インシデントはポジティブに!心理的安全性の確保

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インシデントはポジティブに!心理的安全性の確保

現役看護師がネフローゼ症候群発症し、職場復帰を目指し奮闘する日々を綴っています。
その一つとして、今まで培ってきた看護の知識を整理しアウトプットしています。
職場の人間関係と心理的安全性は切っても切れない関係です。
ネガティブイメージになりがちなインシデントをポジティブにすると職場の人間関係も円滑に!

マイナビ看護師

インシデント

インシデント
なんらかの事象発生によって、事件や事故に発展する可能性がある状況を意味する
さまざまな分野や業界で用いられる用語のため、使用する状況によってニュアンスが異なる言葉です。
インシデントの報告をすること自体が、ミスを報告し罰を受けるような、始末書の提出を思わせるネガティブなイメージが付きまといます。
インシデントは事件や事故に発展する可能性があるだけで、事件も事故も発生していないという周知が重要です。

アクシデントとヒヤリハット

アクシデント
実際に事件・事故が発生した状況、事件・事故によって損害が発生している状況を指す
ヒヤリハット
重大な事件や事故に発展する一歩手前の状況を指す言葉
思いがけない出来事にひやりとしたり、事故寸前のミスにハットしたりする状況を表す
「あと一歩で大惨事になるところだった」という意味ではインシデントと同義です。
ヒヤリハットとインシデントの違い
ヒヤリハットは人為的なミスが原因
インシデントの要因は、必ずしも人為的ではない

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インシデントレポートの効果

インシデントへの対策が不十分だった場合、アクシデントに発展する可能性が高まるといえます。
アクシデントを防止するためには、インシデントの発見による、早期の改善活動が重要です。
インシデントレポートは、インシデントの原因を突き止め、再発防止策を実行する資産です。

インシデントをポジティブに

インシデントが発生しても、報告や共有がされなければ、今後のアクシデントへの対策を検討することもできません。
以下を周知しインシデントをポジティブにイメージ変換することが重要です。
①インシデントは事件や事故に発展する可能性があるだけで、事件も事故も発生していない
②インシデントによってアクシデントに至る要素について対策が考え安全性が保たれる

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インシデントへの取り組み

インシデントを扱う際のふるまい
①個人の責任のみを追及するようなことをしない
②どうやったらそのミスをみんなで防げるかという視点考える
③個人の努力によらない再発防止策を示す

心理的安全性の確保

自分の意見や気持ちを安心して表現できる状態を心理的安全性の確保と言えます。
心理的安全性の低い職場では
「率直に意見を言ったりアイデアを提供したり質問したりしても懲らしめを受けるんじゃないか、ばつの悪い思いをするんじゃないか自分の能力が低く見られるのではないか」と不安になる。
そのため、自分の失敗を認めないミスを報告しないといった問題が生じる可能性が高まると考えられています。
インシデントを効果的に運用するためにも心理的安全性の確保が重要です。
心理的安全性について詳しくはこちら

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現役看護師がネフローゼ症候群発症、職場復帰を目指し奮闘する日々を綴っています。
又、異業種約10年働き再び看護師復帰をした経験もあります。
自分の経験や、初めて入院にまで至ったネフローゼ症候群について、入院の経緯、療養生活の不安などをお伝えし少しでも同じ症状の方の療養生活や看護や仕事の悩みの参考になればと思います。
看護の知識もちょっとずつまとめてアウトプットしています。

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