褥瘡発生要因の特徴:看護師ブログ

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看護プチ情報看護知識:褥瘡予防
看護師ねふな
看護師ねふな

こんにちは♡
看護師ねふなです

復職に向けて
知識の整理をしました

今回は
褥瘡発生要因
について

お伝えします

1.褥瘡

褥瘡
長時間圧迫されたことによりその部位の血流がなくなった結果生じる
組織の不可逆的な阻血的障害のこと

損傷の程度
圧迫されていた時間と圧力の相乗効果によって決定される

圧迫されていた時間と圧迫の力
外からの圧迫される力に反応して、生体内では色々な方向の力(応力)が発生する

この応力によって組織が引っ張られたりずれたりして組織のダメージが生じる

時間×圧迫の力で褥瘡重症度が決定する

その他影響因子
組織の虚血性再灌流障害

細胞への力学的影響
 引っ張り力や圧縮応力など

リンパ流-間質液流障害

褥瘡は不動という要因から組織が圧迫を受けていること、様々な要因により組織耐久性の低下があることにより発生する

健常者に褥瘡が発生しないのは?
生体に影響を及ぼして組織が損傷される前に痛みやしびれを感じ、寝返りや座り直しなどをするから

褥瘡を発症しやすい方
長期間寝たきりを余儀なくされている
糖尿病などの神経障害があり痛みやしびれを感じない
脳血管障害や脊髄疾患で運動障害がある
栄養状態が悪い
高齢で皮膚が薄く弱くなっている

数時間で褥瘡は発症する
褥瘡が発生しやすい患者は2~3時間ごとの体位交換が非常に重要

2.褥瘡の好発部位

褥瘡好発部位
2つの相反する方向の力が皮膚と軟部組織を圧迫する部位
生体の大きな骨と床から挟まれる部位
仙骨部、坐骨部、大転子部、踵部、腸骨稜部など

褥瘡好発部位

もっと詳しく知りたい方には
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3.褥瘡の特徴と重症度

急性期褥瘡
(発症約1週間から3週間までの間)
急激に創部が変化する時期

症状
局所に強い炎症反応を認める
発赤(紅斑)、紫斑、浮腫、水疱、びらん浅い潰瘍などの多彩な病態
短期間に次々と出現する

褥瘡部、褥瘡周辺の皮膚は脆弱で、外力が加わると皮膚剥離や出血などが容易に生じる
痛みを伴いやすい

不可逆的な阻血性障害がどの程度の深さに達しているかを判定することが難しい

治療
適度の湿潤環境を保持しながら褥瘡部を透明ドレッシング材で保護する

慢性期褥瘡
(発症1~3週間を過ぎ経過しているもの)
局所の病態変化が少なくなった状態
病変部の深さが正確に評価できる

治療
急性期と同様に局所治療を進める
褥瘡の発生原因を徹底して除去する

褥瘡の深度を判断する
浅い褥瘡
 深さが真皮までの褥瘡
深い褥瘡
 真皮を越えて深部組織まで及ぶ褥瘡

深い褥瘡の場合は壊死組織の除去をする

褥瘡の重症度を判断する
組織の損傷が皮膚・軟部組織のどのレベル及ぶかに比例する

重症になると浸出液が多くなり、細菌によって感染し、組織が壊死する

褥瘡の重症度分類
日本褥瘡学会で定めたDESIGN-R分類

慢性期褥瘡になると病変部の深さが正確に評価できるようになる

看護師ブログ:自宅療養は家族の協力が必要
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4.皮膚発赤の見分け方

皮膚発赤の見分け方
褥瘡か、反応性充血かを判断する必要

※反応性充血
真皮深層の微小血管拡張で一時的な発赤

指押し法
人差し指で赤くなっている部分を軽く3秒ほど圧迫する
皮膚が白っぽく変化するかどうかを確認

白くなる場合
可逆性のある皮膚の状態
反応性充血

白く消退しない場合
持続する発赤で褥瘡と判断

ガラス板圧診法
透明プラスチック板を発赤部に当てる

白く消退する場合
反応性充血

消退しない場合
褥瘡と判断

ガラス板圧診法が、力の加減がしやすい皮膚圧迫時の退色の観察もしやすい

もっと詳しく知りたい方には
「看護の現場ですぐに役立つスキンケアの基本」はこちら↓↓

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復職に向けて
知識の整理をしました

今回は
褥瘡発生要因
について
お伝えしました

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ごらんくださいね♡

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ねふなHappyワークライフ
バランスは現役看護師が

ネフローゼ症候群発症
職場復帰を目指して
奮闘する日々を綴っています

入院した経緯や療養生活で
感じた不安など実体験を

同じ症状の方や看護や
仕事に悩む方の参考に
なればと思っています

約10年間異業種で働いた後
看護師に復帰した経験もあります

看護師以外の方にも仕事や
日常生活をHappyにする
情報を提供できればと思っています

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