
こんにちは♡
ねふなです
今回は
療養生活
入院療養生活を
お伝えします
1.入院翌日~腎生検前日まで
「利尿剤飲んでも効かない」20~22日目
入院翌日
胸腹部CT、レントゲン、骨密度の検査
入院後、部屋横のトイレまでは
歩いていたので、検査も行けると
思ったけれど、数歩で断念。
車椅子での移動。
自分の体が重いのと、呼吸がつらい。
朝から利尿剤(アゾセミド30mg1錠)開始
ですが、体の水分のほとんどが
浮腫みや胸水、腹水に移動しているので、ほとんど反応はないのです。
低蛋白血食の治療食も
食べると吐き気と腹痛にさいなまれて
食べる気が起きてこない。
ただ、点滴とかあるわけじゃないので
食べないことには栄養も取れない
おかずだけでも半分食べるを目標に!
自分のベッド周りや洗面
トイレ移動は休み休みだけど
一人で何とかできている
しかし、浮腫みもあるから動作は
ゆっくり、一動作ごとに同じ程度の
休憩必要
入院までよく動いていたなと感心
入院後はぐったりしている時間が
ふえた。

2.腎生検当日
「いよいよ、腎生検、地獄の安静」
23日目
腎生検自体は30分程度の検査
何よりもその後の安静が「地獄」と
主治医より事前に説明
翌朝までの安静のため検査前に
尿バルーン挿入
静脈末梢血管に点滴挿入されます。
いよいよ検査です。
うつ伏せ寝で検査開始。
局所麻酔のチクチクの痛みが
最初にはあるけど、
腎生検で採取の時にはちょっと
押される感じがする程度。
数回採取にて終了。
出血しないよう一旦圧迫され
その後強力テープで固定
そこからはベッドアップもできない
臥床安静
この時はまだ最初だから
なんてことはなかった。
腎生検は腎臓の組織に針をさして
いるため、一旦止血しても
動いたりすることで出血の可能が
高いため、安静必須と言われたら
本当に動けない。
点滴も止血剤入りを使っているぐらい。
真面目にじっとしていました。
結果、夜中にかけて腰の痛みが
半端なくもう激痛です。
枕をかましての横にもなれないので
痛みがどうしようもないと
結局ナースコールで除圧を依頼。
ここ本当に大事、気を使って自分で
動いて出血したら意味がないので
ちゃんとヘルプをだしましょう!
それに限界きてからだと
なかなか痛みも引かないので
早めにヘルプを出しましょう!
腎生検の病理の結果は
約3週間後に出る予定

3.ステロイド点滴開始~点滴終了まで
「ステロイド点滴したからって」
24~25日目
腎生検の結果はまだですが
発症や症状など経過から
ステロイドパルス療法開始
点滴は昨日からの末梢を使います
点滴は小さいので一時間程度で終了。
利尿剤(ラシックス20mg)の注射も同時に開始。
明日以降つかうので、生理的食塩水を
流して点滴は抜かずに固定です
昨日は生検の後にしっかり点滴で水分が入ったけど、結局利尿はさほど増えずで
体の水分バランスはプラス。
その分体重もプラス1㎏。
この間の体重が入院時のMAXで
平常の+10㎏オーバー!
腎生検の後から、寝ているときに
息苦しさが強くなってきて
SPO2モニターでも90前半
酸素投与開始
息苦しい時は、息を吸おうとしても
喉に何かが引っかかるようで吸えない
感じ、「深呼吸して」と言われても
「す、吸えない」って思ってしまった。そしてやたらと咳がでる
食事も変わらず食べられないから
補助食品メイバランスミニが毎食開始
1パック125ml飲めば
ごはん1杯分のカロリーがとれる

4.アルブミン製剤投与開始
「アルブミン様様、尿量かも」
2~29日目
呼吸苦は続き、酸素量も増え
少しでも胸水の改善目的もかねて
25%アルブミンの点滴が開始(4日間)
同時に内服の利尿剤(トルバプタン7.5mg2錠、トラセミド4mg2錠)も開始
アルブミン点滴後、ラシックスの注射と内服利尿剤で一気に反応。
この間の利尿効果が出てきて、酸素流量も4Lから3Lへ減量。
ただ、足や体幹の浮腫みは変わらず
強いから動いては休み動作や
足をおろして座るのはけっこうきつい。
皮膚裂けそうなぐらいになっちゃう

5.ネフローゼ症候群とアルブミン製剤投与
アルブミン製剤投与
ネフローゼ症候群などの慢性の病態は
通常アルブミン製剤の適応とはならない
理由
投与され たアルブミンが尿中に
排泄される際に、近位尿細管で再吸収を
受け尿細管障害を増悪させることも考えられるから
アルブミンを投与することによって
ステロイドなどの治療に抵抗性と
なることも知られている
そのため、単に浮腫改善目的のためだけに使用は推奨されていない。
以下の病態においては使用を検討
血中アルブミン濃度 2.5 g/dL 以下の
ネフローゼ症候群患者で
膠質浸透圧の膠質浸透圧の低下に
起因する病態があり
急性かつ重症の末梢性浮腫
あるいは肺水腫に対しては
利尿薬に加えて緊急避難的使用を検討
※ネフローゼ症候群のへのアルブミン投与は慎重に検討
関連記事はこちら
前回の記事はこちら

今回は
入院療養生活
についてを
お伝えしました
前回の記事も
ごらんくださいね♡

最後までご覧いただき
ありがとうございます
ねふなHappyワークライフ
バランスは現役看護師が
ネフローゼ症候群発症
職場復帰を目指して
奮闘する日々を綴っています
入院した経緯や療養生活で
感じた不安など実体験を
同じ症状の方や看護や
仕事に悩む方の参考に
なればと思っています
約10年間異業種で働いた後
看護師に復帰した経験もあります
看護師以外の方にも仕事や
日常生活をHappyにする
情報を提供できればと思っています