こんにちは♡
看護師ねふなです
復職に向けて
知識の整理
今回は
心房細動
について
お伝えします
心房細動
社会の高齢化に伴い心房細動の患者数は年々増加し、もっとも頻度の多い不整脈の一つと言われています。
心房細動だけで直接命に大きな影響を与えることはありませんが、動悸や息切れなどの症状や心原性脳梗塞の原因にもなります。
1.心房細動
Af:心房細動(atrial fibrillation)
心房が十分に収縮をせず、けいれんするように細かく震えることで脈が不規則になる
このため動悸、息切れあるいは倦怠感などの自覚症状をきたします。
有病率は年齢が進むにつれて上昇し、高齢化社会の日本では患者の数は増加傾向です。
発生機序
心臓の左心房にある肺静脈付近から電気信号が無秩序に生じることで起こります。
心房全体が小刻みに震えて痙攣した状態になると、心拍数が1分間に100~150回以上にもなり心臓が速く不規則に動きます。
症状
通常より脈が速い
速い脈と遅い脈が不規則に繰り返される
自覚症状
どきどきする 胸が苦しい
階段や坂を上るのがきつい
息切れしやすい めまいがするなど
※自覚症状がなく、健康診断で心電図検査を受けた際に見つかる場合もある
2.心電図の特徴
心電図の特徴
心房の興奮は形、大きさ共に不規則
RR間隔は不正
P波は見られない
基線の動揺のような形として見える
この波形を細動波(350~600/min)といいます
f波は第II誘導もしくはV1で確認しやすい
先行するR-R間隔が長い時は変行伝導が起こりやすく、右脚ブロック様波形がみられる
3.治療
治療
原疾患の治療
弁膜症、心筋症、心筋梗塞、甲状腺機能亢進など他の病気が原因の場合はその治療を行う
心房細動自体の治療
電気的除細動処置
薬物治療
1.心房細動を止める、起こらないようにして正常の脈拍を維持するための抗不整脈薬
2.心房細動は止めずに速い脈を遅くするための薬
不整脈の薬物療法について詳しくはこちら
カテーテルアブレーション治療
心房細動の発生部位と心房の電気信号のつながりをカテーテルによって焼灼する治療
アブレーションについて詳しくはこちら
高血圧、糖尿病、肥満のある方はそれに対する食事療法、薬物治療
心房細動発作の予防
ストレスや飲酒、喫煙、過労、脱水、睡眠不足を回避する
脳梗塞の予防
抗凝固薬の服用
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看護師ブログ:ねふなHappyワークライフバランスは現役看護師がネフローゼ症候群発症し職場復帰を目指して奮闘する日々を綴っています
入院した経緯や療養生活で感じた不安など実体験を、同じ症状の方や看護や仕事に悩む方の参考になればと思っています
約10年間異業種で働いた後に看護師に復帰した経験もあります
看護師以外の方にも仕事や日常生活をHappyにする情報を提供できればと思っています