療養生活情報:食事
今回は退院後の食事について気を付けていることなどを記載しています
このブログは現役看護師がネフローゼ症候群に罹患
職場復帰を目指して奮闘する日々を綴っています
今まで培ってきた看護の知識を整理しアウトプットしています
食事摂取
退院前の採血データーでは低蛋白、低アルブミンは正常範囲には届いていませんが
腎機能、中性脂肪、コレステロール値、電解質ともにほぼ正常値のため
退院後の極端な食事制限はの指示はなく、「塩分を取りすぎないよう」という程度です。
指示がないと逆に自分で考えないといけなくなります。
ある意味かえって難しいです。
入院中は栄養補助食品があったので摂取する量は少なくてもカロリーや栄養素は
補えていました。摂取量は少量で済んでいました。
今も一回の食事量の摂取量はネフローゼ症候群罹患前に比べるまだ少な目です。
入院中に浮腫が取れたと同時にびっくりするくらい筋肉量が減ったと感じています。
看護師復職に向けては筋肉量も増加が必要と考える摂取量のアップは必要です。
ただ、揚げ膳据え膳の入院中と違って、食事のために準備をしないといけない
その負担を減らすことを考えました。
調理の工夫
体力、筋力を考えると、調理自体が負荷や疲労の原因になってしまいます。
負担を最小限にと考えると調理にも工夫が必要です。
とはいえすべてお惣菜を買ってくるとかにしてしまうと、塩分量や栄養的には
毎回は避けたいと考えました。そこで、活躍しているのが
①「カット済み野菜」「冷凍野菜」
カット済み野菜や冷凍野菜は、自分で野菜をカットするよりコスパは下がりますが
廃棄分がないので準備⇒調理⇒片付けを考えると今の自分には合っていると思ってます。
②余ったら食材はすぐに冷凍
入院までは買った食材全部使い切りぐらいで作っていたけど、摂取量も減ったので
意識して食材準備の時点で数回分へ先に小分けして冷凍してます。
食材ストックがあれば買い物を必須にしなくても「○○あるし」と思えて安心なのです。
※一人外出はま無理なので買い物はハードル高いのです。
③アクション少ないレシピを探す
調理動作が少ないレシピを探して調理してます。今はいろいろなレシピサイトで
簡単調理が検索できて便利です。
パスタが別茹でしない、ワンパンパスタは本当にお手軽でした。
④合間に休憩をはさむ
調理自体がリハビリなので、作るだけを目的にせずに負荷、休憩を意識しています。
そのため時間はかかりますが、負担は少なくなっているように思います。
自分の体のサイン「脈が速くなってきた、なんだかしんどい」を察知し休憩しています。
塩分制限の工夫
塩分は気づいたら摂取しているとなりやすいのでやはり工夫は必要です。
あまり薄味にしすぎて結局後からかけすぎるのもよくないと思ってます。
①調味料使用は目分量を避ける
今まで結構適当な調理をしていたのでどの程度、調味料を使用していたかは
意識してませんでした。
今回を機会にどの程度入れれば味が変わってくるのか探っている最中です。
②塩分含有量の少ないもので味を調える
味が単調にならないように、出汁やレモン果汁やを使ってみています。
どうしても塩味が欲しい時は表面につけます。ダイレクトに塩味感じられます。
食べすぎ防止
今はまだ、「お腹いっぱい」と感じる前に、食べ疲れしてしまうので一回で摂取できる
量がまだ、少ないのですが、徐々に体力が上がってきています
食欲のまま摂取していると、ステロイド薬副作用の体重増加、脂質異常症
ムーンフェイス等の症状悪化にもつながりかねません
食べ方にも一工夫をしています
①ちっちゃめ器に盛る
目で自分の摂取量を把握して、これだけ食べられたら大丈夫と思って食べています。
ちゃんと食べられたと思えて満足感もあります
②一口分を小さめにする
入院前はリスの様に頬張って食べていましたが、入院中に食べれなくなってから
一口大が小さくなり、ゆっくり、しっかり咀嚼しやすくなりました
③30回咀嚼、咀嚼中はお箸をおく
ステロイド薬の副作用で胃腸症状も出やすいので消化器官への負担軽減のためにも
しっかり咀嚼しているのがいいのではと思い意識しています
④水分で流し込まない
水分(お茶や汁物)は摂取すると咀嚼がおろそかになります。消化器官への負担に
なるので避けています
道具に頼る
無理をしないを意識しているので、調理を手間を楽にできるグッズに頼ります
今助かっているのはカプセルカッターレコルトです
大き目にカットして上の部分がスイッチになっているので、軽く抑えればその時間の間にカッターが動き、みじん切りまで可能です。みじん切り以外にも混ぜるやすりおろしまで数秒から数十秒、時間も手間助けてくれます