
こんにちは♡
看護師ねふなです
療養生活でも
気になるお金
入院費用や
高額医療費
について
お伝えします

病気になるとお金もかかります
急なネフローゼ症候群発症
緊急入院となり治療に専念できる
環境になりました。
職場からゆっくり休めるようにと
休職手続も滞りなく進みました。
次に心配になってくるのは
やはりお金のこと。
入院費は?治療費は?そんな疑問に
思ったことをまとめています。

1.初診料と再診料
基本診療料
病院を受診した際に、簡単な検査および
処置等の基本的な診療行為にかかる費用
1点=10円
初診料
1回目の診察時に支払う必要がある診療料
初めて訪れた病院を受診したとき
前回とは別の病気または怪我で病院を
受診したとき等
診療報酬291点
再診料
1回目と同様の病気や怪我の治療のため
同じ病院を受診したときに支払う診療料
診療報酬75点
厚生労働省「診療報酬の算定方法の一部を改正する件 別表第一」
(※2025年7月時点)
同じ病気、怪我で受診する場合
病院を変えるとその度に初診料が
かかり、医療費が高くなる。
選定療養費
紹介状なしに大病院にかかると
初診料に加えてかかる特別料金
※2022年10月1日に改定され
7000円以上に引き上げられた。
病院により特別料金の設定は異なり
相場は7700円以上
保険適応ではなく全額自己負担
1.入院費用
入院費用
治療費・入院基本料・食事代
消耗品・差額ベッド代で構成
治療費、入院基本料は
公的医療保険適応のため
自己負担額は所得に応じて1~3割
食事代:1食510円
(2025年7月現在)
消耗品:有料テレビ、着替え
スキンケアグッズ、飲料など
差額ベッド代:一般的には個室代
一日当たりの入院費用の平均試算
(公益在団法人生命保険文化センター)
約21000円
1カ月入院なら
21000円×30=630000円!!

入院費用はいつ支払う
一般的には定時請求分として
月ごとに1日から末日までの
医療費がとりまとめられる
病院によって異なるが
定時請求は月1回や
15日と月末の月2回の場合もある。
入院時期や期間によって退院時に
支払う場合がもある。
支払い方法
現金、クレジットカード
銀行振込み
現金書留や郵便為替など
※現金以外の支払い方法への対応は
病院によって異なる。
原則として病院が設定する
支払期日までに支払う。
必要に応じ分割払いや後払いなどの
相談にも対応可能
2.高額療養費制度

高額療養費制度
1日から月末までにかかった医療費の
自己負担額の限度額を超えた分が
あとで払い戻される制度
※食事代、消耗品、差額ベッド代は
限度額に含まれない
限度額適用認定証
その月に支払う医療費が自己負担限度額
を超えると予測される場合は
加入している公的医療保険に申請し
交付が可能。
限度額適用認定証と保険証を
提示すれば、1カ月の窓口における
支払いを、自己負担限度額まで抑えることができる。
※マイナンバーカードで受診をすれば
限度額適用認定証申請の手続きは不要
自己負担限度額
上限は年齢と所得区分で異なる
70歳未満
区分ア
(標準報酬月額83万円以上)
(報酬月額81万円以上)
自己負担限度額
252600円+(総医療費-842000円)×1%
区分イ
(標準報酬月額53万円以上~79万円)
(報酬月額51万5千円以上〜81万円未満)
自己負担限度額
167400円+(総医療費-558000円
)×1%
区分ウ
(標準報酬月額28万円以上~50万円)
(報酬月額27万円以上〜51万5千円未満)
自己負担限度額
80100円+(総医療費-267000円)×1%
区分エ
(標準報酬月額26万円以下の方)
(報酬月額27万円満の方)
自己負担限度額
57600円
ポイント
限度額適用認定証は事前に提示がお勧め

関連記事はこちら
高額療養費制度について詳しくはこちら
高額な医療費を支払ったとき | こんな時に健保 | 全国健康保険協会 (kyoukaikenpo.or.jp)
限度額適用認定の申請について詳しくはこちら
医療費が高額になりそうなとき | こんな時に健保 | 全国健康保険協会 (kyoukaikenpo.or.jp)

前回記事はこちら

安心して
療養生活を
贈るための
知識の整理
今回は
入院費用
高額医療費
について
お伝えしました
前回の記事も
ごらんくださいね♡

