
こんにちは♡
看護師ねふなです
復職に向けて
知識整理をしました
今回は
膵臓のはたらきを
お伝えします
5つのポイントで知る膵臓のはたらき

ネフローゼ症候群の
療養生活や看護知識を
まとめています
糖尿病に関連の深い
臓器である膵臓
その働きや疾患に
ついて記載しています


1.膵臓
膵臓
胃の後ろ側にある
長さ20センチメートルほどの
左右に細長い臓器です
右側のふくらんだ部分を
頭部といい十二指腸に囲まれて
おり中央部を体部といいます
左側の幅が狭くなっている
部分は尾部といい
脾臓に接しています
膵臓の中は膵管という
細長い管が通り
網の目のように
膵臓内の細胞へと分かれます

機能
外分泌機能
食べ物の中のタンパク質を
溶かす消化液(膵液)を
作って膵管から十二指腸に分泌
内分泌機能
血糖や消化液の量を調節する
ホルモン・インスリン
グルカゴン・ガストリンなど
作って血液に分泌ます
膵臓は食べた食物を消化し
ホルモンによって糖を
エネルギーに変えるという
2つの働きを調節する役割をし
膵臓の機能がうまく働かないと
各細胞に栄養が供給されず
エネルギーが産生できなくなります。

2.膵臓の外分泌機能

膵液
膵管を通して十二指腸内へ
送られ栄養を分解する働きをし
糖質を分解するアミラーゼ
たんぱく質を分解する
トリプシン・脂肪を分解する
リパーゼなどの消化酵素
核酸の分解酵素を含みます
弱アルカリ性の透明な液体で
1日に約500〜800m
l分泌されるといわれています
機能
胃で消化された食べ物が
十二指腸に入ると
十二指腸からホルモンが
分泌され・その刺激で
膵液が膵臓から
送り出されます
膵液は十二指腸で
さまざまな栄養を分解し
胃液で酸性になった
食べ物を中和する働きをします


3.膵臓の内分泌機能

膵臓で作られるホルモン
ランゲルハンス島と呼ばれる
細胞の集まりが膵臓にあり
ランゲルハンス島の
アルファ細胞ではグルカゴンを
ベータ細胞ではインスリンと
いう血液中の糖分を調整する
ホルモンがそれぞれ作られています。
グルカゴンの働き
血液中の糖分を増やす
脂肪組織の脂肪を
ブドウ糖に作り変える
肝臓に貯えられた
グリコーゲンをブドウ糖にもどす
インスリンの働き
血液中の糖分を減らす
血液中のブドウ糖を
細胞に取り込ませる
余分なブドウ糖を
脂肪組織に貯えさせる
ブドウ糖をグリコーゲンという
物質に作り変えて
肝臓や筋肉に貯えさせる
グルカゴンとインスリンの
働きによって血液中の糖分の
バランスを保たれています

4.急性膵炎

急性膵炎
膵液にふくまれる消化酵素により
膵臓自体が消化されてしまう
症状
上腹部に激しい痛み
吐き気・発熱
原因
約40%が飲酒による
アルコールが原因と言われ
アルコール性膵炎の機序は
明確にはなっています
治療
入院にて安静と絶食・点滴
食べ物や飲み物をとると
膵液が分泌されて症状が
悪化するため絶食が基本です
膵液に含まれる酵素の
はたらきを抑えるため
タンパク分解酵素阻害薬を使います
胆石が原因の場合は
胆石を取り除く手術を行います
タンパク分解酵素阻害薬
注射薬:ガベキサートメシル酸
ナファモスタットメシル酸
ウリナスタチン
5.慢性膵炎

慢性膵炎
膵臓が何度も炎症を
繰り返すと膵臓が
硬くなり膵臓の
働きが失われます
症状
上腹部に持続する痛み
下痢・腸にガスが貯まる
膵臓に結石ができる
糖尿病を引き起こす
原因
約50%が飲酒による
アルコールが原因と言われています
胆石によるもの
治療
急激に強い症状があらわれた
場合には急性膵炎と
同じ治療を行います
禁酒・ストレスを避けるなど
生活習慣を改善することが
主な治療法となります
膵臓のはたらきが
低下している場合には
消化酵素薬やインスリン
注射などを使います
すい臓に結石ができている
場合には衝撃波で砕いたり
内視鏡で取り除いたりします

関連記事はこちら

「病気がみえる(vol.3) 糖尿病・代謝・内分泌」はこちら↓↓
前回記事はこちら

復職に向けて
知識整理中
今回は糖尿病にも
関りのある膵臓
前回の記事も
ごらんくださいね♡

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奮闘する日々を綴っています
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