7つのポイントで知る疼痛評価

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7つのポイントで知る疼痛評価 看護
7つのポイントで知る疼痛評価
看護師ねふな
看護師ねふな

こんにちは♡
看護師ねふなです

  

復職に向けて
知識の整理をしました

 
今回は
疼痛評価
について

お伝えします

7つのポイントで知る疼痛評価

痛みを評価し、管理することは患者生活の質の向上及び合併症予防にもつながります。

マイナビ看護師

ポイント1:疼痛評価の目的

痛みを評価する目的
患者の訴えを客観的に把握する
痛みを引き起こしている原因を探察する
痛覚機能の障害の程度を測定する

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ポイント2:疼痛評価の視点

部位:限局的 複数的
変化:いつ痛みがあるか 回数 間歇的・持続的、強さの変化
強さ:スケールを用いて評価
性質:体性痛 内臓痛 神経障害性疼痛
痛みの影響因子
痛みがもたらすや生活への影響

ポイント3:痛みの主観的評価VAS

痛みは個人が主観的に感じるもので、疼痛管理で重要となるのは患者自身の訴えです。
VAS(vas visual analogue scale)
疼痛の重症度の評価に適しています。
数値として示すことができるため、後に分析しやすいです。
VAS は膝・腰など痛む部位毎に、アセスメントを行います。
経時的に変化を比較する場合、疼痛管理実施前後を比較する場合において利用可能です。
方法
白紙に10cmの線を引き、その左端を全く痛くない状態、その右端をこれまで想像できる最高の痛みとしたときに、現在感じる痛みの程度を患者自身が線を引いて示す方法です。
患者に線を引かせた後、測定者が定規を用いて、左から何cmの所に線を引いたのかを記録します。

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ポイント4:痛みの主観的評価NSRとFS

NRS(numerical rating scale)
痛みが自己申告できる患者に使用される痛みの評価スケールの1つです。
人工呼吸器装着の有無に関わらず、コミュニケーションが可能な患者に使用されます。
主観的な痛みの評価指標として簡便で即座に評価できる利点があります。
方法
0(全く痛くない状態)から10(これまで想像できる最高の痛み)までの11段階のなかで痛みの程度を患者に表現してもらいます。
FS(face scale)
高齢者や小児において、痛みのをVAS、NSRで答える事が困難な場合に使用されます。
方法
患者に6つの表情が書かれた評価用紙を見てもらい、現在の痛みの状況が0~5のどの段階に近いか回答してもらいます。

ポイント5:痛みの客観的評価BPS

BPS(behavioral pain scale)
人工呼吸器装着中でコミュニケーションが困難なため痛みを自己申告できない際に使用される痛みの評価スケールの1つです。
「表情」「上肢の動き」「人工呼吸器との同調性」の3項目をそれぞれスコア化し痛みを評価します。
表情
穏やか            1点
一部硬い(例:眉が下がっている) 2点
まったく硬い(例:瞼が閉じている)3点
しかめ面            4点
上肢の動き
全く動かない          1点
一部曲げている 2点
指を曲げて完全に曲げている 3点
ずっと引っ込めている 4点
人工呼吸器との同調性
同調している          1点
時に咳嗽、大部分は同調している 2点
呼吸器とファイティング   3点
呼吸器の調整が効かない 4点

ポイント6:痛みの客観的評価CPOT

CPOT(Critical-Care Pain Observation Tool)
「表情」「身体の動き」「人工呼吸器との同調性または挿管していない患者では発声」「筋緊張」の4項目をそれぞれスコア化し痛みを評価します。
BPSと比較すると、各項目で患者の状態がより詳細に記載されています。
また、挿管患者・非挿管患者どちらの場合にも対応していることが特徴です。
表情
リラックス          0点
緊張              1点
顔をゆがめる         2点
体動
動きなし           0点
防御         1点
落ち着きがない       2点
筋緊張上肢の受動運動による評価
リラックス          0点
緊張、硬直           1点
強い緊張又は硬直     2点
人工呼吸器への同調or発語
挿管患者
同調している         0点
バッキングはあるが同調 1点
ファイティング   2点
非挿管患者
通常の会話、又は訴えなし  0点
うめき声、ため息 1点
泣く、叫ぶ  2点

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ポイント7:疼痛管理の目的

疼痛管理目的
患者の痛みのスコアの軽減
生活の質の向上
合併症予防
早期離床

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看護師ねふな
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看護師ブログ:ねふなHappyワークライフバランスは現役看護師がネフローゼ症候群発症し職場復帰を目指し奮闘する日々を綴っています。
ネフローゼ症候群について、入院の経緯、療養生活の不安などをお伝えしています。
同じ症状の方の療養生活への不安や悩みの参考になればと思っています。
また、一度看護師をやめて、異業種で約10年働き再び看護師復帰をした経験もあります。
そんな経験が、看護師の方への仕事の参考になればと思っています。
看護師以外の方の悩み解消や日々をHappyに過ごす参考になればと思っています。

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