Hemoadsorption:HA
・吸着筒に血液を流し込むことにより血液中の病院物質を除去する血液強化法です

・敗血症患者(sepsis)に用いるエンドトキシン吸着(PMX)や薬物中毒患者に用いる
活性炭吸着がよく使用されます

・抗凝固薬を注入しながら吸着筒に血液を通すのみの為、構成は単純なものとなります。

・CHDFと同様に血液浄化装置を使用します。

血漿交換

Piasma Exchange:PE
原理
・患者の血液中の血漿を取り出し手排気し替わりに新鮮凍結血漿やアルブミン化水溶液を注入する血液浄化療法です

・病因物質が血液透析や血液濾過透析では除去できない大きな物質の場合や病院物質が特定できない場合などには血漿交換で血漿を入れ替えることで治療効果が期待されます

またこれらの除去とともに凝固因子などの血漿因子の補充が必要な場合に使用されることもあります

・肝機能低下時に肝臓の機能を補助する目的で使用されることが多いです

・装置はCHDFと同様に血液浄化装置を使用します

もっと詳しく知りたい方には
「カテーテル透析パーフェクトマネジメント」は↓↓

血漿交換の構成

・動脈チャンバ、静脈チャンバ、気泡検出器については血液透析と同様です
①脱血・送血
静脈に留置したバスキュラーカテーテルを使用します

②ピロー
血液浄化装置の脱血センサーに取り付け脱血の状態を監視します

③血液ポンプ
成人のPEの場合、80~120ml/分程度で設定されます

④抗凝固薬
・ナファモスタットやヘパリン等が用いられます

⑤血漿分離膜
・血液を通し、血球成分と血漿成分を分離する膜でしう
・血球成分は患者の体に戻され、血漿成分は破棄されます

⑥血液浄化装置
・血漿交換を行うときは、CHD,CHDFを行う血液浄化装置を使用します。
・補液ポンプがFFPを血液回路内に送り込む役割濾過ポンプが血漿を取り出し破棄する役割を担います

看護師ブログ:治療の説明イメージ
看護師ブログ:治療の説明イメージ

血漿交換応用

血漿吸着(Plasma Adsorption:PA)
分離膜を用いて患者の血漿を取り出しその結晶を吸着筒に流して血漿中の病因物質を除去します

二重濾過血漿交換(Double Filtration Plasmapheresis:DFPP)
血漿分離膜に通しアルブミンなどの蛋白質は戻しグロブリンなどの蛋白質は破棄する治療法です

PEより病因物質の除去効率は悪くなるがDFPPは血液製剤の使用量が少ないため血液製剤の使用を
抑制したい場合に選択されます

腹膜透析

Peritoneal Dialysis:PD
・腹膜に囲まれた腹腔内に透析液を注入して一定時間貯留させ腹膜に張り巡らされている
毛細血管と腹腔内の透析液の間で物質と水の移動を行った後、透析液を体外に廃液する方法です

腹膜がダイアライザー代わりとなり腹膜を介して拡散が行われます

・除水は浸透圧の差を利用して行われます腹膜透析用の透析液はブドウ糖が多量に
含まれており血液がこの透析液に接するとブドウ糖の濃度差が大きいため血液中の
水分が透析液側に移動します

・カテーテルを腹腔内に留置する必要がある事、HDやHDFより効率が悪いため
急性腎不全には使用しません

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看護師ブログ:ねふなHappyワークライフバランスは現役看護師がネフローゼ症候群発症し職場復帰を目指して奮闘する日々を綴っています

ネフローゼ症候群で入院した経緯や療養生活で感じた不安などを分かりやすく説明して
同じ症状の方や看護や仕事に悩む方の参考になるようにしています

看護の知識も少しずつまとめて紹介しています
約10年間異業種で働いた後に看護師に復帰した経験もあります
看護師以外の方にも仕事や日常生活をHappyにする情報を提供できればと思っています

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