こんにちは♡
看護師ねふなです
自分の病気と
しっかり
向き合あおうと
ネフローゼ症候群
について
調べています
今回は
ネフローゼ症候群と
腎臓デトックス
について
まとめています
腎臓デトックスとネフローゼ症候群
ネフローゼ症候群に罹患し、休職、療養生活中、職場復帰を目指しています。
治療経過は順調ですが、再発リスクも高くため一生付き合っていかないといけないと覚悟してます。
折角看護師として医療知識があるのでネフローゼ症候群もしっかり学んで療養生活にも生かしていければと思っています。
今回はネフローゼ症候群と腎臓デトックスについてまとめてみました。
1.腎臓デトックス
デトックス
一般的に体内に溜まった老廃物や毒素を排出させることをいいます。
食事などで体内に取り込んだものは、体内で代謝されて体外に排泄されます。
代謝によってできた老廃物や毒素などは主に便と尿になります。
水に溶けない物質は、肝臓から腸の中に送られ便として排泄されます。
水に溶ける物質は、腎臓で濾過されたのちに膀胱に送られ尿として排泄されます。
蛋白質が代謝されてできる尿素やクレアチニンなどは、尿として排泄される物質です。
腎臓の機能が低下すると尿素やクレアチニンの排泄が十分できなくなり、腎機能低下の程度に比例して体内に蓄積してしまいます。
腎臓の機能を知る検査として血中のクレアチニンを測定するのは、このためです。
何らかの原因で腎機能に異常をきたしている場合は、クレアチニン値が上昇します。
尿毒症
老廃物と一緒に、有害物質が溜まることで発症する
倦怠感や食欲不振、皮膚のかゆみ、高血圧など、様々な症状
意識障害や肺水腫、心膜炎、脳出血などを起こし、重症な状態に至る
腎臓の尿生成のプロセスについてはこちら
2.尿の95%は水である
腎臓のネフロンは血液を濾過、再吸収および分泌のプロセスを経て尿を生成します。
尿の約95%は水で、5%が老廃物です。
尿中に排泄されるもの
窒素老廃物:尿素、クレアチニン、アンモニア、尿酸
イオン:ナトリウム、カリウム、水素、カルシウム
1日の尿量
健常時:約1L〜1.5L
腎機能に障害がある場合
500mL程度(乏尿)
2L以上(多尿)
腎臓は、老廃物や余分な水分を排出することで身体の恒常性維持を担っています。
尿の色や量などによって、全身の状態を知ることもできます。
3.ネフローゼ症候群と腎機能
ネフローゼ症候群で腎機能が低下するのはなぜ?
細胞間質に血液中の水分が漏れるため、からだ全体の体液量は増え、体を循環する血液量は減少します。
結果、腎臓に流入流出する血液量が減り、腎前性腎不全の状態になることがあります。
腎臓が原因でネフローゼ症候群になるの?
膜性腎症は、腎臓の濾過装置である糸球体の細胞にある膜型ホスホリパーゼA2受容体やトロンボスポンジン1型ドメイン含有7Aなどに対して、異常な抗体ができることが原因のひとつと考えられています。
その他のタイプのネフローゼ症候群の原因はよくわかっていません。
4.ネフローゼ症候群と糸球体
ネフロン
左右それぞれの腎臓に含まれる100万以上の小さい構造
血液から水と他の物質を濾過する役割を行う糸球体で構成される
糸球体
腎動脈から枝分かれした毛細血管が糸状に丸まったかたまり
杯状に広がった尿細管の末端部分にあたる、ボーマン嚢が取り囲んでいます。
糸球体毛細血管壁の構成
血管内皮細胞 基底膜 糸球体上皮細胞足突起
糸球体上皮細胞の足突起間には、スリット膜と呼ばれる構造物が構成されてる
内皮細胞、基底膜、スリット膜の三層構造が血液のろ過膜として機能しています。
糸球体はいるものといらないものの区別ではなく、物質の大小だけで判断します。
ザルの目より小さいものは通り抜け、大きいものは通り抜けられない仕組みになっています。
分子の大きな蛋白質は濾過されず、血漿の中に残ります。
また、チャージバリア(マイナスに荷電した物質は通過できない構造)により、タンパク質は濾過されません。
ネフローゼ症候群は糸球体が何らかの障害を受けサイズの大きな蛋白質を濾過し尿中へ排出してしまうことで発生します。
腎臓について詳しくはこちら
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前回の記事はこちら
今回は
ネフローゼ症候群と
腎臓デトックス
について
お伝えしました
前回の記事も
ごらんくださいね♡
看護師ブログ:ねふなHappyワークライフバランスは現役看護師がネフローゼ症候群発症し職場復帰を目指して奮闘する日々を綴っています。
ネフローゼ症候群で入院した経緯や療養生活で感じた不安などを分かりやすく説明して、同じ症状の方や看護や仕事に悩む方の参考になるようにしています。
看護の知識も少しずつまとめて紹介しています。
また、約10年間異業種で働いた後に看護師に復帰した経験もあります。
看護師以外の方にも仕事や日常生活をHappyにする情報を提供できればと思っています。