
こんにちは♡
ねふなです
今回はステロイド
離脱症候群を
お伝えします

ステロイド離脱症候群

ネフローゼ症候群における
有効な治療薬としてのステロイド
今回はステロイド
離脱症候群について説明
1.ステロイド薬

ステロイド
副腎(両側腎臓の上端)から作られる
副腎皮質ホルモンの一種
主な効果
炎症を抑える
関節リウマチ、喘息、皮膚炎
免疫を抑える
膠原病、ネフローゼ症候群
自己免疫疾患
アレルギー反応を抑える
アナフィラキシー


2.ステロイド離脱症候群
ステロイド離脱症候群
ステロイド薬を
急激に中止・減量したことで
体に現れる不調のこと
副腎不全・離脱症状などの
命にかかわる症状がおこり
病態の再燃・悪化の可能性もある
発生機序
1.ステロイドを外部からを投与すると
脳(視床下部-下垂体-副腎系:HPA軸)が
「自分で作らなくていい」と判断
2.視床下部の
副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン
下垂体の副腎皮質刺激ホルモンの
分泌が抑制
3.副腎が萎縮し、自力でコルチゾールを
出せない状態になる
4.この状態で急にステロイドを
減量・中止すると
体内のコルチゾールが急激に不足
5.ストレスや日常の代謝に対応できず
倦怠感・低血圧・低血糖・発熱などの
離脱症状を呈する
※長期間ステロイドを使用している人で
起こりやすい
副腎機能が一時的に低下している
ことが主な原因
3.症状、予防・対策

主な症状
強い倦怠感(だるさ)
食欲低下・吐き気
低血圧・立ちくらみ
発熱
関節や筋肉の痛み
気分の落ち込み、不安感
血糖低下
※重症化するとショック状態になる
予防と対策
漸減療法
ステロイドは少しずつ量を減らし
副腎の機能回復を待つ
発熱やストレス時には一時的に
増量することもある(ストレス用補充)
特に注意が必要な場合
長期使用(2週間以上)または
高用量使用後
自己免疫疾患
ネフローゼ症候群
喘息などでステロイド治療中
感染や手術などで体に
強いストレスがかかるとき
副作用が気になったり
症状が改善しても
自己判断での中止は
絶対にやめましょう!

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4.ステロイド副作用

副作用のないお薬はありません
副作用を理解したうえで
上手に付き合っていきましょう!

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前回の記事はこちら

今回はステロイド
離脱症候群を
お伝えしました
前回の記事も
ごらんくださいね♡

最後までご覧いただき
ありがとうございます
ねふなHappyワークライフ
バランスは現役看護師が
ネフローゼ症候群発症
職場復帰を目指して
奮闘する日々を綴っています
入院した経緯や療養生活で
感じた不安など実体験を
同じ症状の方や看護や
仕事に悩む方の参考に
なればと思っています
約10年間異業種で働いた後
看護師に復帰した経験もあります
看護師以外の方にも仕事や
日常生活をHappyにする
情報を提供できればと思っています
