
こんにちは♡
ねふなです
今回は
自宅療養
体重変化
について
お伝えします

1.療養日記⑫
体重増加と体力復帰
退院後少しづつ食事摂取量は増えてます
全く体重も筋肉量も増えずだったのが
急に体重が一日500gペースで増量
それでも罹患前の体重までは戻って
いないのですが、体重増加ペースに
不安を感じています
体組成計Anker Eufy (ユーフィ) Smart Scale P3
詳細にチェックをすると筋肉量が
増えてきているのは良い兆候
蛋白量は増えず
体脂肪も低値とはいえ増加傾向
座位時間が長いと下肢挙上や
メディキュットなしでは浮腫みがでます
以前に比べ歩行スピードも上がって
運動負荷耐性は上がっています
筋肉の疲れや食後の動悸は変わらず
続いています
ステロイド副作用についてはこちら

2.ネフローゼ症候群再発率
ネフローゼ症候群再発率
蛋白尿が消えても再び蛋白尿が出現する
これを再発とよぶ
再発した場合には早期発見・治療を
はじめることが重要
微小変化型タイプのネフローゼ症候群は
ステロイド薬の治療反応性は良く
腎臓の機能が低下することは少ない
ステロイドや免疫抑制薬を減量すると
再発を繰り返すことが多く30~70%と
高率に再発が見られる
微小変化型ネフローゼ症候群では
全体で3.6%
65歳以上の高齢者に限ると
12.8%と高率に感染症死が見られる

3.ネフローゼ症候群再発要因
ネネフローゼ症候群原因・要因
ネフローゼ症候群の原因は病型により
異なり、いずれの場合も明確ではない
膜性腎症
原因抗原が糸球体上皮細胞に発現する
M型ホスホリパーゼA2受容体(PLA2R)
であることが提唱されている
日本人における陽性率は約50%
巣状分節性糸球体硬化症
原因因子、可溶性ウロキナーゼ受容体
微小変化型ネフローゼ症候群
原因因子、CD80が報告されている
不明な点が多くコンセンサスは
得られていない
膜性増殖性糸球体腎炎
原因は明らかではない
再発の要因
治療効果の高いステロイド薬減量
終了に伴うものが多い
運動行為
腎血漿流量(RPF)と糸球体濾過量(GFR)を
低下させる
運動負荷は濾過比(FF)を2倍程度上昇させ
蛋白尿を増加させる
過度な運動負荷は症状の出現を
引き起こす可能性がある
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4.ステロイド薬と体重増加

ステロイド薬と体重増加
体重増加は再発ではなく
ステロイド内服服副作用による
食欲増進・体重増加の可能性
ステロイド薬内服による食欲増進の
機序は明確ではない
糖代謝異常
肝臓の糖新生亢進を介してブドウ糖の
放出を促進し筋肉や脂肪組織へ
ブドウ糖の取り込みを低下させる
インスリン分泌抑制作用
急性期
グルココルチコイドはインスリン分泌を
抑える作用が報告されている
長期的
膵β細胞の機能低下を引き起こし
インスリン分泌能が落ちる
脂質代謝異常
ステロイド薬は肝臓及び脂肪組織に
直接作用して脂肪分解を促進し
脂質のミトコンドリア利用を亢進させエネルギーを得る
(異化作用)慢性過剰状態では
インスリン抵抗性を誘導し
高インスリン状態において脂肪合成を
促進します(同化作用)
食欲亢進
ステロイド薬は食欲を亢進させ
間接的に脂質摂取量が増加する
これらの作用の総和として、
血中脂質濃度の上昇が生じる
中枢性肥満・満月様顔貌
インスリンの受容体は脂肪細胞に多く
インスリンが結合することで
脂肪の合成を亢進し、分解を抑制する
⇒身体に脂肪がつきやすくなる
顔や腹部にはインスリン感受性が強い
脂肪細胞が多くある
⇒脂肪がつきやすくなるので丸く膨らむ

5.受診までに心がけること
受診までに心がけること
栄養を積極的にとる
体重も全く変化なかったことや
栄養を摂取することを優先に考え
食事は積極的に摂取していました
内容も制限していませんでした
⇒過剰な食事摂取は避ける
体重増加が生理的に問題ないのか
再発なのかは明確ではありません
しかし、入院中は食事が食べれなくても
体重が増えていった経過もあったため
次の受診までは少し食事量をセーブし
体重や浮腫みの状態を観察していきます
6.ステロイド離脱症候群

長期間ステロイドを外部から補給
⇒副腎皮質が委縮
ステロイドを作る力が弱くなる
体内で作るステロイドの量が少なくなる
ステロイドを急にやめたり飲み忘れる
⇒体内のステロイド量が急激に減少
不足したステロイドを副腎皮質からの
分泌で補うことがでない
⇒副腎不全・離脱症状などの
命にかかわる症状がおこる
病態の再燃・悪化の可能性もある
副作用が気になったり
症状が改善しても
自己判断での中止は
絶対にやめましょう!
前回の記事はこちら

今回は
自宅療養
体重変化について
お伝えしました
前回の記事も
ごらんくださいね♡

最後までご覧いただき
ありがとうございます
ねふなHappyワークライフ
バランスは現役看護師が
ネフローゼ症候群発症
職場復帰を目指して
奮闘する日々を綴っています
入院した経緯や療養生活で
感じた不安など実体験を
同じ症状の方や看護や
仕事に悩む方の参考に
なればと思っています
約10年間異業種で働いた後
看護師に復帰した経験もあります
看護師以外の方にも仕事や
日常生活をHappyにする
情報を提供できればと思っています
